【死菌として活躍する乳酸菌】と言われているEC-12。その様がまるでゾンビのようだと例えられて注目を集めています。
そんなEC-12を含んでいるのが、久光製薬で出している乳酸菌EC-12という商品です。
今回は、この乳酸菌EC-12は本当にダイエットに効果的であるのか、そしてどのような仕組みで体を痩せさせてくれるのかを紹介していきたいと思います。
目次
久光製の薬乳酸菌EC-12ってどんな商品?
まずは久光製薬で出されている乳酸菌EC-12というものが、いったいどのような商品なのか見ていきましょう。
乳酸菌EC-12が含まれている
乳酸菌EC-12には、EC-12と呼ばれる乳酸菌が含まれています。
このEC-12というのは、人由来の乳酸菌であり、正式名称は「エンテロコッカス・フェカリス菌」という名前の乳酸菌です。
特徴的なのは、ほかの乳酸菌に比べると5分の1程度のサイズであるという点です。つ
まり、凝縮するカプセルのサイズを大きくする必要がなく、たくさんの乳酸菌をカプセルの中に詰めこむことが出来るんです。
そのため、久光製薬で出している乳酸菌EC-12には、チュアブル4粒の中に約1兆個ものEC-12を凝縮しています。
EC-12は死菌として活躍できる
さらにEC-12の特徴として死菌の状態で活躍することが出来るという点があります。
本来、ほかの乳酸菌であれば、生きたまま腸内まで届ける必要があり、死菌として活躍しないものがほとんどです。
しかし、EC-12の場合は死菌として腸内まで届いたあとに、善玉菌として整腸作用をもたらしてくれるため、効率的に腸内環境の改善を図ることが出来ます。
免疫アップにも効果的
『乳酸菌=腸内環境の改善=便通改善』というように連想する人が多いと思いますが、実は乳酸菌と免疫力アップには密接な繋がりがあります。
実は腸内には体の免疫機構の6割が集中しており、腸内環境のバランスを整えることが自然と免疫強化と免疫バランスを整えることに繋がるんですよ。
特にこのEC-12という乳酸菌は、腸内まで届いた後に腸内にあるパイエル板に取り込まれることで免疫が活性化するということが分かっています。
そのため、EC-12が持つ整腸作用によって免疫力を強化することが出来る上に、ダイレクトに腸内の免疫機構に働きかけて免疫を活性化させてくれる乳酸菌となっているんです。
腸内環境とダイエットの関係
久光製薬のEC-12をお話しする前に、そもそも腸内環境を整えることがどうしてダイエットにつながるのかを知っておきましょう。
腸内には痩せ菌とデブ菌が存在していた
実は腸内には痩せ菌というものと、デブ菌というものが存在しています。
「痩せ菌?デブ菌?なにそれ」と疑問に思った方もいると思うので、痩せ菌とデブ菌について表にまとめてみたのでご覧ください。
痩せ菌とは | デブ菌とは | |
---|---|---|
特徴 | 痩せ菌は短鎖脂肪酸というものを発生させ、脂肪が細胞の中に取り込まれるのをブロックする働きを持ちます。 そのため、肥満やメタボなどを抑制することに繋がり、痩せやすい身体を作ることが出来ます。 |
デブ菌は体内に消化されたものをため込んでしまう性質を持つ菌で、このデブ菌が増えてしまうと必要以上のエネルギーを吸収してしまうことになります。 |
種類 | ビフィズス菌・バクテロイデス菌などの善玉菌 | フェルミテクス菌(ファーミキューテス) |
以上が痩せ菌とデブ菌の概要です。
「なんだか信じられない…」と思う方もいると思いますが、痩せている大食い女性芸能人の腸内細菌を検査したところ、ビフィズス菌の割合が多かったということが分かっています。
ここまで特殊な細菌バランスの人は珍しいと言われていますが、痩せ菌が多いという事実に変わりありません。
ちなみに、この痩せ菌とデブ菌の適切な比率は6:4だといわれているのですが、太っている人のほとんどはデブ菌7:痩せ菌3という比率になっているそうです。
腸内環境が整うとデブ菌が減少し痩せ菌が増加
ではこの痩せ菌を減らして、デブ菌を増やすためにはどうしたらよいのでしょうか?
