便が出ない日が続く。
踏ん張っても出る気配がない。
出ても小さくて黒いコロコロうんち。
そんな辛い便秘対策に、乳酸菌サプリを選ぶ人が増えています。乳酸菌サプリメントが便秘体質の改善に効果を発揮する理由と、おすすめの乳酸菌サプリメントをご紹介していきます。
目次
乳酸菌サプリで便秘が改善できる理由
乳酸菌サプリメントを使って善玉菌を腸に届けると、腸内環境を正常にします。
善玉菌は腸の蠕動運動を促進し、悪玉菌が増殖しづらい環境に近づけることができます。便秘体質からの改善が期待できるアイテムです。
普通、産まれたばかりの人は、お通じが悪いということはありません。生活環境や食事などの原因で腸内環境が悪化して、便の滞りが習慣化してしまい、快調な状態に戻れなくなるのです。
乳酸菌サプリメントを摂取して腸が健康になれば、自然な排便を実現することができます。
便秘解消のための乳酸菌サプリ選び講座
便秘体質の改善を目指すためには、乳酸菌サプリメントの選び方にも一種のコツがあります。
たくさん種類がある乳酸菌サプリメントの中から、しっかりと便通改善という目的が達成できるサプリメントを選ばなくては、飲む意味がなくなってしまいますよね。以下の3つの確認は重要です。
大腸の善玉菌:ビフィズス菌を使用していること
便秘は、大腸で起こっている問題です。大腸で何らかのトラブルが発生して、便の排泄が滞っているのです。大腸の善玉菌であるビフィズス菌を腸に送ることで、蠕動運動が促進されて、大腸の環境が改善されていきます。
ビフィズス菌を配合し、更には排便回数の増加データがある商品だと良いですね。
ただ、乳酸菌でも大腸の善玉菌を増やす効果のあるものもありますので、必ずしもビフィズス菌に限定するわけではありません。乳酸菌の場合は、しっかりと腸内改善データが添付されているものを選びましょう。
続けられる価格かどうか
そして、乳酸菌サプリは継続して飲むことで徐々に腸を変え、自然なお通じを出す能力を引き出すものです。ですから、続けられる価格かどうかも選ぶ基準には必須です。この時、飲むのが億劫にならない形状かもチェックしておけば間違いないでしょう。
自分の腸と相性が良いのか
もちろん、自分の腸の細菌構成には個性があります。
ですから、続けてみてお通じの質が向上するような変化があれば、そのサプリの菌と細菌構成が合っていたという結論になりますので、自分と相性が良い菌を使用したサプリメントを選びましょう。
便秘解消におすすめ!乳酸菌サプリランキング
それでは、便秘体質の解消に効果が高いとされる、乳酸菌サプリを、選ぶ基準
- ビフィズス菌を使用している(乳酸菌なら善玉菌占有率アップのデータがある)
- 続けられる価格
- 自分と相性が良い
という3つから、サプリメントを採点しましたので、ランキング形式でご紹介いたします。金額に関しては、1日あたり100円前後のものをまとめています。この価格帯は、機能性ヨーグルトやその他の健康食品と比較しても変わりません。
第1位 ヘルスエイド・ビフィーナEX
今回ご紹介しているサプリメントの中では、唯一の機能性表示食品です。機能性表示食品とは、消費者庁に製品の科学的根拠を提示し、事業者責任で表示することができる情報提供のことです。森下仁丹が製造販売しています。
ビフィーナEXには、便通改善効果の特定されたビフィズス菌ロンガム種BB536が配合されています。2週間の臨床試験で、腸内善玉菌の占有率アップが確認され、排便回数の増加も確認されています。
ビフィーナEXは、ハイパープロテクトカプセルという独自技術で作られたカプセルを使用しています。このカプセルは胃酸に強く、便通作用のあるビフィズス菌を90%、生きたまま腸に届けることができます。小腸で分泌されるアルカリ性の酵素にも耐性があります。
