「お腹が張っている気がする」
「下痢や便秘が続いている」
そんな症状の時に役立つのが、腸内環境を整える整腸剤です。
整腸剤はその名の通り、腸の働きを整える効果があり、お腹の張りや下痢・便秘の症状を良くしてくれます。
しかし、腸内環境を改善するのは何も整腸剤だけではありません。
乳酸菌がたくさん含まれた乳酸菌サプリでも、腸内環境の改善をすることが可能なんですよ。
そうなると気になるのが、「乳酸菌サプリと整腸剤、どっちがおすすめなのか」ということ。
果たして腸内環境の改善をしたい場合、乳酸菌サプリと整腸剤ならどちらが良いのかを白黒はっきりさせちゃいましょう。
目次
乳酸菌サプリと整腸剤の共通点や違い
乳酸菌サプリと整腸剤を比較してみると、2つには共通する点や違いがありました。
腸内環境を整えるという点ではどちらも同じ
乳酸菌サプリと整腸剤、使われている成分や原材料は違いますが、どちらも”腸内環境を整える効果がある”という点では同じです。
しかし乳酸菌サプリの場合は、乳酸菌を摂取して善玉菌を増やし、腸内環境を改善させるのですが、整腸剤はすでに腸内に生息している善玉菌を活性化させて、腸内環境を改善させます。
つまり、乳酸菌サプリと整腸剤では腸内環境を改善するという結果は同じでも、その過程が全然違うということなんです。
乳酸菌サプリは『食品』整腸剤は『薬』
乳酸菌サプリは「食品」なので、薬のように飲んだらすぐ効果が出るというものではありません。
そのため、お腹の調子が良くないからといって乳酸菌サプリを摂取しても、すぐにお腹の調子が良くなるわけではないんです。
整腸剤は乳酸菌サプリのように「食品」という扱いではなく、「薬」の扱いになりますので、飲み過ぎると副作用が起こる可能性があります。
また、乳酸菌サプリと同じように、整腸剤を飲んだからといってすぐに効果が出るわけじゃありませんが、乳酸菌サプリよりはお腹の不快感を無くす効果は高くなっていますよ。
乳酸菌サプリは『ネット通販』整腸剤は『ドラッグストア』
整腸剤は「ドラッグストア」に行けば、色んな種類の商品の中から好きな物を選ぶことができますが、乳酸菌サプリだとそうはいきません。
ドラッグストアは薬を販売しているお店なので、乳酸菌サプリのような「食品」はあまり置いていないんです。
そのため、乳酸菌サプリをドラッグストアで購入しようとした場合、少ない種類の中から選ばないといけないことに。
また、乳酸菌サプリの主な販売先は「ネット通販」となっているので、ネット通販なら豊富な種類の乳酸菌サプリから好きな物を選ぶことができますよ。
結局、乳酸菌サプリと整腸剤どちらを買えばいいの?
乳酸菌サプリと整腸剤の共通点や違いがわかったところで、結局のところ「どちらを購入すればいいの?」と悩んでしまった人も多いかと思います。
そこでここでは、乳酸菌サプリと整腸剤のメリット・デメリットをそれぞれ確認したのち、腸内環境を整えるなら、どちらの商品がいいのか答えをはっきりさせちゃいましょう。
乳酸菌サプリのメリット・デメリット
乳酸菌サプリのメリットは
- 色んな種類の商品が販売されている
- 副作用の心配がない
- 腸内環境の改善以外にも効果がある商品が多い
の3つです。
逆にデメリットとして、「ほとんどの商品が通販限定」ということがあげられます。
乳酸菌サプリは通販限定の商品が多いというデメリットがありますが、ネットで検索すれば整腸剤よりも色んな種類の乳酸菌サプリが販売されています。
また、腸内環境の改善以外にも、アレルギー症状の改善や肌荒れの解消などに効果がある商品もあり、どの乳酸菌サプリを使っても副作用の心配がありません。
整腸剤のメリット・デメリット
整腸剤のメリットは
- 国で安全性が認められている
- ドラッグストアやスーパーなど色んな場所で売っている
- お腹の不快感を解消する効果は乳酸菌サプリよりも高い
ということがあげられます。
逆にデメリットとしては、「副作用の可能性が0ではない」こと。
整腸剤は薬なので、国が定めた安全の基準に達していない商品はないので、摂取しても安心。
また整腸剤が欲しいと思った時には、近くのドラッグストアやスーパーに行けば、簡単に購入でき、乳酸菌サプリよりもお腹の不快感を解消する効果は高くなっています。
しかし整腸剤は『薬』なので、副作用が起こる可能性は低くなっていたとしても0%ではないという事に注意しましょう。
乳酸菌サプリと整腸剤なら『乳酸菌サプリ』がおすすめ
乳酸菌サプリと整腸剤のメリット・デメリットを踏まえた上で、腸内環境を改善するならどちらの商品がおすすめなのかというと、それは『乳酸菌サプリ』がおすすめとなっています。
乳酸菌サプリと整腸剤、どちらを使うにしてもすぐには腸内環境の改善に効果が出るわけではないので、飲み続けることが大切です。
しかし、乳酸菌サプリは『食品』なので摂取しても副作用の心配はありませんが、整腸剤は『薬』扱い。副作用が起こる可能性は0ではありません。
そのため、整腸剤を飲み続けるとなると体に異変が起こる可能性が無いとも言えないので、乳酸菌サプリと整腸剤なら乳酸菌サプリのほうがおすすめできます。
おすすめの乳酸菌サプリランキング
乳酸菌サプリといっても色んな商品が販売されているので、どれを購入したらいいのか迷ってしまう人もいるはず。
そこで、おすすめの乳酸菌サプリをランキング形式でご紹介していきますので、自分に合った乳酸菌サプリを探してみましょう。
第1位 ヘルスエイド・ビフィーナEX
ヘルスエイド・ビフィーナEXは、腸内環境の改善効果が高い”ビフィズス菌BB536”をはじめ、ガセリ菌・アシドファルス菌と3種類の菌を使用している乳酸菌サプリメント。
3種類の菌を使用することで、腸内環境を整えるのはもちろんのこと、アレルギー症状の改善や便秘の解消など色んな効果を得ることができます。
また、乳酸菌にはエサとなる成分が必要不可欠!
