乳酸菌を摂取するにも方法はたくさんあります。
ヨーグルトや乳酸菌サプリメントが手軽な方法として人気がありますが、一体どちらが効率的かつ効果的に乳酸菌を摂取できるのでしょう。
ここでは乳酸菌サプリメントの代表とも言える「ビフィーナ」と知名度の高いヨーグルトを比較しながら、解説していきたいと思います。
目次
ビフィーナの特徴
ここではビフィーナの特徴を解説していきます。
森下仁丹が製造する20年以上愛されている商品
ビフィーナを製造・販売している会社は森下仁丹。
また、ビフィーナ自体も販売開始から20年以上愛され続けている商品です。
森下仁丹の事業の主軸は「ヘルスケア事業」と「カプセル事業」。
ヘルスケア事業では乳酸菌サプリメントのみならず、化粧品や医薬品、体温計などの製造・販売も行っており、幅広く展開しています。
また、カプセル事業では独自のシームレスカプセル技術を開発。
この技術はビフィーナに含まれているビフィズス菌を生きたまま腸に届けるだけではなく、レアメタルの回収や経口ワクチンなどにも応用され、世界中が注目している技術となっております。
メインとなるビフィズス菌BB536がスゴイ
ビフィーナには3種の乳酸菌が含まれているのですが、メインとなるのはビフィズス菌BB536。
ビフィズス菌BB536は万能菌とも表現することができ、整腸作用だけではなく、免疫の強化や花粉症予防、潰瘍性大腸炎の抑制、コレステロール値の低下など、幅広い効能を持ちます。
機能性表示食品で信頼性・安全性も抜群
森下仁丹が製造するビフィーナは機能性表示食品として届け出ている商品です。
機能性表示食品とは特定保健用食品である「トクホ」と似たようなもので、科学的根拠を元に機能性を表示することが許可された商品です。
基本的にサプリメントを含む健康食品は「○○に効果があります」「○○に作用します」ということは記載できず、これは消費者を粗悪商品から守るものでもあります。
その点、ビフィーナは機能性表示食品としてしっかり届け出を出しており、信頼できる商品ということになります。
ヨーグルトの特徴
次にヨーグルトの特徴、メリットやデメリットをご紹介していきます。
ヨーグルトで乳酸菌を摂取するメリット
まずヨーグルトのメリットはおやつ感覚で続けられる、ということ。
乳酸菌は日常的に摂取し継続していかなければ効果を期待できません。
その点、ヨーグルトなら美味しいので毎日続けやすいですし、ラクトフェリンなどの他の成分も配合されていることも多いので、その他の効果も一緒に期待することができます。
ヨーグルトで乳酸菌を摂取するデメリット
乳製品ですので、お腹を壊してしまう方も多いようですね。
それとカロリーが結構高いこともデメリットの1つ。
女性だと常日頃体型を気にされている方も多いので、そういう方にはヨーグルトで乳酸菌を摂取するのはおすすめできません。
また、「持ち運んだりできない」「外出先では摂取できない」「冷蔵庫で保管しなければいけない」というデメリットもあります。
ビフィーナとヨーグルトの比較
ここまでの解説、ご理解いただけたかでしょうか。
そしてここからは本題である「各項目で比較」していきたいと思います。
菌の個数を比較
乳酸菌サプリ | ヨーグルト | |||
---|---|---|---|---|
商品名 | ビフィーナ![]() |
R-1![]() |
ダノンビオ![]() |
LG21![]() |
摂取できる菌数 | 100億個 | 20億個 | 99億個 | 記載なし |
カロリー量 | 8.8kcal | 89kcal | 122kcl | 89kcal |
脂質の量 | 0.73g | 3.4g | 3.0g | 3.4g |
コスト | 約132.6円 | 約135円 | 約102円 | 約135円 |
※「摂取できる菌数」「カロリー量」「脂質の量」「コスト」はすべて1日当たりで計算
ビフィーナとヨーグルトではカロリー量が全く違うのがわかります。
