下痢・発熱・吐き気といった症状がみられるノロウイルス。
「そんなウイルス、私には他人事だわ」なんて思う方がいらっしゃるかもしれませんが、感染力が強く、誰でも感染してしまう可能性がある非常に危険なウイルスです。
そんなノロウイルス対策として、乳酸菌サプリが効果的だということを知っていますか?
ノロウイルスと乳酸菌サプリって何だか関係が無いように感じてしまいますよね。しかし、乳酸菌がノロウイルスに効果的なことにはきちんとした根拠があるんです!
そこで今回は、ノロウイルスにどうして乳酸菌サプリが効果的なのかを説明し、おすすめの乳酸菌サプリを紹介していきたいと思います。
目次
そもそもノロウイルスはどんな感染症?
ニュースで良く耳にすることが多いノロウイルス。
学校や職場などで一人が感染してしまうと、集団で流行してしまうほど危険な病原菌です。
では、そのノロウイルスとはどんなもので、どんな症状がみられるのか、下記の5つ
- 感染源
- 症状
- 検査
- 治療
- 予防法
以上について見て行きましょう。
感染源:接触感染または経口感染
ノロウイルスの感染原因は主に接触感染か経口感染です。
接触感染であれば、人の嘔吐物やトイレへ行った際に感染者に接触して感染する場合などがあげられます。
汚物を処理する機会がある方や、トイレ掃除などを行う場合には特に注意しなければいけません。
そして、経口感染はノロウイルスに感染したものを食べてしまった場合などです。
ノロウイルスは生鮮食品に付着しているケースが多く、牡蠣などを食べる場合は特に加熱してから食べるなどの配慮を行う必要があります。
症状:吐き気・嘔吐・発熱・下痢など
ノロウイルスの潜伏期間は12時間~48時間であり、小腸で増殖するウイルスです。
そして、胃の運動神経を麻痺させたり機能を低下させたりするので、吐き気や嘔吐、発熱や下痢などといった症状を引き起こします。
特に下痢が酷い場合には脱水症状を引き起こす可能性があるため、水分補給が非常に重要です。
検査:問診または検査キット
基本的に一般な病院で行うノロウイルスの検査は問診のみ。具体的な症状や周りに感染者がいないかなどの質問で大体の推測が出来るようです。
一応病院によっては、便や嘔吐物からウイルスを検出する検診キットを用いる場合がありますが、このようなケースは珍しいでしょう。
また、ノロウイルスは特効薬のようなものが無いため、最悪検査をしなくても良い場合もあります。
治療:特効薬は無し!対処療法
上記でお話ししたように、ノロウイルスには特効薬がありません。
そのため、自宅で療養することも可能な感染症です。もしも病院に行かずに自宅で療養する場合には、水分補給をすることが非常に大切となります。
また、仮に病院に行った場合には対処療法となるため、今起きている症状を軽減させるための療法を行います。もちろん症状が酷い場合には病院に相談するか、足を運ぶ必要が出てきます。
予防法:衛生管理の徹底と免疫力の向上
ノロウイルスを予防するための一番の方法は、手洗いうがいといった衛生管理をすること。そしてノロウイルス感染の疑いのある食品を避ける、または十分に加熱してから食べることです。
しかしながら、乳酸菌によってノロウイルスに対する免疫力を向上させるというのも有効な予防法となります。
ここでようやく乳酸菌サプリが登場するわけですね。
実は、一部の乳酸菌に人間の免疫力を向上させる働きを持つ菌が存在し、今注目を集めています。
実際に1か月乳酸菌を摂取したグループと摂取しなかったグループの比較実験をしており、摂取したグループの方は『免疫細胞が活発になった』と判明しているんですよ。
