「小学生の子供が便秘になってしまってかわいそう。なんとかしてあげたい。」
という悩みをお持ちの方はいませんか?
今は食事の欧米化が進むにつれて、小学生でも腸が乱れ便秘になるんです。
なんと小学生の6人に1人が便秘状態だということも明らかになっています。
便秘は大人だけでなく小学生まで苦しませるほど悪質な症状なんです。
そんな便秘で悩んでいる小学生には、乳酸菌サプリの摂取がおすすめです。
サプリって小学生には必要ないんじゃない?と思われる方も多いと思いますが、そんなことはありません。
サプリがどんな風に小学生を便秘から解放してくれるのか見ていきましょう。
目次
小学生が便秘になる原因って?
便秘は大人だけの悩みではありません。
ではなぜ小学生も便秘になるのか、原因を探っていきましょう。
水分と食物繊維が足りていない
年齢に関係なくまず理由として上がるのが、水分と食物繊維の不足です。
便は水分を含むことで腸内をスムーズに通りやすくなるので、欠かせないんです。
更に冷たい水は自律神経を刺激し、便意を促すこともできます。
また、小学生に不足しがちなのが食物繊維ですね。
小学生といえばまだ好き嫌いの多い年なので、栄養が偏りがちになってしまいます。
その栄養の中でも、食物繊維は便のカサを増したり、また下痢にならないよう水分を吸収したりして、ちょうどよく調節してくれるんです。
したがって、便秘がちの小学生は食物繊維が足りていないことが多いです。
おやつを不規則な時間に食べる
おやつを決まった時間ではなく、不規則な時間に食べるというのも便秘の原因でしょう。
便通をよくし、決まった時間に便を出すためには腸の動きにリズムをつけることが大事です。
朝昼晩のご飯は決まった時間に食べることが大事なのはそのためです。
食べ物を食べると腸は活発に動くので、決まった時間に食べることで腸の動きにリズムが形成され、決まった時間に便意を催すようになります。
なので、「おやつは3時」というように毎日時間を決めることが大事なんです。
便意を我慢している
小学生に多いのが便意の我慢だと思います。
便を出したくても授業中トイレに行くのを恥ずかしがる子供は多いです。
また学校で便を出すのがいやで、帰るまで我慢する子もいるかと思います。
しかし便を出したいときに出せないことが続くと、それがストレスとなり、腸内環境を悪化させて便秘となってしまうんです。
なかなか対処しにくい原因ですが、腸内環境はサプリを飲むことで元に戻ります。
小学生の便秘に効くサプリはこう選ぼう
前述した小学生の便秘の原因は、すべて腸内環境の悪化につながり更に便秘を加速させています。
その悪化した腸内環境を改善してくれるのが、乳酸菌を含んだサプリです。
では子供の便秘に効くサプリはどう選べばいいのか見てみましょう。
生きて腸に届く乳酸菌が効果的
乳酸菌は生きて腸に届くことで、腸内の善玉菌として働きます。
しかし乳酸菌には体内の熱や酸で分解されてしまうものが多く、ほとんどは腸へ届く前に死滅してしまうんです。
そういったことを防ぐために、メーカーは乳酸菌が生きたまま腸へ届くように、耐熱性カプセルに閉じこめるなどの工夫をしています。
耐熱性カプセルが熱や酸から乳酸菌を守ってくれるんです。
そのような工夫が施されたサプリを選ぶようにすれば、効率よく腸内環境を改善できるでしょう。
食物繊維とオリゴ糖が配合されているか
腸内の善玉菌は食物繊維やオリゴ糖を食べることで活性化し、増殖していきます。
したがって、これらの成分を乳酸菌と一緒に摂取することで、より腸内環境は整うんです。
しかしこれらの成分をバランスよく小学生に摂らせるのはなかなか難しいですよね。
好き嫌いの多い年なのでなおさらです。
そんな親御さんの悩みを解決するために、乳酸菌サプリの中にはオリゴ糖と食物繊維を配合しているものもあります。
そういったサプリを選ぶと、子供にストレスを与えずに栄養素を与えることができますね。
飲みやすい形状のものがよい
小学生が飲み続けるときに一番重要なのは「飲みやすさ」です。
大きいカプセルや錠剤だと子供も飲みにくく、嫌がってしまいます。
また飲みにくいものを無理やり飲ませると、またそれがストレスとなり便秘を悪化させるかもしれません。
そうならないように、子供のことを考えた形状のものを選ぶのが大事です。
小さいカプセルや錠剤、また噛んで美味しく食べられるものもあります。
ぜひ自分の子供と相談して、飲みやすい形状のものを選んであげてください。
