腹痛が続いてトイレに何回も行くのはつらいですよね。潰瘍性大腸炎の症状がひどくなると、体重が減少したり発熱したりとお腹以外にも症状が出てきます。
潰瘍性大腸炎は20代を中心に、若い人からお年寄りまでかかる原因不明の難病です。
ただ、仕事が忙しいなどで偏った食生活が続くと、腸の免疫機能が正常に働かなくなり潰瘍性大腸炎になる可能性が高まると指摘されています。
症状が安定しない上に原因が不明な潰瘍性大腸炎ですが、お医者さんから処方される薬以外にも症状を緩和することができることを知っていますか?
実は、潰瘍性大腸炎の症状を緩和することができるサプリメントが存在します。今回は、潰瘍性大腸炎に効果のあるサプリメントをご紹介していきます。
効果的な飲み方や、潰瘍性大腸炎と付き合っていく上で気を付けたい事項もピックアップしています。
目次
潰瘍性大腸炎改善のカギは腸内環境
潰瘍性大腸炎の原因は食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などが影響されていると言われていますが、まだまだ原因不明の難病です。
ところが、最近の研究では「どうやら免疫異常が関係しているらしい」ということが発覚しました。
それでは、潰瘍性大腸炎が引き起こす免疫異常とは一体どのようなものなのでしょうか?
潰瘍性大腸炎と免疫異常の関係
そもそも皆さんは、免疫がどういうものなのか知っていますか?
免疫というのは、体外から侵入してきた異物から身体を守るための防衛反応のことを言います。
一見防衛反応と聞くと良いイメージをもたれると思いますが、この免疫が異常に働いてしまうと、危険な異物以外にも反応してしまい炎症や発熱などの症状を引き起こします。
潰瘍性大腸炎の場合は、免疫異常が異物に対してではなく自身の粘膜を異常物質だと認識してしまうことによって発症します。
すると免疫細胞たちは自分の粘膜に対して攻撃を始めるため、炎症を起こして潰瘍性大腸炎を引き起こしてしまうんです。
自分を守るための免疫が、自分を攻撃してしまうなんて恐ろしい話ですよね…。
免疫異常はなぜ起こる?
どうして免疫異常が起こってしまうのでしょうか?様々な要因が考えられるのですが、一番は腸内環境の悪化です。
実は、腸内には免疫細胞の約6割が集中しているため、腸内環境が変化すると免疫のバランスが崩れて異常を起こしてしまうんです。
従って、潰瘍性大腸炎を改善するためには腸内環境の悪化を防ぐところから始める必要があります。
乳酸菌で腸内環境が整う
腸内環境の悪化を防ぎ改善するためには、乳酸菌を摂取しなければなりません。
乳酸菌は、腸の運動を活動的にしたり、悪玉菌によってもたらされる腸内腐敗や、病原菌から腸管感染を防ぐことができます。
また、乳酸菌はビタミンなどを生成する作用があり、ガンの予防や抑制、免疫力の活性化などの効果もあることが分かっています。
乳酸菌=ヨーグルトはだめ?
よく乳酸菌と聞いてイメージされるのは、ヨーグルトなどの乳製品が主だと思います。
しかし、乳製品に含まれる糖質:乳糖を分解できる日本人は、25%にも満たないのをご存知でしょうか?