ビフィズス菌の他、ガセリ菌とアシドフィルス菌が配合され、複数の善玉菌が協力して腸内細菌の多様性に対応できるのも特徴でしょう。オリゴ糖も配合するなど、善玉菌のエサになってビフィズス菌が増えるような工夫も見られ、善玉菌を効率よく増やすことができます。
第2位 乳酸菌革命
乳酸菌革命の特徴は、一度にたくさんの種類の乳酸菌を摂取できるという点にあります。ラクトバチルス系の乳酸菌が6種類、ビフィズス菌、ラブレ菌も配合しており、多様性があります。腸全体への効果が期待できます。
耐酸性カプセルに入れることで、死滅させることなく乳酸菌を腸に届けることができます。リピート率85.7%と、一度試してみた方からの支持の高さが数字に出ています。
たくさんの種類の乳酸菌を同時に摂ることができ、健康サポートといった意味合いが強い商品です。菌の種類が少ないサプリメントでは便秘を解消できなかった方にはおすすめです。
第3位 乳酸菌EC-12
サロンパスで有名な久光製薬から販売されている乳酸菌サプリメントです。乳酸菌EC-12は死菌で配合されていますが、善玉菌の栄養源として優秀に働き、腸内改善効果の高い乳酸菌です。
1日で1兆個という数は、他のサプリメントと比較しても断トツです。善玉菌のエサになるオリゴ糖(ラクチュロース)が含まれていますので、お通じサポートに期待できる成分配合となっています。
ヨーグルト味のチュアブルで、水なしでも飲むことができます。外出先や旅行先でも、場所を選ばずおやつ感覚で食べることができます。継続しやすさは断トツでしょう。
第4位 善玉菌のチカラ
塩昆布やカスピ海ヨーグルトを販売する食品メーカー:フジッコの作る乳酸菌サプリメントです。
カスピ海ヨーグルトの乳酸菌クレモリス菌FC株を、カプセル1粒に20億個凝縮しています。クレモリス菌FC株は、強い粘り成分EPS多糖体を産出します。EPS多糖体をまとったクレモリス菌FC株は消化吸収されずに、生きたまま大腸に届きます。
5週間の継続摂取で、大腸のビフィズス菌占有率が5倍にアップしたという研究結果があります。腸の不要物の回収が得意な食物繊維や、大腸がん予防効果のあるカルシウムも配合しています。
第5位 カゴメ植物性乳酸菌ラブレ
大手食品メーカーのカゴメが販売しているサプリメントということで、安心感の高い商品です。
ラブレの特徴は、植物性乳酸菌のラブレ菌を使用しているという点です。ラブレ菌は、日本人が昔から食事で摂取してきた種類の乳酸菌です。ヨーグルトやチーズなどの動物性乳酸菌は、近年になってから日本に伝わった乳酸菌で、まだ馴染みが浅いのです。
日本人の腸に慣れており、相性が良いとされています。動物性乳酸菌と比較すると、植物性乳酸菌は腸まで生き抜く力が高い菌で、腸に生きて届く確率が高いです。
他のサプリメントよりも少々価格は高いですが、日本人の腸と相性が合う確率が高い商品です。1粒で100億個のラブレ菌を摂取できます。動物性乳酸菌では効果を実感できなかった人にはおすすめのサプリメントです。
第6位 ライラック乳酸菌
ライラック乳酸菌の最大の特徴は、有胞子性の乳酸菌を使用している点です。
通常ヨーグルトなどに入っている動物性乳酸菌は酸や熱などの刺激に弱く、口に入れて胃を通過する際には胃酸で殺菌され、生きて腸に届くことが難しいものです。特殊技術で腸まで届くヨーグルトもあるのですが、基本的には弱いという特徴があります。
かわって植物性乳酸菌は外的刺激に強く、生きて腸まで届くことができる菌なのです。
ライラック乳酸菌は生命力の高い植物性乳酸菌であるということに加え、有胞子性乳酸菌でもあります。有胞子性乳酸菌とは、硬い殻に包まれた乳酸菌のことです。殻が乳酸菌を守るので、腸まで生きて届きやすいのです。
カプセルの素材におからを使用しているのも、安全性の高いサプリメントである証拠ですね。多くのサプリメントに使われる保存料、香料などを入れず、腸内への影響が最大限良い方向に行くように考えられていて、開発者の優しさを感じます。