小学生の便秘に効果的なサプリを紹介
では具体的にどんなサプリが小学生の便秘におすすめなのか紹介していきます。
ヘルスエイド・ビフィーナEX
最初にご紹介するのは森下仁丹から発売されているヘルスエイド・ビフィーナEXです。
森下仁丹は創業125年という長い歴史を持つメーカーで、ビフィーナEXは21年連続乳酸菌プリ売上No.1を記録するなどの実績もあります。
このビフィーナEXに含まれているのは、ビフィズス菌BB536という乳酸菌です。
ビフィズス菌BB536は乳酸菌の中でも特に高い生存力を持っているため、熱や酸で分解されずに腸内へと届きます。
また強い整腸作用も特徴で、腸内で排便作用に欠かせない乳酸や酢酸を生み出すんです。
それに加え、アシドフィルス菌、ガセリ菌という二つの乳酸菌もサポート役として含まれています。
これらの乳酸菌にはビフィズス菌BB536ほどの整腸作用はありませんが、免疫力アップやアレルギー症状の抑制といった効果もあるので、幅広い効果を期待できます。
またこの3種類の乳酸菌に加えオリゴ糖も配合されているので、より効率よく腸内環境を整え、便秘を解消できるんです。
顆粒状なので小学校低学年のお子さんには飲みにくいかもしれませんが、非常に高い整腸作用を持つサプリです。
乳酸菌革命
乳酸菌革命は健康いきいき倶楽部から発売されています。
なんと業界内でも最多である、16種類もの乳酸菌を含んだサプリです。
16種類の中にはビフィズス菌やガセリ菌、ラブレ菌といった主要の乳酸菌も含まれており、それらが多角的に働くことで、バランスよく腸内をケアしてくれるんです。
またこれらの乳酸菌は有胞子性乳酸菌として配合されています。
有胞子性乳酸菌とは胞子のようなカラに包まれた乳酸菌で、そのカラで身を守り生きたまま腸内へ届くんです。
更に慎重を期し耐熱性カプセルを使用していることで、確実に生きたまま乳酸菌を届けることができます。
また乳酸菌を含んだサプリの中では珍しく、添加物不使用という点も魅力的です。
添加物の中には腸にダメージを与えるものもあるので、そういう心配がいらずに小学生でも安心して飲めますね。
乳酸菌EC-12
次に紹介するのは久光製薬が開発した乳酸菌EC-12です。
久光製薬は医薬品や医療用雑貨を多く発売しているメーカーですが、サプリメントなどの健康食品も開発しているんです。
そんな久光製薬が開発した乳酸菌EC-12は、フェカリス菌EC-12という殺菌された菌、いわゆる死菌を使っています。
生きている乳酸菌は腸内で善玉菌として働きますが、死菌は腸内の善玉菌のエサとなることで増殖を促すんです。
また死んでいることで熱や酸による分解を恐れずに、腸内まで届くことができるという利点もあります。
生きている乳酸菌は急に腸が活発になるので腹痛などを起こすこともありますが、死菌は緩やかに作用するため腹痛などの心配がいらず、小学生におすすめです。
またチュアブルなので噛んで食べることができ、味もおいしいので、飽きずに続けることができるでしょう。
ビヒダスBB536
ビヒダスBB536は森永乳業から発売されているサプリです。
森永乳業は牛乳やヨーグルトなど乳製品でお馴染みのメーカーなので、乳酸菌商品には信頼がおけますね。
そんなビヒダスBB536に配合されているのはビフィズス菌BB536です。
ビフィーナEXにも配合されていたこのビフィズス菌BB536ですが、なんとビフィーナEXの1.5倍である150億個もの菌が含有されています。
ビフィズス菌BB536は強い整腸作用を持つ乳酸菌なので、大量に摂ることで確実に便秘を解消してくれるでしょう。
しかし残念なことに、食物繊維やオリゴ糖といった善玉菌のエサは配合されていません。
他の乳酸菌も配合されていないので、ビフィズス菌BB536に特化したサプリなんですね。
普段の食事から食物繊維などは摂取しなければなりませんが、便秘の解消には高い効果を発揮してくれるサプリメントです。
小学生にこそサプリをおすすめしたい理由とは
小学生の便秘はサプリで解消できますが、それ以外にも子供にこそサプリをおすすめしたい理由があります。
それは腸内環境を整えることで子供に嬉しい様々な効果が得られるからなんです。
乳酸菌が腸内環境を整える
乳酸菌は腸内に届くことで善玉菌として働く、というのはご存知かと思います。
では腸内には「善玉菌」の他に「悪玉菌」「日和見菌」という菌も住んでいるのはご存知ですか?