乳製品の乳糖を分解できない体質のことを、乳糖不耐症と言います。
日本人のお腹には、そもそも乳製品は合わないのです。
そして、潰瘍性大腸炎では、動物性脂肪の塊である乳製品の摂取は控えるように指導されますので、ヨーグルトは使えないのです。
そこで、乳製品を使わずに、乳酸菌を摂取できる方法として、乳酸菌サプリメントがおすすめです。
純粋な乳酸菌だけを摂取でき、余分な成分の一切を排除しています。
潰瘍性大腸炎を改善するためのプロセスまとめ
- 潰瘍性大腸炎は免疫異常によってもたらされることが判明
- 免疫異常は腸内環境が悪化することによって引き起こされる
- 免疫異常を改善するためには、腸内環境を整える必要がある
- 腸内環境を整えるためには乳酸菌を摂取することが大切
- 効率的かつ安全に乳酸菌を摂取するためにはサプリメントから
乳酸菌サプリメントを選ぶ条件
乳酸菌にはたくさんの種類があり、乳酸菌サプリメントも同様に、商品の数は溢れています。
その中から、腸内環境を改善し、潰瘍性大腸炎の症状を緩和することができるサプリメントを選ぶには、以下の3つの条件を満たしているか確認することが重要です。
善玉菌を増やした実績のあるサプリメントなのか
いくら優秀な乳酸菌が入っていても、実際に腸内環境に効果が期待できる保証もないものは、飲んでも効果が表れるか不安ですよね。
実際の研究データにおいて、腸の善玉菌を増やすことが分かっていると、安心してサプリメントを飲めます。
大腸の負担になる成分が入っていないのか
潰瘍性大腸炎は、大腸の疾患です。ですから、サプリメントの添加物も確認してください。
例えば、錠剤を作る際に、乳糖が使われる場合があります。乳糖は、乳製品にも含まれる大腸を刺激する成分ですので、気を付けたい添加物です。
また、サプリメントの風味を良くするために、人工甘味料が使用されることがありますが、人工甘味料も大腸を刺激してお腹を壊す可能性がありますから、しっかりとチェックしましょう。
善玉菌のエサになる成分が入っているのか
善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維が入っているかどうかも、重要な選ぶポイントになります。
善玉菌は私たち生きている人間と同じように、餌を食べて働き増殖を始めます。
したがって、サプリの中に善玉菌の餌が配合されているということも確認しましょう。
潰瘍性大腸炎に効くサプリメントランキング
- 善玉菌を増やした実績のあるサプリメントなのか
- 大腸の負担になる成分が入っていないのか
- 善玉菌のエサになる成分が入っているのか
潰瘍性大腸炎用サプリメントを選ぶ条件でご紹介した3つのポイントを踏まえながら、乳酸菌サプリメントをランキング形式でご紹介していきます。
第1位 ヘルスエイド・ビフィーナEX
ヘルスエイド・ビフィーナEXは森下仁丹で製造している乳酸菌サプリで、乳酸菌サプリ売り上げランキングを21年間も守り続けています。
しかし、注目して欲しいのはメーカーのブランド力や、売上ランキングが1位だということではありません。
実はビフィーナEXに配合されているビフィズス菌ロンガム種BB536は、潰瘍性大腸炎の緩和に効果的だと研究から明らかになっています。
実際にビフィーナを試した人の中には、潰瘍性大腸炎を緩和させる目的飲んでいる人が多く、緩和されたという口コミも多く見られました。
その口コミについて、2件紹介いたします。
24歳 男性 会社員『潰瘍性大腸炎を患っています。』
昔から、急激な腹痛に襲われたり、食べたらすぐトイレに行く症状が続いて、とうとう便に血液が混じるように…。
そこで、病院に行ってみたのですが、口からも内視鏡を入れ、お尻からも内視鏡を入れ‥・。正直、この年齢で内視鏡を経験するなんて思っても居ませんでした。
そして告げられたのが潰瘍性大腸炎という病気です。
病名を言われた直後は「炎症かあ」と思っていたのですが、医師が立て続けに「難病です」と言ったので、正直身体の力が抜けてしまいました。
どうやら若い人に多い病気のようで、「まさか自分が発症するなんて…」という思いで、必死で対策法を探しました。
そして見つけたのが、ヘルスエイド・ビフィーナEXです。