それは腸内環境を整えて、腸内フローラと呼ばれる腸内細菌群のバランスを整えることが大切なんです。
腸内フローラには善玉菌・悪玉菌・日和見菌と呼ばれる3つの最近が潜んでいるということをご存知でしょうか?
善玉菌は先ほどお話ししたようにビフィズス菌などを含む痩せ菌が潜んでいる細菌群のこと。悪玉菌は、その名の通り腸内の中で有害物質を出すなどして体内に悪影響をもたらす細菌群のことです。
そして腸内の中でもっとも割合が多いといわれる日和見菌。これは、悪玉菌の量が多ければ悪玉菌に加勢して働き、善玉菌が多ければ善玉菌に加勢して働いてくれる細菌です。
つまり善玉菌の数を増やして日和見菌を良い腸内細菌として働かせることが、結果的に痩せ菌の割合を増やすことに繋がります。
そのために、腸内環境を整える必要性があるんですよ!
久光製薬のEC-12でダイエットは出来る?
いよいよ本題に移りたいと思います。
腸内環境がダイエットとどのような関係を持っているのかについてはお分かりいただけましたか?
それでは、久光製薬で出している乳酸菌EC-12で本当にダイエットは出来るのでしょうか。真相にせまっていきたいと思います。
デブ菌を減らしてダイエット効果が期待できる!
率直に久光製薬のEC-12はダイエット効果を期待できるといえるでしょう。理由は、EC-12という乳酸菌の特徴がミソです。
先ほど商品紹介でもお話ししましたが、EC-12は最初から死菌として効果をもたらしてくれる細菌であるため、腸内まで確実に届けることが出来る乳酸菌です。
このEC-12は、元々腸内に潜んでいるビフィズス菌の餌となって働いてくれるためビフィズス菌の増加を手助けしてくれます。
実際にEC-12を摂取することでどれだけビフィズス菌が増加するのか試験によって検証したところ、EC-12を摂取する前と比較して2~3倍になったというデータがあります。
つまり痩せ菌であるビフィズス菌を増やすことが出来るので、痩せやすい身体作りを可能としダイエット効果を高めてくれるという働きを持つんです!
便通改善で血行が良くなり代謝を促進
EC-12でビフィズス菌を増加させることが出来るということは、結果的に便通を改善することが出来るということに繋がります。なぜなら、ビフィズス菌には排便活動を促進させる効果があるからです。
痩せ菌でもあるビフィズス菌は腸内で乳酸と酢酸の両方を生成することができ、悪玉菌の量を減らして腸内環境を整える腸内の強い味方です。そのため、スムーズな排便を促して、腸内環境を良好に保つことが出来ます。
その結果、便通が改善されることで腸内に集中している血管がきちんと働くことができ、結構促進が最終的に代謝の促進にもつながるんですよ!このようにして、痩せやすい身体を内側から育むことが出来ます。
免疫力アップでダイエットをサポート
EC-12の効果で忘れてはいけないのが、免疫力をアップさせられる効果があるということです。
このEC-12という乳酸菌は先ほどもお話ししたように、非常ない小さな乳酸菌であるため、腸内のバイエル板に取り込ませることができ、免疫機構を直接刺激してくれます。
すると病原菌と戦ってくれる免疫細胞の一種であるマクロファージと呼ばれる大食細胞がEC-12を取り込み、免疫細胞を調節したり活性化させたりしてくれるわけです。
このようにして免疫力をアップさせることが出来ると、基礎体温が高くなり体内での消費エネルギーを増やすことができるため、痩せやすい身体を作り上げることが出来ます。
まとめ
久光製薬で出されている乳酸菌EC-12があれば、体に負荷をかけるダイエット方法や無理なダイエットとは違い、体内から痩せやすい身体を作り上げることが出来るようですね。
体内から痩せやすい身体を作り上げられるということは、痩せた後に『リバウンド』をしにくい身体を作り上げることにもつながります。
もっとも、理想的なダイエットをすることが出来るのではないでしょうか。
また腸内環境を整えることは、あらゆる疾患から身体を守ったり、病原菌からも身体を守るなど私たちの健康に大きく働いてくれます。
もしもあなたが健康的なダイエットをしたいと思うのであれば、ぜひ乳酸菌EC-12をお試しください。