乳酸菌もお腹が減っていると人間と同じように力が出ず、腸内環境を改善する力が弱くなってしまいます。
しかしビフィーナEXには、乳酸菌のエサとなる“オリゴ糖”が含まれているので、馬車馬の如く働かせることが可能です。
乳酸菌サプリで20年以上売り上げ1位を達成しているヘルスエイド・ビフィーナEXは、どなたが飲んでもおすすめの乳酸菌サプリメントなので、どれにしようか迷ったならこの商品を買っておけば間違いありませんよ。
第2位 乳酸菌革命
乳酸菌革命は、カプセル1粒の中に”16種類500億個もの乳酸菌“を配合した乳酸菌サプリメントです。
実は乳酸菌って、人の体質によりますが効果がほとんどない種類が存在するので、自分に合わない乳酸菌を摂取していると、いつまで経っても効果は現れません。
しかし、16種類の乳酸菌も含んだ乳酸菌革命であれば、体質によって合わない乳酸菌が存在しても、全てが自分に合わないという可能性は限りなく0に近いです。
そのため、他の乳酸菌サプリを試したけど効果が無かったという人でも、乳酸菌革命なら効果を実感することができますよ。
第3位 久光製薬 EC-12
久光製薬から販売されている乳酸菌サプリEC-12は、1日の目安量である4粒を摂取するだけで1兆個ものフェカリス菌を体に摂り入れることができます。
フェカリス菌自体が元々人の体内に生息している菌ということもあり、どんな体質の人にでも合いやすいというのも特徴の1つですね。
また、乳酸菌のエサとなる「食物繊維・オリゴ糖」を配合しているので、EC-12のフェカリス菌と体内にいるフェカリス菌の両方をバリバリ働かせることができ、腸内環境の改善に効果を発揮します。
第4位 植物性乳酸菌ラブレ
植物性乳酸菌ラブレに使われているラブレ菌は、京都の漬物「すぐき」から発見された乳酸菌。
日本人の腸と相性が良いと言われており、どんな人が摂取しても効果が出やすいという特徴があります。
またラブレ菌は、胃酸や消化液に耐性を持っているので、腸まで死滅することなく生きた状態で届くことができるので、腸内環境を改善する効果は非常に高くなっています。
第5位 森永ビヒダスBB536
森永乳業が販売している森永ビヒダスBB536には、”ビフィズス菌BB536”という菌が使用されています。
ビフィズス菌BB536は、おすすめ乳酸菌サプリ第1位で紹介したヘルスエイド・ビフィーナにも使用されていますが、森永ビヒダスBB536はビフィーナEXのなんと1.5倍ものビフィズス菌BB536が含まれています。
そのため腸内環境を改善する効果は高く、お腹のトラブルでお困りのあなたにおすすめな乳酸菌サプリメントです。
腸内環境を整えると得られる嬉しい効果
腸内環境が整うとこで得られる効果は、便秘や下痢の症状が改善されるだけではないんです。
では、どんな効果があるのか見てみましょう。
便秘・下痢の改善
便秘や下痢になってしまうのは、腸内環境が悪化して悪玉菌が増殖しているのが原因です。
乳酸菌には腸内の善玉菌を増やす作用と、腸内の悪玉菌の数を減らす作用があるので、腸内環境を改善し、便秘や下痢の悩みから解放されます。
しかし、腸内環境は人によって違うので、乳酸菌を摂取すればすぐに効果が現れる人もいれば、効果が出るまで時間がかかる人も。
そのため、腸内環境を整える時間は人によって違いますので、乳酸菌サプリを摂取しても効果が出ないからと、飲むのを辞めてしまうと今までの努力が水の泡になるので気をつけてくださいね。
免疫力の改善
免疫細胞の7割近くは腸に生息しています。
そのため腸内環境が悪くなると、7割近く生息している免疫細胞の働きが悪くなり、免疫力が低下する原因に。
つまり、免疫力を上げたいのであれば、腸内環境を改善することは必須なんですよ。
乳酸菌サプリを摂取すれば腸内環境を整うので、そのぶんだけ免疫細胞は活躍しやすくなり、免疫力を高めることができます。
おならの臭いを軽減
健康な人のおならならほとんど臭いはしませんが、お腹の調子が悪い時のおならって、異常に臭いますよね。
そんなおならが臭い原因も、腸内環境にいる悪玉菌が関係しています。
