先進国の中も日本は特にピロリ菌の感染率が高いです。
また、ピロリ菌は「胃がんの原因」ともなり、自覚症状もないケースが多いというのが厄介な点。
そんなピロリ菌ですが、現在では腸内から免疫力を上げて、日ごろから予防対策をしていこうという動きも活発になってきております。
ここでは、ピロリ菌予防として、「腸内環境の改善」そして「乳酸サプリであるビフィーナは効果的なのか」について解説していきたいと思います。
目次
ビフィーナとは
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機能性表示食品 届け出表示 |
腸内フローラを良好にし、便通を改善する機能があることが報告されています。 |
価格 | 初回限定3,980円 |
内容量 | 1箱30包 |
1日の目安量 | 1日1包 |
菌の種類 | ビフィズス菌ロンガム種BB536
乳酸菌アシドフィルス菌 乳酸菌ガセリ菌 |
その他の成分 | オリゴ糖(ラフィノース) |
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森下仁丹が製造・販売している乳酸菌サプリ
乳酸菌サプリの代表ともいえる「ビフィーナ」は、「銀粒仁丹」でもおなじみの森下仁丹が製造・販売を行っています。
そんな知名度の高い森下仁丹は創業125年を迎えた歴史ある企業。そしてビフィーナ自体も販売開始から20年以上愛され続けている商品です。
森下仁丹の主な事業は「ヘルスケア事業」と「カプセル事業」の2つ。
ヘルスケア事業では、口中清涼剤の銀粒仁丹をはじめ、乳酸菌サプリであるビフィーナ、ビフィズス菌を含んだ化粧品など、幅広く手掛けています。
カプセル事業では独自技術「シームレスカプセル技術」を開発し、粉末、液体、微生物など、あらゆるものを包み込むことが可能となっております。
そしてこの技術はあらゆる分野に応用することができ、世界中が注目している技術でもあります。
100億個のビフィズス菌が腸内フローラを最高の状態へ
ビフィーナには生きたビフィズス菌が1袋あたり100億個、配合されています。
ビフィズス菌といえば生きて腸まで届けることが難しい菌ですが、ビフィーナは「ハイパープロテクトカプセル」というシームレスカプセル技術で、なんと90%以上のビフィズス菌を生きて腸まで届けることに成功。
また、「ビフィズス菌の割合の増加」「ビフィズス菌によって排便回数の増加」「糞便中のアンモニアの量が減少」といった研究結果も報告されています。
3種の菌とオリゴ糖の相互作用がスゴイ
ビフィーナには「ビフィズス菌BB536」と「ガセリ菌」「アシドフィルス菌」の計3種の乳酸菌+オリゴ糖が含まれています。
万能菌であるBB536、コレステロール値の低下に貢献するガセリ菌、免疫力向上・調整機能があるアシドフィルス菌、それぞれ特徴が違い、互いにサポートし合っています。
そしてオリゴ糖の作用により3種の菌をよりサポート、自分の腸に元々存在している常在菌までもしっかりパワーアップさせてくれます。
ピロリ菌について正しく知ろう
ピロリ菌とはヤバイ菌。
という知識しかない方も多いでしょう。
そんな方のためにここではピロリ菌の原因や、それから広がる病気について解説していきます。
ピロリ菌とは
名前だけみるとアニメのキャラクターみたいで可愛いイメージが湧きますが、とても危険な菌です。
正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ」
胃の中に住み着き、「自身の胃の一生はピロリ菌によって左右される」と言われるほど、極悪な存在です。
ピロリ菌が発生する原因
ピロリ菌の感染経路はまだはっきり分かっていない、というのが本当のところ。
- 口~口による感染
- 糞~口による感染
- 飲料水からの感染
が主だと言われています。
また、成人してからの日常生活ではピロリ菌の感染は起こりにくいと考えられています。これはつまり、ピロリ菌はほとんど幼少期から感染しているということなるのです。
母から子への家庭内感染が一番の感染原因かもしれませんね。
ピロリ菌から広がる病気
ピロリ菌に感染していると
- 慢性胃炎
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 胃がん
といった病気にも発展してきます。
ピロリ菌は酵素ウレアーゼという酵素を発生させ、その酵素ウレアーゼは胃の中の尿素と反応し合います。
酵素ウレアーゼと尿素が反応すると、アンモニアが発生し、直接胃の粘膜を傷つけたり免疫の過剰反応により胃の粘膜に炎症が起りやすくなってしまいます。
ピロリ菌が長く胃の中に居続けるほど、様々な病気を引き起こす可能性が高まります。
ピロリ菌の対処方法
ピロリ菌は基本的に「除菌療法」で対処しますが、その前に対象となる病気を「内視鏡検査」または「造影検査」で確かめます。
その検査で胃潰瘍、または十二指腸潰瘍などの診断が出た場合に、初めてピロリ菌に感染しているかどうかの検査に移ります。
除菌療法は「胃の分泌を抑える薬」と「2種類の抗菌薬」の合計3剤を1日2回の7日間服用します。
正しく服用すれば1回目の除菌療法で75%成功すると言われており、最近ではその精度も徐々に上がり90%成功するとの報告もあります。
上記が一次除菌療法と呼ばれるものですが、一次除菌療法で除菌しきれなかった場合は、再び7日間かけて薬を服用する二次除菌療法に移ります。
二次除菌療法をきちんと行えば、ほとんどの場合除菌が成功すると言われています。
ビフィーナはピロリ菌に効果はあるのか
まずはじめに、ピロリ菌に感染している疑いがある場合、早急に病院にて検査をしてもらいましょう。
自己解決を望むよりも、病院でしっかり除菌療法をしてもらった方が確実です。
それでは本題のビフィーナはピロリ菌に効果はあるのか?ついて解説していきたいと思います。
アシドフィルス菌がピロリ菌と抑制する働きがある
ビフィーナには「アシドフィルス菌」という、主に免疫関係の効能をもつ乳酸菌が配合されていますが、そのアシドフィルス菌にはピロリ菌を抑制する働きがあるとの報告があります。
また、ピロリ菌除菌後は抗生物質を飲み続けているせいで、腸内の善玉菌がとても少ない状態です。
しかも再度ピロリ菌が復活してくる可能性も否定できないため、早めに腸内環境を整え、免疫を強くしておく必要があります。
ビフィーナに含まれているアシドフィルス菌なら、除菌後の腸内環境の改善と免疫力向上、そしてピロリ菌の再復活予防と2役かってくれるでしょう。
ピロリ菌の感染予防なら適している
ビフィーナなら、「これからピロリ菌に感染するかもしれないという不安がある」という方にもおすすめできます。
先にも言いましたが、ビフィーナに含まれているアシドフィルス菌には、ピロリ菌の除菌作用の効果が報告されています。
また、アシドフィルス菌にはTh1細胞とTh2細胞のバランスを調整し、免疫力を向上させてくれる効果、そしてNK細胞を活性していくれる効果も報告さているので、予防にはうってつけのサプリメントと言えるでしょう。
ビフィーナでピロリ菌の抑制・除菌は可能か?まとめ
ビフィーナのピロリ菌への作用、ご理解いただけたかでしょうか?
再度まとめると、
- ピロリ菌の疑いがある場合はすぐに病院へ
- ビフィーナはピロリ菌除菌後にうってつけ
- ピロリ菌感染の不安がある方もビフィーナは有効的
以上となります。