はじめはサプリなんかで改善する訳ないと思っていたのですが、飲み続けてみると急激な腹痛や血便など酷い症状が出なくなったんです。
前までは運転中などに、いてもたってもいられないぐらい腹痛を起こしていたのですが、今は毎日急な腹痛で悩まされることはありません。
本当に試してみて良かったと思います。症状で苦しんでいる人は、ぜひ試してみてください。
27歳 男性 会社員『ビフィーナ飲んで1年』
潰瘍性大腸炎って、調べれば調べるほど恐ろしい病気で、将来的に大腸がんになるリスクが高いとか、他の疾患を引き起こすとか本当に怖くて怖くて仕方がありません。
アルコールも禁止されていて、酒に逃げることも出来ずに辛いです。
そして潰瘍性大腸炎を調べに調べまくった結果、とあるサイトでビフィーナをすすめているサイトを見つけ飲んでみることにしたんです。
本日で1年飲み続けました。今のところ血便が出たり、痛いと声をあげるような痛みは体験していません。
もしかするとこれから症状が出るのかもしれませんが、ビフィーナが症状を緩和するのに役立っているのだと感じています。
以上がビフィーナに寄せられた、口コミです。
難病と聞いて落ち込んでいる人も多いかと思いますが、決して緩和が出来ない訳ではありません。
ぜひ、症状緩和のために、そして将来的に別の疾患を発症させないためにも、ビフィーナEXをお試しください。
第2位 乳酸菌革命
乳酸菌革命は、他の乳酸菌サプリよりもいろんな種類の乳酸菌が配合されており、ビフィズス菌・ガセリ菌など、腸内環境を整えてくれる菌を16種類配合しています。
人は体質によって合わない乳酸菌があります。菌のバリエーションを増やすことで、その人の腸内環境に最適な菌が力を発揮し、腸内環境を改善してくれます。
他の乳酸菌サプリで効果を実感できなかった人におすすめです。
第3位 久光製薬 乳酸菌EC-12
乳酸菌EC-12は製薬会社の久光が提供する乳酸菌サプリメントです。1日4粒で1兆個という、他の乳酸菌サプリとは比べ物にならないほどの乳酸菌が含まれています。
乳酸菌EC-12は死菌状態でサプリになっています。乳酸菌が生きていないと効果がないと思われがちですが、乳酸菌EC-12は大腸のビフィズス菌のエサになりますので、腸内環境を改善することができます。
乳酸菌EC-12の特徴としては非常に小さく丸い形をしており、小腸のパイエル板を通過して免疫細胞を刺激することで、免疫力アップやアレルギーの改善に効果があります。
潰瘍性大腸炎は、本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない自己免疫反応の異常が関係していると考えられています。
乳酸菌EC-12は、免疫機能が暴走するのを防ぎ、潰瘍性大腸炎を予防・緩和することができます。
潰瘍性大腸炎におすすめのサプリってどんなのがある?
潰瘍性大腸炎に効くおすすめサプリランキングを紹介してきましたが、実は、サプリメントにも3種類あり
- プレバイオティクス
- プロバイオティクス
- バイオジェニックス
に分けることができます。ここではそれぞれの違いをご紹介します。
1.プレバイオティクス(pre)
プレバイオティクスは事前に「腸」という土壌を肥やすという意味があります。
オリゴ糖や食物繊維などの善玉菌のエサとなるものがプレバイオティクスです。
2.プロバイオティクス(pro)
プロバイオティクスは日本語で「共に生きる」という意味です。ここでの共に生きるというのは、人と乳酸菌・ビフィズス菌が該当します。
乳酸菌やビフィズス菌が主な成分のサプリがプロバイオティクスです。
3.バイオジェニックス
バイオジェニックスは日本人の光岡博士が提唱した概念で、
生きた菌だけでなく死菌や分泌物も腸管免疫を刺激することで、腸内フローラに好影響を与えるということです。
簡単に説明しますと、サプリメントで摂取すれば腸内環境の改善でき、身体に良い影響を与える成分のことをいいます。
乳酸菌生産物質がバイオジェニックスに当てはまります。
潰瘍性大腸炎に効果があると報告されている乳酸菌
これまでは潰瘍性大腸炎におすすめのサプリをご紹介しました。これからお伝えする乳酸菌は潰瘍性大腸炎の症状を抑える効果が高いとされている乳酸菌です。