それぞれの働きについて見てみましょう。
- 善玉菌:排便作用を促したり、免疫力を上げたりする菌。
- 悪玉菌:善玉菌の働きを邪魔し、便秘を引き起こしたり、免疫力を低下させたりする悪い菌。
- 日和見菌:善玉菌と悪玉菌、それぞれ勢力が強い方に加担するどっちつかずの菌。
これら3つの細菌グループが私たちの腸内で常に勢力争いをしています。
見てみると善玉菌が増えると便秘は解消され、悪玉菌が増えると便秘になるようですね。
このように、腸内環境を整え便秘を解消するには、乳酸菌を摂取し善玉菌を増やすことが重要なんです。
善玉菌が免疫力を上げる
また善玉菌は免疫細胞を活性化させるという働きも担っています。
そもそも私たちの身体を病気から守ってくれている免疫細胞、その約7割は腸内に住んでいるんです。
したがって、免疫細胞は腸内環境の影響を一身に受けます。
風邪やインフルエンザにかかりやすいという人はもしかしたら腸内環境が乱れ、免疫力が低下しているかもしれません。
子供にいつまでも元気でいてもらうために、まずは乳酸菌を与え免疫細胞を元気づけてあげましょう。
子供に多いアトピーも緩和できる
アトピー性皮膚炎は子供におおい症状ですよね。
私も生まれつきアトピー性皮膚炎にかかっていて、いつも母親に病院へ連れて行ってもらっていました。
このアトピー性皮膚炎というのはアレルギー症状の一種なんですが、原因は免疫バランスの乱れによります。
腸内の免疫機能が乱れバランスが崩れることで、アレルギー症状として発症してしまっているんです。
しかし、乳酸菌は免疫バランスを整える効果もあります。
乳酸菌が免疫機能を正常に近づけることで、アトピー性皮膚炎の症状は緩和されるんです。
実際にアトピー性皮膚炎の小学生を対象に乳酸菌を継続して摂取してもらったところ、症状が緩和したというデータもあります。
完治とまではいかないかもしれませんが、ぜひ自分の子供がアトピーで苦しんでいるという方はサプリを飲ませてあげてください。
食生活に気を付ければ小学生の便秘は防げる!
サプリと合わせて食生活を改善することで、小学生の便秘は予防できます。
ではどんなものを食べればいいのでしょうか。
発酵食品から乳酸菌を摂取
発酵食品は乳酸菌を含んでいる食品です。
サプリから摂取できる乳酸菌は種類が偏ってしまうので、バランスよく腸内をケアするためにはいろいろな食品から乳酸菌を摂取しましょう。
こちらが乳酸菌を含んでいる食品です。
≪乳酸菌が摂れる食品≫
ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、味噌、醤油、キムチなど
これらの食品も食べさせてあげると、より善玉菌を増やすことができます。
食物繊維を摂取しスムーズな便通を
食物繊維は善玉菌のエサとなるほか、便の水分を調整し便通をスムーズにしてくれます。
排便には欠かせない成分なんです。
ではどんな食品から摂取できるのか見てみましょう。
≪食物繊維を摂取できる食品≫
こんにゃく、おから、しそ、ゆでいんげん豆、ゆで大豆、納豆、ごぼう、にんにくなど
これらの食品から食物繊維を摂取することを心がけると、便通がスムーズになり便秘の苦しみも和らぎますね。
オリゴ糖を摂取しよう
善玉菌のエサとなるのは、食物繊維だけでなくオリゴ糖もです。
またオリゴ糖はカロリーも低いので肥満防止にもなります。
どんな食品からオリゴ糖は摂取できるんでしょうか。
≪オリゴ糖を摂取できる食品≫
きな粉、ごぼう、たまねぎ、エシャロット、大豆、いんげん豆、あずき、にんにくなど
これらの食品が多くオリゴ糖を含んでいます。
ごぼう、にんにくはオリゴ糖と食物繊維の両方を含んだ優秀な食品なんですね。
しかし栄養の偏りには気をつけなければなりません。
これらを集中して摂るのではなく、様々な栄養をバランスよく摂るのが健康の秘訣になります。
まとめ
現代は大人だけでなく小学生までもが便秘で苦しむようになりました。
できれば自分の子供にはつらい思いをさせたくないですよね。
便秘が慢性化するまえに解決してあげなければなりません。
そのために、ぜひサプリで乳酸菌を摂るようにしてあげましょう。
乳酸菌は便秘の解消だけでなく、子供を病気から守り、健康な身体を作ってくれます。
子供たちの明るい未来のため、まずは腸内から生活を変えていきましょう!