「プロテインを飲み始めてからお腹の調子が悪くなった・・・」
という方はいませんか?
筋トレやダイエットに用いられるプロテインですが、実は腸内環境を悪化させているかもしれません。
だからといってプロテインはやめたくないですよね。
実はボディビルダーなどはプロテインと一緒に乳酸菌も摂るようにしているんです。
この記事ではプロテインでお腹の調子が悪くなったという人のために、腸内環境を改善する乳酸菌サプリを紹介します。
目次
プロテインを飲むとどうなるの?
あなたが飲んでいるプロテイン。
どんな作用があるのか知っていますか?
まずはプロテインの持つ効果について知っておかなければなりません。
人間の身体を作るタンパク質を摂取できる
プロテインとは日本語でタンパク質。
つまりプロテインはタンパク質を摂取するためのものです。
このタンパク質は筋肉だけでなく、皮膚や臓器、血管など様々なところで活躍する人間には必要不可欠な栄養素なんです。
筋トレにおいていえば、タンパク質は傷ついた筋肉を修復し、更に強い筋肉へと成長させるためにプロテインが用いられます。
しかしこのタンパク質は、人間の身体にとっていいことばかりではないんです。
タンパク質は悪玉菌のエサにもなる
私たちの腸には悪玉菌という、便秘や下痢を引き起こす悪い菌が住んでいるのをご存知でしょうか。
この悪玉菌はなんと、タンパク質をエサにすることで増加していくのです。
悪玉菌が増加することで腸内環境は悪化していき、私たちの身体によくない影響を及ぼします。
悪玉菌の増加が引き起こす症状
悪玉菌の増加により腸内環境が悪化することで、どのような症状が起きるのかご覧ください。
- 便秘や下痢・ガス溜まり
- 免疫力の低下
- 肌荒れ
- 口臭・体臭・おならの悪化
こういった症状があらわれてしまうのです。
プロテインを飲み始めてからこういった症状が出始めたという方もいるのではないでしょうか。
また、腸内環境の悪化は心疾患やガンなどを引き起こす原因にもなりかねません。
そうならないためにも、腸内環境の改善が必要不可欠なんです。
プロテインと一緒に乳酸菌サプリを摂れば腸内環境は改善される!
プロテインで荒れてしまった腸内環境を改善するには、乳酸菌サプリを摂るのが一番効果的です。
まずは良好な腸内環境とはどういうものなのか、ということから順を追って説明します。
良好な腸内環境とは
私たちの腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3つの細菌グループが住んでいます。
それぞれどのような役割を持つのか見てみましょう。
善玉菌:排便作用を促したり、免疫細胞を活性化させたりする菌
悪玉菌:便秘や下痢を引き起こすなど、善玉菌の邪魔をする悪い菌。
日和見菌:善玉菌が増えると善玉菌に加担し、逆に悪玉菌が増えると悪玉菌に加担する菌。
私たちの腸にはこれら3種類の細菌が住んでいるんです。
この「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」は通常2:1:7の割合で存在しているのですが、これを3:1:6にすることができれば良好な腸内環境といえるでしょう。
善玉菌を増やすことで症状が緩和される
良好な腸内環境を作り上げるには、善玉菌を増やすことが大事だとわかりましたね。
そしてこの整腸作用に欠かせない善玉菌が、プロテインで生じた症状を緩和してくれるんです。
では善玉菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか。
実は私たちが普段何気なく摂っている乳酸菌が腸内へと届くことで、善玉菌として働いているんです。
乳酸菌は発酵食品や乳製品から摂取できますが、それでは一日に必要な量には足りないといわれています。
しかし、乳酸菌サプリなら一日に必要な乳酸菌を効率よく摂取できるので、プロテインと同時に乳酸菌サプリを摂ることがおすすめなんです。
プロテインと一緒に飲みたい乳酸菌サプリランキング
それでは具体的にどの乳酸菌サプリがおすすめなのか紹介していきます。
- 強い整腸作用がある
- 生きて腸に届く乳酸菌
- 毎日続けやすい価格と形状か
という点に着目して、ランキング化しましたのでご覧ください。
第1位 ヘルスエイド・ビフィーナEX
最初にご紹介するのは森下仁丹から発売されているヘルスエイド・ビフィーナEXです。
みなさんは仁丹という薬をご存知ですか?