悪玉菌はたんぱく質を分解する時にガスを発生させるのですが、そのガスがおならを臭くしている原因なんです。
つまり悪玉菌の数を減らせば、ガスの発生を少なくして臭いの元を断ち切れるというわけ。
乳酸菌サプリで腸内環境を整えることで、悪玉菌の数を減らすことができるので、おならの臭いに悩んでいるという人にも乳酸菌はおすすめとなっていますよ。
乳酸菌サプリの飲み方のコツ
乳酸菌サプリは『食品』なので、薬のように飲む時間やタイミングは特に決まっていません。
しかし、乳酸菌サプリを摂取するなら飲むタイミングには気をつけた方が、乳酸菌の働きを邪魔することなく、腸内で活躍してくれますよ。
食後に乳酸菌サプリを飲むのがおすすめ
乳酸菌の弱点は胃液や消化液などに弱いというもの。
乳酸菌の中には、胃液や消化液に耐性を持っている種類もありますが、必ずしも胃液の影響を受けないというわけではありません。
そのため、乳酸菌を死滅させることなく生きたまま腸まで送るには、”食後”に乳酸菌サプリを摂取すると良いでしょう。
食後は食べ物を消化しているから胃酸が強いかと思われがちですが、実はその逆で、胃酸は弱まっているんです。
そのため食後に乳酸菌サプリを飲めば、乳酸菌を胃液で死滅させる可能性を低くして、腸まで生きて届く確率を上げることができます。
乳酸菌は過剰摂取しても効果は増えません
乳酸菌は体に必要以上の量を摂取しても体の外へと排出されてしまい、意味がありません。
いくら乳酸菌が腸内環境の改善に効果的だからと、たくさんの乳酸菌を摂取しても効果は増えないという事に注意してください。
しかし、人によって必要な乳酸菌の量は違いますので、乳酸菌を摂取しているのに全然効果を実感できないという人は乳酸菌の量が足りていないことも。
その時は、乳酸菌の摂取量を増やしてみると良いでしょう。
腸内環境を整えるには生活習慣を見直そう
乳酸菌を摂取して腸内環境を整えることはできますが、腸内環境を悪くする生活習慣をしていると、いつまで経っても腸内環境が改善されないということも。
ここでは、腸内環境を悪くする原因をご紹介するので、1日でも早く腸内環境を改善したいのであれば、生活習慣を見直してみましょう。
食生活で腸内環境は大きく変わる
野菜が無く肉や揚げ物が中心の食生活は、腸内環境を悪くしてしまう1番の原因です。
肉や揚げ物は腸内の悪玉菌の大好物なので、それらを食べてばかりいると悪玉菌は活発に行動するようになり、腸内環境を一気に悪化させてしまいます。
また乳酸菌サプリを摂取しても、悪玉菌の大好物ばかり食べていると悪玉菌の数はなかなか減らすことができず、腸内環境も良くなりません。
食生活に自信が無いとい人は、腸内環境を改善するためにも野菜中心のヘルシーな食生活に変更するようにしてくださいね。
ストレスは腸の働きを悪くする
腸はストレスを感じやすい器官です。
過度なストレスは腸の働きを悪くし悪玉菌を増やしてしまう原因となるので、ストレスを溜めないようにするのは、自分にとっても腸にとっても大切なこととなっています。
そんなストレス発散方法ですが、
- カラオケで大声を出す
- 欲しかったものを思い切って購入する
- 趣味に没頭する
などいろいろありますので、自分がしてみたい事や好きな事を思いっきりやるのが、ストレス発散に効果的ですよ。
血行が悪くなると腸の動きも悪くなる
寒いとお腹の調子が良くない、という人は多いのではないでしょうか?
寒いと体の血行が悪くなる影響で腸の働きも悪くなり、お腹のトラブルが起きやすくなっているんですよ。
そのため、冬の季節や夏の冷房がガンガンに効いた部屋に居ると、血行が悪くなってお腹の調子も悪くなりやすいので、体を冷やさないように気をつけましょう。
まとめ
乳酸菌サプリも整腸剤も、腸内環境を整えるという点では同じです。
しかし、乳酸菌サプリは『食品』で整腸剤は『薬』に分類されるので、整腸剤を使うと副作用が起こる可能性があります。
腸内環境は1日や2日で改善することはできません。そのため乳酸菌サプリか整腸剤を飲み続ける必要がありますが、副作用が起こる可能性がある整腸剤より乳酸菌サプリのほうが安心して摂取できるので、おすすめとなっていますよ。