- BB536
- ブレーベ菌(ヤクルト)
- LC1
の3つがありますので、それぞれご紹介します。
BB536
BB536は、ビフィーナ、森永ビヒダスBB536に含まれている乳酸菌です。これまでに発見されたビフィズス菌は酸素や熱に弱いという特徴がありました。
しかし、森永乳業が発見したビフィズス菌BB536は酸や熱にも強いため、胃酸などで菌が死ぬことなく生きたまま腸に届くことができます。
潰瘍性大腸炎の患者に治療薬と一緒に摂取してもらったところ、6か月で10名のかたに症状が寛解に至るという結果がでました。
ブレーベ菌(ヤクルト)
ブレーベ・ヤクルト菌はヤクルトが保有するビフィズス菌です。
ブレーベ菌が生成する乳酸や酢酸は、腸の運動を活性化させて便の水分を調節してくれます。下痢の症状を改善することから、潰瘍性大腸炎に効果があります。
LC1
LC1は食品メーカーのネスレが保有する乳酸菌で、生きたまま腸に届き、腸への定着率もよいとされている乳酸菌です。免疫力を強くする力がありますので潰瘍性大腸炎に効果があります
潰瘍性大腸炎でサプリを飲むときの注意点
サプリはどんなに効果があると謳っている物でも、自分の体が受け付けなければ、絶対に取らないようにしましょう。
なぜなら、潰瘍性大腸炎に1度でもなってしまうと、元の健康な状態に復帰するのに1カ月以上かかってしまうからです。
今回は潰瘍性大腸炎サプリを飲むときの注意点をご紹介します。
1日目
初めてのサプリを飲む場合は、最初の量は半分以下にします。カプセルのものであれば、中身を半分以下にして飲みましょう。
半分以下にすることで、効果がない、または効果を感じない量にすることができます。こうすることで、体に慣らしていきます。
2日目
前日に飲んだサプリで体調に異常がなければ大丈夫です。しかし、まだ2日目も、服用する量は半分以下にして、ほとんど効果を感じない程度の量にします。
注意する点は、身体に異常がないか、服用する量を半分にする です。
3日目
2日目に飲んだサプリで体調に変わりがなければ大丈夫です。この日から1日の推奨量を飲んで問題ないということになります。サプリの効果を図っていきましょう。
注意する点は、規定量を超えて摂取しないです。
この飲み方ですと、大きく体を壊すことがありません。最初の3日間の飲み方に注意して潰瘍性大腸炎のサプリを使ってみましょう。
乳酸菌サプリの効果を確認する方法
サプリの効果を確認する方法は便の変化を見るのが1番わかりやすいです。
- 臭い(臭くないか?)
- 色(黄色っぽいか?)
- 大きさ(バナナくらいの大きさか?)
- 浮力(沈んでいないか?)
この4つをトイレに行った時には注意して観ましょう。
潰瘍性大腸炎の代表的な症状である下痢便が、徐々に上記のような健康的な便に変わっていけば、そのサプリと自分の腸との相性が良いと判断できるのです。
腸内環境が整うと起こる嬉しいこと
乳酸菌サプリを使って腸内環境が整うことによって、さまざまなメリットや効果がありますので、それについてもご紹介していきます。
効能 | 解説 |
---|---|
お通じが良くなる | 便秘の原因の悪玉菌が減ることによってお通じが良くなります。 |
花粉症・アトピー性皮膚炎を緩和 | 免疫力があがることによって花粉症などのアレルギー症状を抑えることができます |
コレステロールを下げる | 腸内の善玉菌がコレステロールの吸収を抑えます。 |
免疫力を向上させる | 大腸にいる善玉菌が増えることで免疫力が向上します。 |
肌荒れを改善 | お通じが良くなることでビタミンの生成が良くなり肌荒れが改善します。 |
胃がんを予防 | 乳酸菌の中には胃がんの発症に関係するピロリ菌を倒してくれる菌がいます。 |
血糖値の上昇を抑える | 腸内には血糖値を下げる働きをする腸内細菌がいます |
腸内環境を改善することで、胃がんの予防にもなるのは意外ですよね?腸内環境を整えることでこれだけたくさんのメリットがあります。
乳酸菌サプリ以外におすすめなもの
乳酸菌サプリ以外にも潰瘍性大腸炎に効果がある健康食品があります。
食物繊維やオリゴ糖を多く含む健康商品を摂取することで、腸内環境を改善し、潰瘍性大腸炎の症状の緩和や予防することができますのでご紹介していきます。