その乳酸菌を手軽に摂取出来て、ノロウイルス対策への効果が期待できるのが乳酸菌サプリになります。それでは事項から、ノロウイルスの予防対策に適した乳酸菌サプリの基準についてお話していきたいと思います。
ノロウイルスに効果的な乳酸菌サプリの基準
続いて乳酸菌サプリを紹介する前に、一体どのような乳酸菌サプリを選ぶとノロウイルスの予防対策に効果的なのか、基準を紹介していきたいと思います。
ノロウイルスへ効果的な乳酸菌が配合
「どの乳酸菌サプリも一緒じゃないの?」と思うのは間違いです。
実は乳酸菌と一言に言っても種類が非常に豊富で、現在30種類以上もの乳酸菌が発見されています。
もちろん、この30種類以上もの乳酸菌は全て同じ働きをするわけではなく、それぞれ異なった働きをしています。
そのため、しっかりと免疫に作用してくれる、またはノロウイルスに対してきちんと働いてくれる乳酸菌を選んで摂取する必要があるんですよ。
「じゃあどんな乳酸菌がノロウイルスに効果的なの?」という話になりますが、それは『ビフィズス菌』です。
なぜなら、ビフィズス菌は異物を攻撃してくれるNK細胞と呼ばれる免疫細胞を活性化させることが分かっているからです。
もちろん他にもノロウイルスに効果的な乳酸菌はありますが、免疫力向上で試すのであればビフィズス菌を摂取することを強くおすすめします。
≪免疫に働く乳酸菌≫
SBT2055株、SN13T株、SN35N株、S-PT84株、Bb-12株、クレモリスFC株、BC90株、HSK201株、KW3110株、シロタ株、ラブレ菌、ロイテリ菌、LGG株、L-92株、EC-12、EF-2001株、Th221株、HN019株、JBL05株、LKM512株、SBT2928株、LP28株、GCL1176株
腸内環境を整える乳酸菌が配合
乳酸菌サプリを選ぶ際にはきちんと整腸作用がある乳酸菌が配合されているかにも注目してください。
そして整腸作用にもっとも働いてくれると言われているのが、またしても『ビフィズス菌』です。
このビフィズス菌は腸内で善玉菌として働くことはもちろん、腸内の中で酢酸を出してくれるという特徴があります。
この酢酸が実は腸内環境を整える鍵となっているんですよ!
酢酸は悪玉菌の増殖を抑制する働きを持ち、お酢などから摂取することが可能です。
しかし、お酢などから摂取する場合はほとんどが腸に届く前に体に吸収されてしまうため、腸内で活かせることが出来ないんです。
ところが、ビフィズス菌の場合は腸まで届いた後に酢酸を生成するため、腸内で悪玉菌の増殖を抑えるために活かすことが出来ます。
腸まで届くような工夫がされている
ここまで紹介してきたビフィズス菌ですが、実は酸素や胃酸に弱く、普通に摂取しても腸まで届く頃には死菌となってしまいます。
せっかく腸内で酢酸を出して働いたり、免疫力向上のために働いてくれるのに死んでしまっては意味がありません。
もちろん、死菌となってしまったビフィズス菌は他の善玉菌の餌となって良い役割をしてくれますが、まずは善玉菌を増やすことが大切になります。
幸いにも乳酸菌サプリは、腸まで生きて乳酸菌が届くように工夫しているものが多いので、そのような工夫が施されているサプリを選ぶようにしましょう。
ノロウイルス予防に最適な乳酸菌サプリを紹介
それでは、上記で紹介した乳酸菌サプリの基準を元に、ノロウイルス対策に期待が出来る乳酸菌サプリについて紹介していきたいと思います。
ヘルスエイド・ビフィーナEX
ノロウイルス対策として最もおすすめ出来る乳酸菌サプリはヘルスエイド・ビフィーナEXです。
発行メーカーは森下仁丹というメーカーで、古くからの家庭薬としてなじみ深い仁丹を出しているメーカーでもあります。そのため、信頼度が非常に高く、広く愛されている乳酸菌サプリです。
それでは、どのような点がノロウイルス対策に効果的なのでしょうか?
