「乳酸菌サプリを使ってみたいけど副作用がないか不安・・・」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
サプリメントを飲む習慣がないと、はじめは不安になってしまいますよね。
でも飲んでみると想像していたような副作用などはなく、快適に飲めるんです。
妊娠中の服用は?子供は大丈夫なの?という疑問にもお答えします。
この機会に乳酸菌サプリを買おうか迷っている方は、ここで不安を解消してしまいましょう!
目次
乳酸菌サプリは安全!副作用はない
乳酸菌サプリは副作用などがなく安全です。
その理由について見ていきましょう。
医薬品ではなく健康食品
乳酸菌サプリは医薬品ではなく健康食品として販売されています。
つまり乳酸菌サプリは、乳酸菌が摂取できる食べ物なのです。
医薬品は病気を治療したり抑えたりするもので副作用もありますが、乳酸菌サプリは病気を治療するものではなく健康を維持するものなので副作用はありません。
したがって乳酸菌サプリは安全に摂取し続けることができるのです。
過剰摂取でも副作用はない
乳酸菌サプリは過剰摂取で副作用が発生するということもありません。
それは、乳酸菌すべてが腸に生きたまま辿りつくわけではないためです。
したがって過剰に摂取したとしても、腸で乳酸菌が増えすぎるといったことはありません。
しかし過剰摂取すると整腸作用によりお腹が緩くなるといったことはありえるので、決められた量に留めておくのが一番安心できますね。
妊娠中でも安全
妊娠中はとてもデリケートな時期なので不安になってしまう方は多いかもしれませんが、妊娠中でも乳酸菌サプリは安全に飲めます。
むしろ、便秘になりやすい妊娠中こそ乳酸菌の摂取はおすすめしたいです。
ただでさえ女性は便秘になりやすいのに、妊娠中は更に便秘がちになり、また「いきむ」のも不安になります。
そんなときこそ整腸作用のある乳酸菌サプリを摂ることで快適に排便できるのです。
安全に飲める乳酸菌サプリの選び方
何十種類もある乳酸菌サプリ。すべてが安心できる商品だとは限らないのです。
中にはどんな環境で製造しているかわからないようなものまであります。
安心して乳酸菌サプリを飲むために、ここで安全な乳酸菌サプリの判断方法を学んでいきましょう。
GMPマークを確認する
健康食品には、安全な環境で製造されている場合に指標となるGMPマークというものがあります。
このGMPとは適正製造規範のことで、一定の品質を保ち、安全に製造されているかの基準です。
したがってこのマークが記載されたサプリメントは、安全性を認められた製造所で作られたということになります。
逆にGMPマークが記載されていない商品はどんな環境で製造されているかわからないので、買うのは避けたほうがいいでしょう。
機能性表示食品だとよい
機能性表示食品とは、健康を維持するための機能が科学的に認められた食品です。
機能性表示食品として認められることで、「おなかの調子を整える」「脂肪の吸収を穏やかにする」などの機能性を広告やパッケージに掲載することができます。
機能性が認められていることで一定の信頼がおけるので、安心して使用することができますね。
食品添加物はどうか
乳酸菌サプリに含まれている食品添加物が気になる人も多いのでは?
実は乳酸菌サプリに無添加のものはほとんどないのです。
しかし食品添加物といっても体に害のあるものばかりではなく、天然由来や自然由来の食品添加物などもあります。
またほとんどの乳酸菌サプリに含まれている食品添加物は副作用がないものなので、あまり気にしすぎることはないかもしれません、
ただし、食品添加物の過剰摂取は栄養の偏りとなるので注意したほうがいいでしょう。
安全に飲めるおすすめの乳酸菌サプリ
それでは具体的にどのような乳酸菌サプリが安全なのかご紹介します。
ヘルスエイド・ビフィーナEX
ヘルスエイド・ビフィーナEXは森下仁丹から発売されている乳酸菌サプリです。
この商品は機能性表示食品として、腸内フローラを良好にし、便通を改善させることを認められています。
それはビフィーナEXに配合されている乳酸菌であるビフィズス菌BB536が腸内環境改善に効果的だといわれているからです。
このビフィズス菌BB536は酸や熱に強いので生きたまま腸へ届き、そこで乳酸や酢酸を作り出し排便作用を促します。
またビフィーナEXにはビフィズス菌BB536のほかにアシドフィルス菌、ガセリ菌という乳酸菌も含まれています。
アシドフィルス菌は免疫機能を調整する作用があり、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーに対して有効な乳酸菌です。
もう一つのガセリ菌は内臓脂肪を低減する効果やコレステロールを低下させる作用があるため、肥満防止に役立ちます。
そのため、幅広い人におすすめできる商品です。
乳酸菌EC-12
乳酸菌EC-12は久光製薬から発売されている乳酸菌サプリです。
乳酸菌EC-12に含まれているのはフェカリス菌EC-12という乳酸菌で、フェカリス菌EC-12は他の乳酸菌に比べ小さいため、なんと一度に1兆個もの数を摂取できます。
またサイズが小さいことで腸内の隅々まで行きわたることができるのも特徴です。
それでは腸内に行きわたったフェカリス菌EC-12はどのように働くのでしょうか。
フェカリス菌EC-12には腸内環境を改善し、免疫バランスを整えるといった効果があります。
