『腸内環境を整えるために乳酸菌を!』
なんてキャッチフレーズを耳にすることが多くなりましたね。
世は腸活ブーム。
たくさんの乳酸菌配合の商品が販売されることが多くなり、乳酸菌や腸内環境に関する話題も多くなってきています。
そんな乳酸菌を摂取する方法として、一番有名なのは『ヨーグルトを摂ること』。その次に『サプリメントを摂ること』があげられますよね。
でも、この2つの方法の違いには、何があげられるのか、知らない方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、乳酸菌サプリメントの中でも高い人気を誇る『乳酸菌革命』と、テレビのCMで話題の『R-1乳酸菌配合のヨーグルト』を徹底比較!
どっちが効果的に乳酸菌を摂ることができるのかをテーマに、様々な角度から比較していきたいと思います。
目次
乳酸菌革命ってどんな特徴があるの?
早速比較に…と言いたいところですが、まずは乳酸菌革命の特徴を抑えておきましょう。
乳酸菌サプリは数多くの商品が存在し、それぞれが特徴を持って販売されています。そのため、特徴をある程度知っておかないと比較することが難しいんです。早速見ていきましょう。
16種類の乳酸菌が500億個も配合されている
乳酸菌革命の特徴は、なんといっても配合されている乳酸菌の『種類の数』と『量』が魅力的な乳酸菌サプリです。
ビフィズス菌やラブレ菌、ガセリ菌とはじめとした、計16種類の乳酸菌がなんと500億個も配合しています。
実はこれ、ほかの乳酸菌サプリを複数摂らなければいけないほどの種類数と数なんですよ。
生きたままの乳酸菌が届く工夫が!
また、乳酸菌革命は腸まで生きたまま乳酸菌がしっかりと届けられるように、有胞子乳酸菌や耐酸性に優れているカプセルを採用しています。
有胞子乳酸菌は硬い殻でおおわれた乳酸菌。
熱や酸に強い特徴を持っているので、胃酸や胆汁に負けることなく生きたまま腸へたどり着く乳酸菌です。
そんな有胞子乳酸菌と、酸に強いカプセルでほかの乳酸菌を包み込むことで、胃酸や胆汁に負けることなく腸へ到達し、善玉菌としてしっかり働いてくれます。
R-1ってこんな特徴がありました!
次に『強さを引き出す乳酸菌』なんてCMでおなじみのR-1の特徴に迫っていきましょう。
R-1は、明治乳業から販売されているヨーグルトです。大手メーカーから販売されているだけで、高い信頼と安全性がありますが、配合されている『R-1乳酸菌』はもんのすごい特徴があったんです!
R-1乳酸菌はすごい効果があった!
R-1乳酸菌の正式名称は『OLL1073R-1乳酸菌』と言い、ブルガリア菌に分類される乳酸菌です。
そんなR-1乳酸菌の特徴は、なんといっても『免疫力の向上』。
R-1乳酸菌は多糖体(EPS)を作り出してくれる乳酸菌としての一面を持ち、インフルエンザや癌細胞などのウィルスや細菌と戦う免疫細胞の一つ、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる力があります。
そのほかにも、
- 腸内環境の改善(整腸作用)
- リマウチ予防効果
- 肌トラブルの改善効果
などがあげられる、今注目の乳酸菌なんですよ。
R-1乳酸菌をヨーグルトで摂取するメリットとデメリット
そんな魅力が詰まったR-1乳酸菌を、ヨーグルトで気軽に補給できるのはかなりうれしいポイントになると思います。
しかし、同時にヨーグルトで補給するとなるとデメリットも存在するんですよね。簡単にまとめました。
メリット
最大のメリットは、おやつ感覚で摂ることができるというところ。毎日摂ることが重要な乳酸菌をおいしいヨーグルトで続けられるのは魅力的です。
また、ヨーグルトはアレンジ力が高い食品。
果物にかけて食べても乳酸菌と一緒に、食物繊維やオリゴ糖を摂ることができるのもうれしいポイントです。
デメリット
しかし、ヨーグルトはカロリーが高く、体型を気にしている方やダイエットをしている方にとっては手を出しにくい存在です。
さらにヨーグルトは乳製品なので、アレルギーを持っている方や、おなかを壊しやすい方にとってはヨーグルトで乳酸菌を摂れる方は限られてくる場合もあります。
ほかにも、冷蔵庫で保管しないといけなかったり、手軽に摂ることができなかったりと、メリットよりもデメリットの方が多くありそうです。
乳酸菌革命とラブレを徹底比較
乳酸菌革命とR-1ヨーグルト、それぞれの魅力やメリット・デメリットを抑えたところで、本題の比較に移っていきたいと思います。
様々な角度から徹底的に比較していくので、自分に合っているのはどちらなのか、見極めてくださいね。
菌の個数を比較してみよう
乳酸菌革命![]() |
R-1ヨーグルト![]() |