それは、腸まで届くビフィズス菌に秘密がありました。
先ほど基準でも紹介したように、ビフィズス菌は免疫向上や整腸に対して効果的な一方で、非常に酸素や胃酸に弱くすぐに死滅してしまうとお話ししましたね。
ところが森下仁丹では、ビフィズス菌を耐酸性被膜とハイパープロテクト層と呼ばれるもので覆うことによって、生きた状態で腸まで届けることに成功しました。
これがビフィーナEXの最大の特徴でもあり、森下仁丹特有の技術でもあります。
従って、非常に多くの方が効果を実感しており、免疫力の向上、そしてノロウイルス対策にもっとも効果が期待できる乳酸菌サプリです。
乳酸菌サプリを始めて試す方には、手始めにビフィーナEXから試してみることをおすすめします。
乳酸菌革命
次におすすめなのが、乳酸菌革命というサプリです。
なんとこの乳酸菌革命は16種類も乳酸菌を配合しているという特徴があります。
この菌種数は乳酸菌サプリでも最多であり、しかもビフィズス菌やガセリ菌、ラブレ菌という優秀な乳酸菌も複数配合しているんです。
またこれらは有胞子性乳酸菌というカラに包まれた乳酸菌で、カラで熱や酸から身を守り、生きたまま腸に届くようになっています。
更に耐熱性カプセルを使用しているので、その生存率には目を見張るところがありますね。
それらの工夫によって確実に生きたまま腸へ届き、多くの乳酸菌が作用するので、整腸作用や免疫力向上に強く働いてくれるでしょう。
また他の乳酸菌サプリにはなかなか見ることのない、「添加物不使用」という点にも注目です。
添加物の心配がないので子供や妊婦さんでも安心して飲める、優しいサプリとなっています。
乳酸菌EC-12
次に紹介するのは、久光製薬から発売されている乳酸菌EC-12です。
久光製薬といえば「アレグラ」や「サロンパス」など有名な医薬品をたくさん発売していますね。
そのことから乳酸菌EC-12にも期待がおけます。
そんな乳酸菌EC-12はフェカリス菌EC-12という菌を殺菌し、死菌として配合しているサプリです。
「死んでいると意味がないんじゃない?」と思うかもしれません。
しかし死菌は腸内に元からいる善玉菌のエサとなることで、腸内の善玉菌を元気付け増殖させるんです。
また死んでいることで体内の熱や酸に分解されないという利点もあります。
このように効率的に善玉菌を増やすことができるので、近年サプリ大国のアメリカでは死菌がメジャーになりつつあるほどなんです。
そんな話題性に溢れた死菌を試したい方には、ぜひ乳酸菌EC-12をおすすめします。
ナイスリムエッセンス
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★植物性乳酸菌でもっとも強いラブレ菌を配合 ★抗菌作用のあるラクトフェリンを配合 ★美容と健康の効果が期待できる |
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価格 | 6,720円 |
送料 | 無料 |
主成分 | ラブレ菌 ラクトフェリン |
形状 | 顆粒 |
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原材料 | マルチトール(国内製造)、デキストリン、乳酸菌(ラブレ菌)/ ラクトフェリン(乳由来)、結晶セルロース、HPMC、アルギン酸Na、CMC-Ca、微粒酸化ケイ素、グリセリン、タルク、ステアリン酸Ca |
成分 | 熱量2.5kcal、たんぱく質0.3g、脂質0~0.01g、炭水化物0.6g、食塩相当量0~0.02g、ラクトフェリン300mg/3粒、ラブレ菌粒子 180億個/3粒 |
続いて紹介するのは、ナイスリムエッセンスという乳酸菌サプリ。
これもまた有名な企業であるLIONで作られている乳酸菌サプリとなります。
このナイスリムエッセンスに含まれているのは、植物性乳酸菌であるラブレ菌と言われるものを含んでおり、プラスしてラクトフェリンという健康成分を含んでいます。
ラブレ菌は非常に生存率が高い乳酸菌であり、免疫向上の働きも期待できる乳酸菌です。これにプラスしてラクトフェリンと呼ばれる抗菌作用のある成分が配合されています。
「ビフィズス菌で改善が見込めなかった…」という方には特におすすめ出来る乳酸菌サプリですよ。
乳酸菌とケフィアの力
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★有胞子性のビフィズス菌を配合 ★ケフィアの成分を配合 ★抗菌作用があるラクトフェリンを配合 |
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価格 | 2,800円 |
送料 | 初回無料 |
主成分 | ビフィズス菌 ラクトフェリン |
形状 | 顆粒 |
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原材料 | ケフィア粉末、デキストリン、有胞子性乳酸菌粉末(乳糖、有胞子性乳酸菌)、ビフィズス菌粉末(デンプン、ビフィズス菌乾燥原末)、乳酸菌粉末(殺菌乳酸菌体、デキストリン)/ゼラチン、ラクトフェリン |
成分 | エネルギー115kcal、たんぱく質9.9g、脂質3.8g、炭水化物10.5g、食塩相当量0.15g |
乳酸菌とケフィアの力は、やずやで作られている乳酸菌サプリ。やずやと言えば黒酢で有名ですから、知っている人も多いのではないでしょうか?