免疫バランスを整えることでアレルギーを抑制し、花粉症やアトピー性皮膚炎を改善するといった作用が実験により明らかにされているのです。
そのため、アレルギー症状に悩んでいる方におすすめの乳酸菌サプリです。
善玉菌のチカラ
善玉菌のチカラはフジッコから発売されている乳酸菌サプリです。
善玉菌のチカラは、カスピ海ヨーグルトに入っていたクレモリス菌FC株という乳酸菌を配合しています。
このクレモリス菌FC株はねばり成分を作り出すという特徴があり、そのねばりで己の身を守ることで分解されずに生きて腸に届くのです。
更にそのねばり成分は腸内の免疫細胞を活性化させるので、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー症状を改善するといった効果が確認されています。
また乳酸菌のほかにカルシウムが摂取できるのもうれしい点です。
カルシウムは健康に欠かせない成分ですが、日本人には不足しがちな栄養といわれています。
したがってアレルギー症状改善に加え、カルシウムで健康な身体作りをしたい人におすすめの乳酸菌サプリです。
乳酸菌革命
乳酸菌革命は16種類もの乳酸菌が一度に摂れる、コスパに優れた乳酸菌サプリです。
ビフィズス菌やラブレ菌、ガセリ菌といった主要の乳酸菌が16種類も含まれているのです。
更に食物繊維、オリゴ糖といった善玉菌のエサとなる成分も配合されています。
これらの乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖が数多く入っていることによって腸をあらゆる角度からケアし、腸内環境をバランスよく整えることができるのです。
しかしすべての乳酸菌が無事に腸内に届くというわけではありません。
一部の乳酸菌は熱や酸で分解されやすいため、必ずしも望んだ効果が得られるとは限らないことを念頭に置き摂取しましょう。
ビヒダスBB536
ビヒダスBB536は「排便回数の増加」「便のニオイの減少」が認められている機能性表示食品です。
ビヒダスBB536に含まれている乳酸菌は「ビフィーナEX」と同じビフィズス菌BB536なのですが、「ビフィーナEX」よりも多くのビフィズス菌BB536が含まれているといった利点があります。
また小型のカプセルを採用しており、喉に引っかからずに飲みやすいのも特徴です。
しかし「ビフィーナEX」と比べると配合されている乳酸菌の種類は少ないので、多くの効果は望めないかもしれません。
便秘を集中的に改善したい人におすすめできる乳酸菌サプリです。
乳酸菌サプリは子供でも安全に飲める?
昨今サプリメントの利用者が増加するにつれて、子供に飲ませているという家庭も増えているそうです。
「子供が便秘気味だから飲ませてあげたい」
という親御さんのために、子供も乳酸菌サプリを飲んでいいのか記したので、一緒に見ていきましょう。
対象年齢なら飲ませてもよい
乳酸菌サプリにはそれぞれ対象としている年齢があります。
その対象年齢に当てはまるのであれば問題なく摂取できるでしょう。
また3歳未満の子供に錠剤やカプセルといったものを飲ませるのは少し無理があるため、3歳未満の場合は服用させないほうがいいかもしれません。
無理なく飲み続けられる年齢になったらぜひ飲ませてあげてください。
子供も善玉菌が不足する
3歳までは腸内が善玉菌で占められているので乳酸菌サプリを摂取する必要はないのですが、3歳を超えてからはだんだん便秘をする子供なども増えてきます。
なんとアンケートにより小学生の10人に1人は便秘だという結果がでているのです。
子供も腸内フローラが乱れ、善玉菌が不足するということですね。
しかし子供にはすくすくと成長してほしいもの。
便秘で成長を妨げないために、ぜひお子さんにも乳酸菌サプリを飲ませてあげてください。
薬との飲み合わせには注意
乳酸菌サプリを安全に飲むためには、薬との飲み合わせには注意しなければなりません。
例えばどんな薬を飲み合わせると危ないのかご紹介します。
併用が危ない薬
乳酸菌サプリの飲み合わせに注意しなければならない薬はいくつか存在します。
例えばどのようなものがあるか、それぞれ見てみましょう。
抗生物質 | 抗生物質は細菌の活動を抑制する薬です。
そのため、腸内の乳酸菌を破壊し、腸内環境のバランスを崩す要因となります。 |
強心薬 | 心臓の機能不全を回復する薬です。
乳酸菌サプリと飲み合わせると、強心薬に含まれている成分の吸収が遅れます。 |
糖尿病治療薬 | 糖尿病治療薬は軟便、下痢を発現しやすくなります。
乳酸菌サプリと飲み合わせることで、更にそれらの症状を発現しやすくなります。 |
このように、乳酸菌サプリには飲み合わせに気をつけなければならない薬があるのです。
医者に相談しよう
妊娠中や病気の治療中などに薬を服用している場合は、乳酸菌サプリを摂取していいか医者に確認してみるといいですね。
予期せぬ副作用などが起こり余計身体を悪くしてしまっては元も子もなくなってしまいます。
乳酸菌たちを快適に働かせてあげるために、飲み合わせる場合はしっかり確認してみましょう。
まとめ
乳酸菌は私たちの身体を守ってくれる大切な仲間です。
できればその仲間を安心して増やしたいですよね。
でも今回の記事を読んだみなさんは、乳酸菌サプリに危険性がないとわかったかと思います。
これから乳酸菌サプリを飲むという人も、もう飲んでいるという人も、安心して飲んでくださいね。
きっと乳酸菌たちはあなたの腸内に行くことを心待ちにしてるはずです。