「添加物って身体に悪い気がしてあまり好きじゃない。無添加の乳酸菌サプリってないの?」
と思っている方は意外と多いのでは?
実はあるんです、無添加の乳酸菌サプリ。
しかし調べてみると、無添加の乳酸菌サプリは驚くほど少ないことに気付きます。
今回は無添加のメリットや選び方、乳酸菌サプリの紹介もしていきますので、一緒に見ていきましょう。
目次
無添加の乳酸菌サプリを選ぶメリット
無添加と聞くと健康的なイメージがありますが、実際どんなメリットがあるんでしょうか。
調べてみましたのでご紹介します。
腸にダメージを与えない
添加物には悪玉菌のエサとなり、腸内環境を悪化させるものがあります。
しかし無添加の乳酸菌サプリを選べば腸内環境の悪化は確実に防げるのです。
腸内環境を改善したいのに逆に悪化してしまっては元も子もありませんから、無添加のものをおすすめします。
妊婦も安心して飲める
妊娠中に摂取した添加物は、お腹の中の赤ちゃんにも影響するといわれています。
染色体異常を引き起こす可能性があると指摘されているのです。
それにより、流産の可能性が出てきたり、子供がアレルギー体質になったりといったことが起こりえます。
添加物は普通に生活していれば避けられるものではありませんが、やはり健康で元気に生まれてきてもらうためには、できるだけ避けたほうがいいです。
したがって、妊娠中に乳酸菌サプリを飲む場合は無添加のものを飲むと安心できますね。
ダイエットに向いている
食品添加物の甘味料や香料は、余計な糖質、脂質を摂取する元になります。
現在ダイエットしていてカロリーを気にしている方は、これらはなるべく避けたいですよね。
しかし乳酸菌サプリ自体は内臓脂肪の低減や血糖値の上昇を抑えるものもあるので、ダイエット中にはぜひ飲んでいただきたいサプリメントです。
そんなときは無添加の乳酸菌サプリで効率よくダイエットをしましょう。
無添加の乳酸菌サプリはこう選ぼう
無添加の乳酸菌サプリといっても、保存料、カプセルの構成成分はどうしても含まれてしまいます。
そのうえでどのように乳酸菌サプリを選べばいいのか説明します。
人工香料、人工着色料が入っていないもの
人工香料、人工着色料は避けることができます。
これらは人工と天然のものがあるので、天然のものを選べばいいのです。
しかし天然だからといって、元になった野菜や果物が必ず安全だとは限りません。
生産地が不明のものや農薬がたっぷり使われているものから天然香料、着色料を抽出しているものだってあります。
気にしすぎたらキリがありませんが、人工の香料、着色料を避けて選べば大丈夫です。
オリゴ糖が入っているもの
人工香料を避けると、味気なくなってしまいます。
しかしオリゴ糖が配合されていれば甘みが出て、美味しく食べやすいのです。
オリゴ糖は天然のものなので健康に害はありません。
またオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなるので、乳酸菌と一緒に摂ると効率よく腸内環境を改善できます。
このようにオリゴ糖は乳酸菌サプリととても相性のよい成分なのです。
食物繊維が入っているもの
食物繊維は腸内で添加物とくっつき、排泄する作用を持つのです。
無添加の乳酸菌サプリを飲んでいたとしても、必ず他の食品から私たちは添加物を摂っています。
そういった添加物を食物繊維は私たちの身体から追い出してくれるのです。
また食物繊維もオリゴ糖と同様に善玉菌のエサとなります。
したがって食物繊維が入った乳酸菌サプリもまた、私たちの身体にいい影響を与えてくれる成分だといえるでしょう。
無添加の乳酸菌サプリランキング
それでは、実際にどんな乳酸菌サプリがおすすめなのか。
人工香料、人工着色料の入っていない乳酸菌サプリにしぼり、紹介していきます。
乳酸菌革命
乳酸菌革命は16種類の乳酸菌を配合している乳酸菌サプリです。
「ビフィズス菌」「ラブレ菌」「ガセリ菌」など主要の乳酸菌を16種類も配合しているので、様々な角度から腸内環境をケアします。
また、有胞子性乳酸菌として乳酸菌がカラをかぶっているので、熱や酸に強く、分解されずに腸内へ届くようにできています。
人工香料や人工甘味料は使っていないようですが、他の成分はどうなのでしょうか。
- コーンスターチ:とうもろこしを原料とするでんぷん
- グルタチオン含有酵母エキス末:体内に存在する成分。抗酸化作用がある。
- HPMC:植物由来の添加物である、カプセルの構成材。
身体に悪影響のあるような成分は使われていないようですね。
これらの他に、食物繊維、オリゴ糖も含まれているので、健康に気を使った商品だということがわかります。
妊婦さんなどでも安心して飲めるため、多くの人におすすめできる商品です。
善玉菌のチカラ
善玉菌のチカラは大手食品メーカーであるフジッコから発売されている乳酸菌サプリ。
フジッコは1980年代前半に合成保存料や食品添加物の使用を全廃するなど、昔から栄養・健康面に気を使っているメーカーです。
そんなフジッコが開発した善玉菌のチカラもまた、とても健康面に気をつかった商品となっています。
善玉菌のチカラに配合されているクレモリス菌FC株という乳酸菌は、血糖値の急な上昇を抑えたり、中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増加させたりといった効果を持ちます。
また食物繊維に加え、日本人に不足しがちなカルシウムも摂取できるのも特徴です。
それでは成分を見てみましょう。
- ゼラチン:コラーゲンから抽出されたタンパク質。
- 貝カルシウム:貝から抽出されたカルシウム。