仮に1カ月続けた場合、
- ビフィーナ 約264kcal
- ヨーグルト 約3000kcal
と摂取するカロリー量は大きく変わってきます。
3000kcalは味噌ラーメン7杯分程度に匹敵しますので、体型が気になる方には、とても継続して続けることはおすすめできません。
毎月毎月、味噌ラーメン7杯を余分に食べていることになるのですから・・・
また、カロリーだけではなく脂質も全く違うのが分かるかと思います。
こちらも1カ月続けた場合で比較すると
- ビフィーナ 21.9g
- ヨーグルト 98g
となります。
これも太りやすくなる原因ですね。
カロリーや脂質など、蓄積する負担という面から見た場合はヨーグルトはとてもおすすめできません。
この点ではビフィーナの圧勝です。
菌種の豊富さを比較
乳酸菌サプリ | ヨーグルト | ||
---|---|---|---|
ビフィーナ![]() |
R-1![]() |
ダノンビオ![]() |
LG21![]() |
ビフィズス菌BB536 | R-1乳酸菌 | ビフィズス菌BE80 | LG21乳酸菌 |
ガセリ菌 | |||
アシドフィルス菌 |
菌種の豊富さでみるとビフィーナが3種の菌を配合しており、その他のヨーグルトは1種のみとなっております。
これは菌種が多ければ多いほど良いのか、と言うとそうではなく、複数の菌種が含まれている場合はお互いにサポートし合うような構成が良いです。
その点ビフィーナなら、万能菌とされているビフィズス菌BB536をはじめ、内臓脂肪を低下させるガセリ菌、免疫周り良くするアシドフィルス菌と、かなり良い構成となっております。
菌の効能で比較
乳酸菌サプリ | ヨーグルト | ||
---|---|---|---|
ビフィーナ![]() |
R-1![]() |
ダノンビオ![]() |
LG21![]() |
整腸作用 | 整腸作用 | 整腸作用 | 整腸作用 |
便秘の予防と改善 | NK細胞の活性化 | 食物消化物の腸管通過時間の短縮 | ピロリ菌の抑制 |
インフルエンザ予防 | インフルエンザ予防 | 便秘型過敏性腸症候群の改善 | |
潰瘍性大腸炎の抑制 | 風邪予防 | ||
ETBF菌を抑制 | |||
骨強度増強作用 | |||
免疫力の強化・調整 | |||
花粉症の予防と緩和 | |||
コレステロール値の低下作用 | |||
病原性大腸炎O157の感染予防 | |||
ピロリ菌の抑制 | |||
カンジダ菌の抑制 | |||
内臓脂肪の低減 | |||
整腸作用 | |||
便秘の予防と改善 |
それぞれの商品に含まれている菌の効能を一覧にしてみましたが、ビフィーナが圧倒的ですね。
その他のヨーグルトはピンポイントの効能であり、幅広い効能を期待するのならビフィーナが良いでしょう。
乳酸菌の届け方の比較
いくら酸に強い菌と言えども、やはり胃酸にやられて大半は死滅してしまいます。
その点、ビフィーナならハイパープロテクトカプセルという独自技術で90%以上のビフィズス菌を生きて長間で届けることを可能にしています。
一方、ヨーグルトはカプセルで包み込む等しておりませんので、乳酸菌が生きて腸まで届く確率はかなり低いでしょう。
胃酸で死菌となってしまっても、善玉菌のエサとなりますので、効果がないわけではないのですが、やはり生きたまま腸まで届いた方が断然良いです。
携帯性や保管性の面での比較
旅行先や仕事先、外出先で摂取できるという面ではビフィーナを含む乳酸菌サプリの方が圧倒的に良いです。
ヨーグルトは冷蔵庫保管となるため、その点も注意しなければいけないのがデメリットでもあります。
ビフィーナ、ヨーグルトどっちがいいの?まとめ
どの項目で比較してもビフィーナが圧倒するという形となりました。
ヨーグルトのメリットはおいしく食べられる、くらいでしたので、迷われている方はビフィーナを購入した方が満足した結果になるかと思います。