私たちの胃を好んで生息し、あらゆる健康被害をもたらすピロリ菌をご存知ですか?
かくいう私も、ピロリ菌を抱え除菌に一度失敗している経験を持っています。
多くの人はピロリ菌を抱えて生活し、症状が現れない人も確かです。
しかし、私のピロリ菌の量は基準値の10倍以上もあり、若くして慢性胃炎となってしまいました。
ピロリ菌を除菌した人なら分かると思いますが、あれって2次除菌までしかできなく、失敗すると手の施しようがないと言われますよね。
結局私は2次除菌で成功したのですが、1次除菌では見事に失敗。きちんと支持されたように薬を飲み、飲酒もしなかった上での失敗です。
そして「2次除菌も失敗したらどうしよう…」と思って、初めて見たのが今回紹介する【乳酸菌革命】になります。
果たして乳酸菌革命は本当にピロリ菌対策に効果的であるのか、私の実体験を交えながら紹介していきたいと思います。
目次
乳酸菌革命って何?
そもそも乳酸菌革命がどのようなサプリであるのか知っていますか?
乳酸菌革命がピロリ菌に効果的なのかをお話しする前に、乳酸菌革命について見ていきましょう!
16種類の代表的な乳酸菌を配合
乳酸菌革命にはなんと16種類もの乳酸菌が配合されていて、乳酸菌サプリでは配合量がトップレベルの乳酸菌サプリとなっています。
もちろん配合している乳酸菌には、ビフィズス菌やガセリ菌、そしてラブレ菌など日ごろからCMや健康番組で注目を浴びている細菌です。
そのため、「乳酸菌革命で体の症状が改善した!」と効果を実感している人が非常に多い乳酸菌サプリとなっています。
善玉菌を育てるガラクオリゴ糖を配合
乳酸菌革命には乳酸菌のほかにガラクオリゴ糖と呼ばれる成分が含まれています。
このガラクオリゴ糖は消化の過程で吸収されにくいという性質を持つ成分で、善玉菌が好む餌となります。しっかりと腸内まで届けることが出来るので、善玉菌の最高の餌だと言えるでしょう。
また善玉菌はオリゴ糖などの餌を食べた後に増加することが出来るので、腸内に潜む善玉菌を増殖させる手助けをしてくれます。
無添加処方で安心して長く続けられる
サプリメントを合成する上で欠かせないのが添加物ですが、乳酸菌革命にはカプセル以外で添加物を一切使用しません!できるだけ多くの年齢層、そして妊婦さんなどにも試してもらえるように作られているんです。
また、カプセルに使用している添加物はHPMCと呼ばれる植物性のものを使用しており、高い安全性で飲み続けられることが出来る乳酸菌サプリとなっています。
ピロリ菌についておさらい!
続いてピロリ菌というものについて、簡単におさらいしていきましょう。
ピロリ菌とは
ピロリ菌とは、ヘリコバクター・ピロリと呼ばれる細菌のことで、主に胃の粘膜を好み生息しています。
本来であれば、非常に強力な酸である胃酸を生成する場所に細菌が住み着くなんて考えられません。
しかし、ピロリ菌に酵素を出して胃酸を中和させる性質があるため、細菌が住みにくい胃の中でも生息することが出来ています。
非常に断ちの悪い細菌だと言えるでしょう。
感染源:不衛生な水など
たしかな感染源は不明ですが、免疫抵抗の弱い幼少期に井戸水を飲んだ人などが感染するケースがあります。
私も感染源をよくよく考えてみたのですが、祖母の実家にある井戸水を飲んだ経験があり、それが原因だったのではないかと思います。
またピロリ菌に感染するのは主に幼少期で、大人になると免疫抵抗が強いため感染することは非常に稀です。
症状:胃炎や胃がん、その他の病にも発展することが…
ただピロリ菌に感染しているだけでは症状が現れません。
しかし、ピロリ菌が住み着いている人には胃炎の患者が多く、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを患う人が多い傾向にあります。