食物繊維
潰瘍性大腸炎の腸内環境は悪い状態にあります。なぜなら、腸壁には腫瘍ができ、出血するなど、悪玉菌が多い腸内環境になっているからです。
しかし、潰瘍性大腸炎のガイドラインでは、食物繊維は腸に刺激を与えてしまい、出血を促してしまうので、腸には良くないとされていました。
ですが、食物繊維を摂取せずに悪玉菌が多い腸内環境が長年に続く方が、リスクがあるという指摘もあります。
なぜなら、悪玉菌は有害物質を作り出してしまい、潰瘍性大腸炎よりもっと深刻な大腸がんの原因になってしまうからです。
食物繊維は善玉菌が多い腸内環境へと改善してくれますので、それを摂取してはいけないとしている潰瘍性大腸炎のガイドラインを訂正する動きも高まっています。
藍の快調サポート
藍の快調サポートはスプーン3杯約7gの中に約5.3gの食物繊維が含まれています。腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖も含まれていますので、ダブルで腸内環境の改善に期待ができる商品です。
お好きな飲み物や食事にサッと入れて溶かすだけですので、手軽に摂取できるのもおすすめのポイントです。
プレファイバー
プレファイバーには2種類の食物繊維と、4種類のオリゴ糖が含まれているサプリメントです。1日1包で4.3gの食物繊維が摂取できます。腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を改善します。
腸内環境を良くすることで、潰瘍性大腸炎に効果があります。
イージーファイバー
イージーファイバーは小林製薬から販売されている商品です。1パックに食物繊維が4.2g含まれており、飲み物に入れても固まらずさっと溶けるのが特徴です。
また、ほぼ無味・無臭ですので飲み物の味や香りを変えることがありません。
商品パッケージには、お通じの改善に役立つと書いてありますが、食物繊維が豊富に含まれていますので、潰瘍性大腸炎にもちゃんと効果があります。
青汁
青汁も食物繊維を多く含む健康食品です。ホットで飲むことができますので、腸を刺激せず優しいです。また、持ち運びができますのでどこでも飲むことができます。
やわたのおいしい青汁
やわたは青汁のほかにも多数の健康食品を販売している会社です。
青汁を摂取することで、EPA・DHAが増加し、免疫細胞を活発にすることができます。
免疫の異常が潰瘍性大腸炎の原因とされていますので、免疫力をあげることで潰瘍性大腸炎の症状を抑制することができます。
黒糖抹茶青汁寒天ジュレ
黒糖抹茶青汁寒天ジュレは食物繊維がサツマイモの約29倍、乳酸菌が100憶個も含まれた健康食品です。乳酸菌+食物繊維の強力コンビで腸内環境を改善します。
野菜ジュース
野菜ジュースと青汁の違いは、野菜を摂取できるかという点です。
ガンを患った医師が野菜ジュースを大量に飲む「ゲルソン療法」でガンを克服しています。つまり、野菜にはガンを克服するだけの免疫を上げる効果があるのです。
伊藤園の野菜ジュース
伊藤園の野菜ジュースは生野菜から作られているので、各種ビタミンが豊富です。
ビタミンAは免疫機能を正常に保つために働いてくれる、大事な栄養素です。
にんじんに多く含まれているβカロテンは、体内にビタミンAが不足していると、ビタミンAに変わることができます。
オリゴ糖
オリゴ糖は善玉菌のエサとなる成分です。オリゴ糖を摂取することで腸内の善玉菌が活発になり、腸内環境を良くしてくれます。
カイテキオリゴ
カイテキオリゴは善玉菌を効率よく増やせる商品です。
複数のオリゴ糖を含んでいるため、ビフィズス菌との相性も良く、刺激が少ないので腸に優しいのもポイントです。
潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にびらんや腫瘍ができる大腸の炎症性疾患です。20代を中心に多くみられますが、年齢に関係なく発症します。
潰瘍性大腸炎の原因
潰瘍性大腸炎の原因は明らかにはなっていません。ただ可能性として、免疫機構が正常に機能しなくなることで発症するのではないかと考えられています。
また、潰瘍性大腸炎は特効薬がまた見つかっておらず、完治が難しいとされていて、国から難病に指定されています。