|
---|---|---|
摂取できる菌数 | 50億個 | 20億個 |
カロリー量 | 5.1kcal | 89kcal |
脂質の量 | 0.41g | 3.4g |
コスト | 約99.3円 | 約133円 |
※各項目はすべて1日あたりで計算しています
こうしてみると、カロリーや脂質にかなり大きな差があることが分かります。
仮に両者を1ヵ月続けてみることを考えてみて計算してみると、
- 乳酸菌革命…約6kcal
- R-1ヨーグルト…約2,670kcal
と、その差がなんと約33倍近くになってしまうんです。
そのため、ダイエット目的の方や体型を気にしている方にとっては、R-1ヨーグルトを継続することは難しい話。
私もとてもじゃないけどお勧めすることはできませんね…。
また、カロリーだけではなく、脂質の量も気になるところ。
こちらも同じく1ヵ月続けてみることを考えて計算してみると
- 乳酸菌革命…8g
- R-1ヨーグルト…102g
と約57倍の差があります。
つまりR-1ヨーグルトは整腸作用や免疫力アップを求めている方にしかオススメできそうにないんです。
ダイエット目的なら、乳酸菌革命のほうが圧倒的に有利になりますね。
菌種の豊富さを比較してみよう
乳酸菌革命![]() |
R-1ヨーグルト![]() |
---|---|
ビフィズス菌3種 | R-1乳酸菌
|
ラブレ菌 | |
ガセリ菌 | |
ほか11種類 |
次に菌種の豊富さを見てみましょう。
実際にR-1に含まれている乳酸菌は1種類に対し、乳酸菌革命には16種類の乳酸菌が配合されていることが分かりますね。
こうしてみると、R-1乳酸菌だけに絞っているR-1ヨーグルトの方に、分があるように見えますが、実はそうでもないんです。
実は乳酸菌は、お互いの菌同士が助け合って働きをサポートすることで、効果が高くなることがあります。
その点からみると、16種類の乳酸菌革命の方に軍配があがるんです。
菌の効能で比較してみよう
乳酸菌革命![]() |
R-1ヨーグルト![]() |
---|---|
整腸作用 | 整腸作用 |
免疫力の強化・調整 | NK細胞の活性化 |
内臓脂肪の低減 | インフルエンザ予防 |
コレステロール値の低下作用 | 風邪予防 |
口臭・体臭予防効果 | |
疲労・ストレスの低減 | |
抗ウィルス・抗ガン作用 | |
ピロリ菌の抑制 | |
カンジダ菌の抑制 | |
インフルエンザ感染予防 | |
抗変異原性効果 | |
虫歯菌・歯周病菌抑制効果 |
ただし、複数の菌を配合することで新たな問題も出てきます。
それが『菌が持つ効能』
上の表を見てもらうとわかりますが、16種類の乳酸菌が配合されている、乳酸菌革命に使われている菌に期待できる効能は、幅広く様々なバリエーションに富んでいることが分かります。
その点、1つの乳酸菌に絞ったR-1ヨーグルトは、乳酸菌革命と比べるとちょっと少なめ…。
ですが、複数の効果があるということは、それぞれの効果が薄くなるという欠点もあるんです。
簡単に言うと
- なんでもできるけど、中途半端で1番になれないオールラウンダータイプ
- 限られたことしかできないけど、強い効果を持つプロフェッショナルタイプ
の2種類に分けられることができるんです。
これに当てはめると、乳酸菌革命は前者、R-1ヨーグルトは後者に当てはまりますね。
ただし、乳酸菌の届き方を考慮したら変わる
ただし思い出してほしいのが、乳酸菌革命はサプリに属するもの、R-1はヨーグルトに属するものという点です。
実は乳酸菌って熱や酸にめっぽう弱いデリケートな存在で、普通に摂取しても胃酸や胆汁にやられてしまい、生きたまま腸へ届けられることができません。
つまり、R-1ヨーグルトを食べても、R-1乳酸菌が生きたまま腸へ届けられる可能性って薄いんです。
胃酸や胆汁によって死滅した菌を“死菌”と言いますが、これはこれで善玉菌の餌になる役割があるので、効果がないワケではありません。
でもやっぱり生きたまま腸まで届いた方が、効果は実感しやすいもの。
その点、乳酸菌革命は耐酸性のカプセルに包み込まれているので、乳酸菌が生きたまま腸へ到達しやすくなっているので、死菌になる心配もないんですよ。
【結論】乳酸菌革命とR-1、どっちがオススメ?
様々な点から比較してみましたが、R-1ヨーグルトよりも圧倒的に乳酸菌革命の方がオススメという結果になりました。
これには、ヨーグルトがあまり手軽ではないことや、カロリーや脂質が高いこともあげられるかもしれませんね…。
乳酸菌革命とR-1、どちらかに迷ったときは、乳酸菌革命を購入する方が満足いく結果につながることが多いと思いますよ。
是非試してみてくださいね。