- デキストリン:食物繊維の一種。
- アルギン酸カリウム:食物繊維の一種。
- ショ糖脂肪エステル:増粘剤としてカプセル構成に利用されている乳化剤。
必要最低限な成分に加え、プラス要素で健康な身体を作る成分が含まれているようです。
特に貝カルシウムは確実に骨へ届くことから、最も良質な天然カルシウムだといわれているので、乳酸菌と一緒に摂取できるのはうれしいですね。
植物性乳酸菌ラブレ
植物性乳酸菌ラブレはカゴメから発売されている乳酸菌サプリです。
商品の名前通り、植物由来の乳酸菌であるラブレ菌が使われています。
この植物性乳酸菌というのは強い生存力が特徴で、酸や熱に強く生きたまま腸に届く乳酸菌なのですが、その中でもラブレ菌はトップクラスの生存力を持つ乳酸菌として知られています。
ではそのラブレ菌はどのように働くのかというと、ラブレ菌は腸に届くことでガン細胞やウィルスを退治するNK(ナチュラルキラー)細胞を作り出します。
それにより、ガンやインフルエンザなどの疾患を予防するのに役立つ乳酸菌です。
ではラブレ菌以外にどんな成分が入っているのか見てみましょう。
- HPMC:植物由来の添加物である、カプセルの構成材。
- ステアリン酸カルシウム:混ざりにくいものを混ぜ合わせるための乳化剤。
必要最低限の成分しか配合されていないようです。
ステアリン酸カルシウムは水と油のように混ざりにくいものを混ぜ合わせるために使われますが、使用量が制限されるような身体に悪いものではありません。
しかし、栄養素が乳酸菌のみというのは少し寂しいですね。
人工香料や人工甘味料は使われていないので、少なくとも身体に悪い成分は使われていないようです。
アレルライトハイパー
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★リフレクト乳酸菌を配合 ★たった一粒でヨーグルト50kg分の乳酸菌を摂取出来る ★体験者の94.4%が満足している |
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価格 | 4,600円 |
送料 | 無料 |
主成分 | リフレクト乳酸菌(T-21株) |
形状 | 錠剤 |
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原材料 | ステアリン酸Ca、微粒二酸化ケイ素、ビオチン、還元麦芽糖水あめ、乳酸菌粉末、マルトデキストリン/粉末セルロース |
成分 | エネルギー1.57kcal、脂質0.01g、炭水化物0.33g、食塩相当量0.0007g、タンパク質0.04g、ビオチン50㎍ |
最後に紹介するのは日清食品から発売されているアレルライトハイパー。
アレルライトハイパーに配合されているのはリフレクト菌T-21株という植物由来の乳酸菌です。
このリフレクト菌T-21株の特徴は、なんといっても効果の発現が早いということしょう。
リフレクト菌T-21株は免疫細胞に働きかけ、花粉症や通年性鼻炎を和らげる効果があるのですが、その発現スピードが他の乳酸菌の約半分といわれています。
すぐに効果を実感したい場合に強くおすすめできる商品です。
しかし、日清食品といえばカップラーメンのイメージが強いので、添加物は大丈夫なの?と思ってしまいますよね。
それでは乳酸菌以外の成分を見てみましょう。
- ステアリン酸カルシウム:混ざりにくいものを混ぜ合わせるための乳化剤。
- 微粒二酸化ケイ素:湿気による品質の変化を防ぐ保存料。
- ビオチン:ビタミンB群に分類される水溶性ビタミン。
- 還元麦芽糖水あめ:還元された麦芽糖。善玉菌を活性化させる。
- マルトデキストリン:天然の甘味料。トウモロコシのでんぷんから生産される。
- 粉末セルロース:不溶性食物繊維。
保存料として使われている微粒二酸化ケイ素が気になりますよね。
しかしこれは、毒性が全くなく身体に影響を及ぼさないので、使用量も制限されていない安全な成分です。
また天然の糖類を使うことで、味も甘く飲みやすい乳酸菌サプリとなっています。
添加物の入った乳酸菌サプリはだめなの?
それでは人工甘味料や人工香料などの添加物が入った乳酸菌サプリは身体に悪いのでしょうか。
調べてみたので見ていきましょう。
腸に影響がない添加物なら気にしなくてもよい
添加物の中には悪玉菌のエサとなるものがありますが、そういった添加物でなければ問題ありません。
そもそも添加物はすべてが身体に悪影響を及ぼすわけではなく、影響のないものもたくさんあるのです。
また乳酸菌サプリは健康食品なので、健康を害する添加物が使われていることはほとんどありません。
GMPマークがあれば成分も安心
GMPマークというものをご存知でしょうか。
衛生面や環境面が安全だと認められた製造所で作られている場合に、パッケージに記されているマークです。
GMPマークは安全性の指標となるので、添加物が入っていても安心して飲むことができます。
しかしGMPマークが入っておらず、販売元もわからないようなサプリメントは、記載されている成分表も信用できないため、注意が必要です。
まとめ
無添加の乳酸菌サプリを紹介してきましたが、保存料なども使われていない完全な無添加というのはやはり難しいようです。
実際人工香料や人工甘味料が使われていないものを除外するだけで、かなり選択肢は狭まってしまいます。
しかし数少ない無添加の乳酸菌サプリは特に健康を気遣った商品が多いので、妊婦さんなどでも安心して飲めるのはうれしいですね。
それでは健康的な腸を作り上げるために、みなさんもぜひ無添加の乳酸菌サプリを試してみてください。