昔はどこの家にも置いてあった薬で、その仁丹を開発・販売していたのが森下仁丹です。
それほどメジャーな薬を出していた森下仁丹ですが、このビフィーナEXも乳酸菌サプリ21年連続売り上げNo.1を記録するなど、仁丹の後を継いでメジャーな商品になっています。
それではそのビフィーナEX、なぜそれほどの人気を誇っているのでしょうか。
それはビフィーナEXに含まれている3つの乳酸菌によります。
ビフィーナEXにはビフィズス菌BB536、ガセリ菌、アシドフィルス菌という3つの乳酸菌が配合されており、それぞれが強い整腸作用をもっているんです。
特にビフィズス菌BB536は腸内フローラを良好にし、便通を改善させることが認められている機能性表示食品なので、安心感がおけますね。
また、善玉菌を活性化させるオリゴ糖も含まれているので、効率よく腸内バランスを整えられます。
乳成分や大豆アレルギーの人は摂取できませんが、幅広い方におすすめできる乳酸菌サプリです。
第2位 乳酸菌革命
乳酸菌革命は、乳酸菌サプリの中では最多の16種類も乳酸菌が配合された商品です。
ビフィズス菌やラブレ菌、ガセリ菌といった主要の乳酸菌が複数配合されているので、様々な角度から腸内をケアしてくれます。
また、これらの乳酸菌は有胞子性乳酸菌として培養されているためカラに包まれており、酸や熱で分解されにくくなっています。
更に慎重を期して耐熱性カプセルに閉じこめているため、乳酸菌の生存力が高く、確実に腸まで届けることができる乳酸菌サプリです。
そのほか食物繊維やオリゴ糖を配合するなど、最大限乳酸菌を働かせる工夫もされています。
食品添加物である人工香料や人工甘味料を使っていないため、妊婦さんなどにもおすすめできる優しい乳酸菌サプリですね。
第3位 乳酸菌EC-12
次は、久光製薬から発売されている乳酸菌EC-12の紹介です。
久光製薬は医薬品や医療用雑貨を数多く販売しているメーカーですが、サプリメントなどの健康食品も開発しているんです。
では医療品メーカーが開発した乳酸菌サプリとはどのようなものなんでしょう。
この乳酸菌EC-12に含まれているのはフェカリス菌EC-12という殺菌された菌、いわゆる死菌です。
乳酸菌って生きてないとだめなんじゃないの?と思った方もいるかと思いますが、実は死菌は腸内の善玉菌のエサになるため、意味はあるんです。
生きた乳酸菌を摂取した場合は、急に腸が活性化することで腹痛などを起こす場合もありますが、死菌は緩やかに作用するのでお腹に優しい乳酸菌サプリとなっています。
またフェカリス菌EC-12は他の乳酸菌と比べ小さいため、一度に摂取できる量が多く、腸内の隅々まで行きわたるというのも特徴です。
腸内に行きわたることでバランスよく作用し整腸する、安定した乳酸菌サプリといえるでしょう。
第4位 善玉菌のチカラ
最後にご紹介するのはフジッコから発売されている善玉菌のチカラです。
フジッコは健康・栄養面に気を遣った食品を多く発売しており、1980年代始めには食品添加物の全廃をしています。
善玉菌のチカラに配合されているのはクレモリス菌FC株という、カスピ海ヨーグルトからとれた乳酸菌です。
このクレモリス菌FC株は整腸作用を持つ他、中性脂肪を減らす、血糖値の上昇を緩やかにするなどダイエットにも効果的な乳酸菌となっています。
特に肥満の方はコレステロール値が高く動脈硬化症を起こす可能性があるので、それらを防止するのに役立ちますね。
また、日本人に不足しやすい栄養素であるカルシウムも配合されています。
カルシウムは丈夫な身体を作るのに欠かせない栄養素なので、善玉菌のチカラで乳酸菌と一緒に摂取し、健康な身体を作り上げましょう。
第4位 ビヒダスBB536
ビヒダスBB536は森永乳業が開発した乳酸菌サプリです。
森永乳業は牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く販売している、乳酸菌のスペシャリストといえるメーカーなので信頼がおけますね。