潰瘍性大腸炎の症状
潰瘍性大腸炎は「下痢」「便秘」「血便」が主な症状です。腹痛が頻繁に起き、下痢と便秘を繰り返します。症状が悪化すると、体重の減少、風邪をひきやすくなるなどの影響も出てくる病です。
また、最悪の場合は大腸を全摘出しなければいけないことになる場合もあります。
さらに、潰瘍性大腸炎を発症して10年を超えますと、もっと深刻な病の大腸がんを発症するリスクも高くなります。
潰瘍性大腸炎とクローン病
潰瘍性大腸炎とクローン病はどちらも炎症性腸疾患に該当します。
潰瘍性大腸炎は腸にだけ腫瘍ができますが、クローン病は口から肛門までの全消化器官に腫瘍ができるという違いがあります。
この2つの病気は似た症状が起こり、「下痢」「血便」「腹痛」に悩まされます。どちらも原因が不明で治療法が確立されていない病です。
潰瘍性大腸炎に効果があるとされる成分
潰瘍性大腸炎に効果があるとされ、研究がすすんでいる成分もありましたのでご紹介しておきます。
成分 | 効果 |
---|---|
DHA | 良質な免疫細胞。体の健康維持に必要な必須脂肪酸 |
ビタミンD | 免疫を高めてくれる成分。食事、サプリからの摂取や日光に浴びることで作られる成分 |
カルシウム | 神経刺激の伝達に必須な成分 |
EPA | 大腸の炎症を抑える抗炎症作用がある成分 |
レシチン | 神経の伝達物質の元である成分 |
葉酸 | 細胞形成に必要なたんぱく質などを合成させ、潰瘍性大腸炎で傷ついた大腸の腸壁を再生する成分 |
潰瘍性大腸炎に効果があるとされる成分をご紹介しました。
カルシウムといえば牛乳を連想させますが、牛乳に含まれる「乳糖」を日本人は分解でない方のほうが多く、お腹を壊してしまう可能性があります。
潰瘍性大腸炎の方は牛乳を飲むのは控えて、カルシウムが入ったサプリなどで補いましょう。
潰瘍性大腸炎を改善・予防するうえで気を付けるべきこと
潰瘍性大腸炎を改善・予防に効果のあるサプリメントや健康食品をご紹介してきましたが、普段の食事や定期的な検査も重要です。ここでは潰瘍性大腸炎を改善・予防するうえで気をつけるべきことをお伝えしていきます。
食事
大腸に負担のかかる食事はさけたほうがいいでしょう。食べ物ですと、乳製品や辛いもの、油っこいものが大腸に負担がかかります。飲み物ですとアルコールや炭酸飲料が負担になります。主に嗜好品のものが大腸に負担がかかると考えていいでしょう。
大腸に負担がかからない食事として、和食がおすすめです。
和食は魚料理や油をあまり使用しない煮物料理が多く、潰瘍性大腸炎を予防する食生活の理想ともいえる食事です。
魚は潰瘍性大腸炎に効果のあるDHAが多く含まれていますのでおすすめですし、野菜には食物繊維が豊富です。
ですので、外食するときは、魚料理や野菜が食べられる和食を選ぶようにして、大腸に負担をかけないようにしましょう。
乳酸菌
乳酸菌は免疫力をあげたり、便秘を解消してくれたりします。しかし、乳酸菌は胃酸で殺されてしまったり、日々便として排出されたりしてしまいます。
普段から乳酸菌を意識して摂取することで、腸内細菌のバランスを整えることができます。
継続して乳酸菌を摂取することが大事です。
定期的な検査
潰瘍性大腸炎は20代の後半になりやすい病です。しかし、若い人だけ発症する病ではありません。年齢にかかわらず、生活習慣によって発症する可能性があります。
早期に発見し、治療をすることができれば、完治に近い状態を保つことができる可能性が高いです。
ですので、健康診断などで定期的な検査を怠らないようにしましょう。
まとめ
潰瘍性大腸炎は大腸にびらんや腫瘍ができる原因がわかっていない難病です。20代に多く見られる病ですが、年齢関係なく発症します。
潰瘍性大腸炎は腸内環境を改善することで発症の予防や緩和をすることができます。青汁や野菜ジュースも腸内環境の改善に効果がありますが、1番手軽に始められるのは乳酸菌サプリです。
乳酸菌サプリには非常にたくさんの乳酸菌が含まれ、潰瘍性大腸炎に効果のある成分も含まれているものもあります。
潰瘍性大腸炎に苦労されている方で、乳酸菌サプリを試していない方は、この機会に始められてみてはいかがでしょうか?