食べ物・食生活

納豆好きは腸内フローラが良好というのは本当か

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健康な人の腸内フローラは、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の働きにより、悪玉菌を抑えてバランスが取れていて美しい、と言われます。

昔から朝食には付き物だった納豆、この中に入っている「納豆菌」も善玉菌のひとつです。

単なるご飯のお供が、いまでは他の善玉菌にはない数多くの効能が発見されており、いま一番注目を集めているのが≪納豆≫と言えるでしょう。

 

まずは大豆の、食品としての栄養素を確認

納豆の原料は大豆ですが、この大豆の栄養素がまたすごいのです。急がば回れではありませんが、納豆のことを知るには大豆の栄養素について知っていただく必要があります。

大豆本来の栄養素は

とくにタンパク質が多量に含まれており、この中には人体に必要な必須アミノ酸類もバランス良く入っています。そして脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄などのミネラル、ビタミンE・ビタミンB1、葉酸など、多くの栄養素があの小さな一粒に凝縮されて入っているのです。

この中でも注目されているのが、大豆由来のタンパク質です。

そのうちのひとつが「大豆イソフラボン」。これはポリフェノールの仲間で、とくに女性の身体の不調を緩和する働きをします。また、骨から溶出するカルシウムをストップさせますので、骨粗鬆症予防にもなります。

また「大豆レシチン」は血管壁にコレステロールが付着しにくくし、動脈硬化や心筋梗塞の予防効果が注目されています。

そして「大豆サポニン」は強力な抗酸化作用がありますから、体内での脂質の酸化を防ぎ、その代謝も促進させます。ダイエット効果ももちろんですが、腸などの細胞の癌化を防ぐ働きもあるそうです。

 

納豆の栄養素は特別です!

納豆は大豆を「納豆菌」で発酵させて作ったジャパンオリジナルの食品です。

誕生した時代は定かではありませんが、平安時代にはすでに納豆という言葉が記録されていたとのこと。この納豆には大豆に含まれている栄養素に加え、発酵させることでさらに別の栄養素が加わっているのです。

「納豆時に医者要らず」という諺があったそうですが、昔から栄養があり、薬効も高い食品として知られていたようですね。

その名も「ナットウキナーゼ」

納豆のネバネバに入っているのが、タンパク質を分解する酵素のナットウキナーゼです。

この酵素は血栓の素となるタンパク質(フィブリン)を効率よく分解し、血液をサラサラにして血栓を予防してくれます。ですので、ストレス過多の人や高血圧、高脂血症、糖尿病の方にはとくにお勧めです。

ビタミンB2、ビタミンK2も豊富

納豆には色々なビタミンが入っていますが、とくにビタミンB2とビタミンK2が豊富です。

B2はタンパク質や炭水化物を体内での代謝に必要なエネルギー源に変換する作用がありますから、スポーツ大好き人間や筋トレマニアには欠かせない食品です。

また、腸内で納豆菌からつくられるビタミンK2は、骨の形成に必要とされていますので、骨粗鬆症の予防にも効果があります。

ネバネバ成分の「ムチン」

納豆をよ〜くかき交ぜると、ネバネバと旨味が増ましますよね。あのネバネバの成分が「ムチン」と「ポリグルタミン酸」という旨味成分なのです。

糖とタンパク質が結合したネバネバ物質を総称して「ムチン」と呼びますが、山芋やオクラ、昆布やウナギのネバネバにも含まれている栄養素です。そして「ポリグルタミン酸」は納豆菌が発酵段階で作りだしたもので、グルタミン酸とアミノ酸が繋がったものです。

この納豆に含まれているムチンは、他の食品と比較してケタ外れに多く、主に粘膜を保護する作用が高く、胃腸炎を防いだり鼻の粘膜を保護して風邪を引きにくくしてくれます。

そして水溶性食物繊維も豊富ですので、整腸作用もあります。

 

納豆パワーが、腸内フローラを良好に保ちます。

腸内フローラのバランスを改善しつつ人に有益な作用をもたらしてくれる微生物を「プロバイオティクス」と呼びますが、納豆菌も乳酸菌などと同じ「プロバイオティクス」の一種です。