ビヒダスBB536に配合されているのは強い整腸作用をもつビフィズス菌BB536です。
ビフィーナEXにも配合されていましたが、ビフィーナEXの1.5倍である150億個も含有されています。
更にビフィズス菌BB536は強い整腸作用だけでなく、アレルギー症状の抑制や免疫力アップといった効果も期待できるので、大変優秀な乳酸菌なんです。
しかし他の乳酸菌やオリゴ糖などは摂取できないので、完全にビフィズス菌BB536に特化した商品となっているんですね。
乳酸菌サプリは併用もできるため、ビヒダスBB536は他の乳酸菌と一緒に摂取するといいかもしれません。
乳酸菌サプリの適切な飲み方
乳酸菌サプリには適切なタイミングや飲み方があります。
効果を最大限に発揮するためにどのように飲めばいいのか見ていきましょう。
食後に飲む
乳酸菌はとても繊細で、胃酸や胆汁といった消化液に分解されやすくなっています。
そのため、乳酸菌サプリは消化液が発生しにくい食後に飲むと、生きたまま腸へ届けやすいのです。
生きたまま腸へ届かなければ善玉菌を増やすのは難しいので、なるべく気をつけましょう。
ぬるま湯で飲む
乳酸菌が一番活発に働くのは、人間の体温くらいの温度だといわれています。
したがって、30~40度くらいのぬるま湯で飲むのが理想です。
それ以上熱くすると乳酸菌は死んでしまうため注意が必要です。
継続することが大事
乳酸菌サプリはすぐに効果が発現するものではありません。
腸内環境が入れ替わるには2週間~1ヶ月といわれているため、すぐに効果が出なくても飲み続けなければ意味がないんです。
効果がでないからといって飲むのをやめてしまわずに、1ヶ月は続けてみるようにしましょう。
乳酸菌サプリと一緒に試そう!腸内環境を改善する食事
乳酸菌サプリによる腸内環境の改善は、食生活を見直すことによってより効率的に行われます。
それではどのような食事を摂ればいいのか見てみましょう。
乳酸菌を摂取できる食事
乳酸菌は乳酸菌サプリから効率よく摂取できますが、食品からも摂取できます。
どんな食品に含まれているのか見てみましょう。
ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、味噌、醤油、キムチなど
乳酸菌サプリからは特定の乳酸菌しか摂取できませんが、これらの食品から多様な乳酸菌を摂取することで、バランスのいい腸内環境を作り上げることができます。
乳酸菌は各々持つ作用が違うので、様々な種類を摂ることも大事なんです。
水溶性食物繊維の摂取
腸内の善玉菌は水溶性食物繊維をエサにすることで活性化します。
また食物繊維には血糖値を緩やかにする作用もあるため、ぜひ乳酸菌と一緒に摂ってほしい栄養素です。
それでは水溶性食物繊維が含まれている食品をご覧ください。
にんにく、ごぼう、さつまいも、ニンジン、キャベツ、トマト、りんご、みかんなど
これらの野菜や果物に水溶性食物繊維は多く含まれています。
また食物繊維には不溶性もありますが、偏らないようバランスよく摂ることが大事です。
オリゴ糖の摂取
また善玉菌はオリゴ糖も同じようにエサとすることで活性化します。
それではオリゴ糖が含まれている食品をご覧ください。
きな粉、ごぼう、玉ねぎ、エシャロット、納豆、ハチミツ、ニンニク、バナナなど
これらの食品にオリゴ糖は多く含まれています。
どの食品もスーパーなどで売っているので手に入れやすいのはうれしいですね。
オリゴ糖や食物繊維は乳酸菌サプリに含まれているものもありますが、それでは十分な量を摂取できないので、なるべくこういった食品からも摂取するようにしましょう。
まとめ
プロテインは筋トレやダイエットに欠かせない栄養素ですが、同時に腸内環境も悪化させてしまいます。
せっかく屈強な肉体を手に入れても、腸内環境が乱れると他の病気につながってしまうんです。
しかし乳酸菌サプリは乱れた腸内環境を整え、他の病気の発症リスクを抑えてくれます。
プロテインと一緒に乳酸菌サプリを摂取し、ぜひ屈強な肉体と健康な身体を作り上げましょう。