そんなやずやから作られている乳酸菌とケフィアの力には、ケフィアに含まれているビフィズス菌を始めとする乳酸菌と酵母、そしてラクトフェリンが含まれています。
つまり、ビフィズス菌と抗菌作用が期待できるラクトフェリンをダブルで摂取することが出来るんです。
この2つの組み合わされることによって効果が期待できるという証明はありませんが、菌の性質上から見ると免疫力向上が期待できる乳酸菌サプリだと言えます。
DHCラクトフェリン
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★赤ちゃんを守るラクトフェリン配合 ★ビフィズス菌3億個配合 |
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価格 | 2,040円 |
送料 | - |
主成分 | ラクトフェリン ビフィズス菌 ラクチュロース ヒアルロン酸 |
形状 | 顆粒 |
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原材料 | ラクトフェリン、ラクチュロース、ビフィズス菌末、ヒアルロン酸、還元麦芽糖水飴、エリスリトール、結晶セルロース、グリセリン脂肪酸エステル、甘味料(ステビア)、酸味料、ヨーグルトフレーバー、微粒二酸化ケイ素 |
成分 | ラクトフェリン300mg、ラクチュロース7.5mg、ヒアルロン酸3mg、ビフィズス菌3億個 |
最後に紹介するのは、サプリメントで有名なDHCから作られている乳酸菌サプリです。
DHCに含まれている乳酸菌もビフィズス菌であり、免疫力の向上を期待できる乳酸菌を配合しています。
また、ラクトフェリンと呼ばれる抗菌作用のある成分が含まれていることで、ノロウイルスなどの外敵から守ることに適したサプリメントだと言えるでしょう。
ただし、多少添加物が多いので、添加物を気にしている方や妊婦さんなどにはおすすめ出来ません。
ビヒダスBB536
次に紹介するのは、乳製品で有名な森永が出しているビヒダスBB536です。
普段から馴染みのある企業が発行していると、何だか安心感がありますね。しかし、今回ビヒダスBB536をおすすめするのは、ただメーカーが有名だからという理由ではありません。
このビヒダスBB536に含まれている乳酸菌はビフィズス菌です。しかし、ただのビフィズス菌じゃないんです。ビヒダス536の含まれている乳酸菌は酸素や胃酸に強いBB536株と呼ばれるビフィズス菌を含んでいるんですよ!
そのため、特別カプセル等で保護する必要がなく、胃酸に全てやられてしまうことなく腸までビフィズス菌を届けることが出来ます。
こちらも免疫力の向上を大きく期待できる乳酸菌サプリだと言えるでしょう。
ヨーグルトでもノロウイルス対策は出来るの?
「乳酸菌を摂取するだけなら、安価で安いヨーグルトじゃダメなの?」と思った方もいるのではないでしょうか?
もしもノロウイルス対策でヨーグルトを摂取するのであれば、ヨーグルトは相応しくないかもしれません。その要因について見て行きましょう。
ヨーグルトは日本人の身体に合わない
実は日本人の85%の身体にヨーグルトが合わないということを知っていますか?
どこの食品メーカーも「ヨーグルトを摂ると~」なんて言っていますが、あれは販売戦略であって、決して日本人はヨーグルトを食べても良いというわけではありません。
本当は牛乳やヨーグルト、チーズを含めた乳製品に含まれている乳糖は日本人の身体に適していないのです。
そのため、ヨーグルトを食べて胃腸を弱くしてしまうという方も少なくありません。実際に牛乳やヨーグルトを摂取して腹を下したという経験はありませんか?それは、日本人が乳糖を分解する機能が低いからなんですよ。
腸まで乳酸菌を届けられない
ヨーグルトに含まれている乳酸菌のほとんどは、胃酸によって死滅してしまいます。そのため、乳酸菌を生きた状態で腸まで運ぶことが非常に難しいんですよ。
もちろん、EC-12と言った乳酸菌のように死菌として腸内で働く乳酸菌も存在します。従って、どうしてもヨーグルトから乳酸菌を摂取したいという方は、死菌として働く乳酸菌を選ぶ必要があるでしょう。
高糖質・高カロリー!毎日食べるのはリスクが伴う
ヨーグルトは糖質が高く、カロリーが高いものが多いです。そのため、元々肥満体系であるとか、糖尿病を患っている方はヨーグルトの食べすぎに注意しなければいけません。
ただ、最近では糖質・カロリーが半分に抑えられているヨーグルトもあるので、そういったもので危険を回避することが出来ます。
しかし、どうしても糖質・カロリーハーフとなると商品自体の金額が高いため、毎日続けることが難しいでしょう。乳酸菌摂取は一度止めてしまうと2週間で元の状態へ戻ってしまうと言われています。
そのため、ヨーグルトで毎日続けることは多くの無理が伴うでしょう。
整腸剤でもノロウイルス対策は出来る?