乳酸菌と納豆菌はどちらも体内に取り込まれると、腸の蠕動運動を活発化するなどの「整腸作用」をもたらしてくれますが、とくに納豆菌はめざましい働きをしてくれます。

納豆菌の強さは、乳酸菌の比ではない

まず、確実に大腸に到達できる納豆菌。その強さの秘密は「胃酸への耐性」で、多くの乳酸菌は腸にたどり着く前に強力な「胃酸」の殺菌力で死滅してしまいます。ところが納豆菌は胃酸にもびくともしません。

また、農林水産省が行った実験によると、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌を同時摂取した被験者の便を採集して調べたところ、生き残っていたのは納豆菌だけだったことが報告されています。

この強さが、高い整腸効果の根拠

腸内に入った納豆菌は、分裂繁殖を繰り返し大腸全体に広がります。そして何日も腸内にとどまりプロバイオテクス効果を発揮するのです。

また、納豆は腸内に生き残った「善玉菌」たちに、エサとなる食物繊維と大豆オリゴ糖も補給しますから、二重三重の働きをしてくれるわけです。

こうして見ると、納豆と納豆菌の腸内フローラへの貢献は確かなことが分かりました。つまり、納豆を常食している人、納豆大好きさんの腸内フローラは良く保たれる傾向にあると言えますね。

…良い傾向?…いくら納豆を常食しても、その傍ら暴飲暴食では、いくら納豆でも改善しきれません。納豆菌を助けるバランスの取れた食生活、これも大切ですね!

 

納豆嫌いでもパクッと食べれる、おすすめレシピ。

臭いとネバネバで敬遠される納豆ですが、食べ方次第で大ファンになってしまうのも納豆の不思議です。納豆の栄養素を壊さない食べ方、そして納豆嫌いのためにいろいろ紹介されているレシピから、これなら食べれたというレシピをご紹介します。

ナットーキナーゼ加熱調理に注意!

気をつけたいのが加熱調理です。

「納豆菌」は高温に強い菌なので加熱しても問題はありませんが、血栓予防に効果がある「ナットウキナーゼ」は70℃以上で壊れてしまいます。

納豆パワーを余すことなく利用するなら加熱しないで食べるのがベストといえます。とはいえ、納豆は加熱調理しても栄養豊富なことには変わりありません。いろいろなレシピを試してみることをおすすめします。

混ぜるだけ、簡単オリーブオイル納豆。

納豆(1パック)を白くなるまでよ〜くかき交ぜ、付属のタレとエキストラバージンオリーブオイルをお好みで入れるだけ。

オリーブオイルの香りで納豆の臭いをコーティングします。

マヨラーに一押しおススメ、納豆マヨツナ

納豆(1パック)に付属のタレ、マヨネーズ(10g)を入れてかき交ぜる。

みじん切りタマネギ(10g)と、油切りしたシーチキン(10g)を入れ合わせて、仕上げに刻み海苔をかければ出来上がりです。

お酒のおつまみに、納豆の油揚げ焼き。

納豆(1パック)に付属のタレを入れてかき交ぜ、油揚げは二つ切り、中に納豆を詰めます。

フライパンに油をしいて両面がこんがりと焼き上げ、食べやすい大きさに切り仕上げにみじん切りのネギをのせ、醤油をかけて出来上がりです。

最強のコンビ、キムチと納豆

納豆にキムチのみじん切りとゴマ油を加えるだけ。

 

まとめ

納豆菌は生きたまま難なく大腸までたどり着き、悪玉菌を抑えるだけでなく、善玉菌の繁殖を応援したり、新たな栄養成分をつくり出すなどの働きをします。

つまり、納豆を常食する人の腸内フローラは良好に整えられるのは疑う余地がありません。ですから便秘を解消し、美肌を実現するだけでなく、免疫向上、老化防止効果も期待ももちろんできますね。

納豆はこんなことを軽くやってのけてくれる、まさに「スーパーフード」なのです。


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