また最近では、あらゆる医療データから、癌などの病気にも関わってきているのではないかと医学界で話されているようです。
そのため、様々な病院や健康機関からは、感染疑いのある人に対して積極的に除菌するように呼びかけられています。
私の場合は、逆流性食道炎を患い内視鏡をしたことがきっかけでピロリ菌を除菌することになりました。逆流性食道炎もまたピロリ菌が関係しているのかは定かではありませんが、あらゆる身体の異常に関わっていることは間違いないでしょう。
検査:内視鏡・採血・呼気検査が主流
ピロリ菌の検査は主に内視鏡で行いますが、他にも採決による抗体反応を調べる検査や、尿素呼気検査などをする場合があります。
しかし、ピロリ菌に感染しているかの感染診断と除菌治療の対象となるのかを判断するのは、『内視鏡で胃炎が確認された場合』とされています。
そのため、基本的に内視鏡検査をすると思っても良いでしょう。
治療:除菌薬による除菌
ピロリ菌の除菌には一次除菌と二次除菌があり、一次で除菌がなされなかった場合は二次除菌となり、二次除菌が失敗した後は病院によって治療が異なります。
ちなみに、一次除菌の治療に用いる薬は以下の3種類です。
- プロトポンプ阻害薬
- 抗生物質
- クラリスロマイシン
基本的に朝と夜、七日間除菌薬を続けることになり、飲み忘れは厳禁です。
また、この除菌中の七日間は飲酒もしないようにと言われます。
乳酸菌革命はピロリ菌対策に効果的なの?
それでは、乳酸菌革命が本当にピロリ菌対策に効果的であるのかについて、詳しく見ていきましょう。
ピロリ菌に有効的なビフィダム菌の配合あり
この乳酸菌革命には、ビフィドバクテリウム属ビフィダム種と呼ばれるビフィズス菌が含まれています。
このビフィダム種の乳酸菌にはピロリ菌に効果的だと言われているBF-1株と呼ばれる乳酸菌が含んでいるため、乳酸菌革命によるピロリ菌対策が期待されているんです。
このBF-1株と呼ばれる細菌は、主に胃の粘膜を増やして胃を守るという働きがあり、胃がん予防が期待されている乳酸菌でもあります。
実際にピロリ菌によって生成される胃を炎症させる物質を抑制する働きがあるとも言われて、ピロリ菌の悪事対策に非常に効果的だと言えるでしょう。(※除菌までの報告はなされていません。)
除菌薬にも使用されるラクトバチルス属を配合
乳酸菌革命には、ピロリ菌の除菌薬にも用いられるラクトバチルス属の乳酸菌を配合しています。
ただ種類が一緒と言っても、種類の中にも株があって、それぞれ異なる働きをするため、まったく一緒の株が入っているのかは定かではありません。
しかし、同じ種類である以上ピロリ菌に対して何らかの働きが出来ることが予測できます。
またラクトバチルス属アシドフィルス種という、ピロリ菌を抑制すると知られている乳酸菌も配合されているので、乳酸菌革命はピロリ菌対策に期待できると言えるでしょう。
乳酸菌革命はあくまでも予防のため
覚えて欲しいのは、乳酸菌革命だけでピロリ菌を除菌できるわけでは決してありません!あくまでも予防のためです。
既に感染していて検査で判明している人はきちんと除菌薬による治療を優先させてください。
また、癌などの他の病気の疑いがある人は、きちんと病院で検査することが非常に大切です。
まとめ
乳酸菌革命は「ピロリ菌を予防したい」・「症状ないしピロリ菌の疑いの心配はないけど対策したい」・「増殖しないようにしたい」といった方におすすめしたいと思います。
私の場合は一次除菌に失敗し、二次除菌を失敗させたくないという思いで試した次第です。
もちろん医者から推奨された訳ではありません。
しかし日ごろからピロリ菌の対策をしたいという方は、乳酸菌革命という選択肢も視野に入れながら考えてみてくださいね。