「ヨーグルトが駄目なら整腸剤は?」と考えた方、いませんか?
もちろん整腸剤にも乳酸菌を始めとする善玉菌を含んでいる上に、CMでもたくさん紹介しているのでサプリよりも効果的な感じがしますよね。
それでは、整腸剤を用いてノロウイルスを予防改善出来るのか見て行きましょう。
毎日飲み続けることには向かない
整腸剤は薬です。サプリメントは栄養補助食品なので毎日摂取することが可能ですが、整腸剤は薬であるため毎日飲み続けることには適していません。
そのため、一時的に乳酸菌を体に取り入れて腸内環境を整えることが出来るかもしれませんが、継続して乳酸菌を摂取することが困難となります。
先ほどヨーグルトについて紹介したときにもお話ししましたが、乳酸菌の摂取を2週間中断してしまうとまた元の腸内環境へ戻ってしまうと言われています。せっかく整腸剤で腸内環境を整えたとしても、戻ってしまうのであれば意味がありません。
制酸剤が使われている場合は注意!
整腸剤の中には、乳酸菌を腸へ届けるために制酸剤を用いているものもあります。
この制酸剤というのは胃酸の分泌を抑えるもので、乳酸菌が胃酸によって死んでしまわないために配合されています。
「なんだ整腸剤でも腸まで届くのか」と思うかもしれませんが、胃酸の分泌を本当に抑えてしまっていいのでしょうか?
胃酸は食べ物を消化するための消化酵素として働くだけではなく、異物が入ってきたときのチェッカーとしても働いています。
そのため、継続的に整腸剤から乳酸菌を摂取することはおすすめ出来ません。
生活の中での予防も大切
乳酸菌サプリで免疫向上をするからといって、普段の生活上でも気を付けなければノロウイルスの感染を防ぐことは出来ません。
最後に、どのようなことに気を付けたら、ノロウイルスの感染からカラダを守ることが出来るのかお伝えします。
加熱が十分な料理を食べる
最も感染原因として話題にあがる食材が牡蠣です。ノロウイルスは牡蠣などの二枚貝に多く潜むとされ、ノロウイルスの感染源としてメジャーな食べ物となります。
通常ノロウイルスは85℃から90℃で90秒以上加熱してから食べると感染しないと言われますが、牡蠣などは軽い湯通しで食べられる場合が多いので注意が必要です。
特にノロウイルスがはやっている時期は、なるべく生鮮食品を避け十分に加熱をしてから食べるようにしましょう。
手洗いうがいをする
基本中の基本ですが、帰宅後や食前にはきちんと手洗いうがいをしましょう。
特に学校や職場など、人が多い場所に行く人は他の方との接触でノロウイルスになってしまう場合もあります。きちんと手洗いうがいをして対処するようにしましょう。
公衆トイレを使う際は注意
「公衆トイレ?」と疑問に感じた方もいると思いますが、実は公衆トイレを利用する際もノロウイルスには注意しなければいけません。
もちろん、きちんと消毒されていると思いますが、多くの人が使用する以上ノロウイルスがトイレに付着している場合があります。
ノロウイルスがシーズンとなった際には、公衆トイレの利用はなるべく避ける、もしくはきちんと手洗いをして感染を予防するようにしてください。
まとめ
ノロウイルスと乳酸菌サプリに関係性について理解できましたか?乳酸菌は今もっとも注目されている菌の一種です。
ぜひこれを機会に、腸内環境を整えて免疫力を向上させ、ノロウイルスといった危険な病原菌に対する強い耐性を身に着けられるようにしましょう。
そして、そのために乳酸菌サプリから乳酸菌を摂取するということも視野に入れて、考えてみてください。