定期購入にすると初回980円となっていますが、いつでも定期購入は休止できますので、お試し購入にデメリットがありません。
第7位 サントリー ラクテクト
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★京都のしば漬けから発見されたプロテクト乳酸菌を配合 ★溜め込みがちな毎日を変えたい人にスッキリをお届け ★侵入したものを働かせないことで、防ぐ力をアップ |
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価格 | 4,968円 |
送料 | 無料 |
主成分 | ラクトバチルスS−pt84 ラクチュロース フコダイン ラクトフェリン |
形状 | タブレット |
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原材料 | ラクチュロース、マルチトール、乳酸菌、フコイダン含有メカブ抽出物、HPMC、ビタミンB1、ラクトフェリン、酸化ケイ素、ビタミンB6、ビタミンB2、着色料(酸化チタン)、ステアリン酸Ca、タルク、グリセリン、増粘剤(アラビアガム)、光沢剤 (原材料の一部に乳成分を含む) |
成分 | 3粒(930mg)あたり 熱量/2.28kcal たんぱく質/0.07g 脂質/0~0.02g 炭水化物/0.80g ナトリウム/0~2mg 食塩相当量/0~0.01g カリウム/1mg未満 リン/1mg未満 |
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食品大手のサントリーが販売しているサプリメントということで、安心感と信頼の高い乳酸菌サプリメントです。
プロテクト乳酸菌は、植物性の乳酸菌ですので、胃酸に負けず、形状そのままに腸まで届いて働きます。オリゴ糖は善玉菌の増殖を助け、腸内環境を整えるので、毎朝のスッキリを実現することができます。
成分を確認すると、バリア機能を高めるフコダイン(海藻のねばねば成分)や、初乳に含まれる成分ラクトフェリンの相乗効果で守る力、善玉菌のエサになるラクチュロース、プロテクト乳酸菌の4種類が力を発揮し、腸内環境を整えて便秘体質の改善につながります。
第8位 アレルナイトプラス
アレルナイトプラスは、植物性乳酸菌ラクトバチルスを1,000億個配合した、顆粒タイプのサプリメントです。
ラクチトバチルス乳酸菌は、漬け物などの発酵食品に生息している菌なので、塩分濃度が高くて栄養状態が悪い環境下でも、力強く行き抜くことができます。
腸まで生きて届くので、高い整腸作用を示してお通じ改善に役立ちます。ただ、お肌の健康維持に必要なビオチンも配合しているため、お通じというよりもアトピー性皮膚炎患者の体質改善に役立つサプリメントです。
第9位 生命の乳酸菌
熱に強い7つの乳酸菌を使用している乳酸菌サプリメントです。ビフィズス菌やEC-12などの動物性乳酸菌や、ラブレ菌・キムチ乳酸菌などの植物性乳酸菌など、2つの分類の乳酸菌を配合しているので、バランスがとれています。
特許製法のコーティングカプセルを使用し、無味無臭で誰にでも飲みやすい形状を実現しています。
初回は送料のみで、実質無料で試すことができます。穏やかな効き目でじっくりと腸内環境を変えていけるので、お通じにも影響してくるでしょう。
第5位 森永ビヒダスBB536
森永ビヒダスBB536は森永乳業で発行している乳酸菌サプリ。森永乳業と言えば、ビヒダスヨーグルトの名前で非常に有名な乳業企業ですね。
このBB536にもビフィズス菌が含まれており、ビフィズス菌ロンガム種BB536が含まれています。
BB536は胃酸や熱に強い乳酸菌として有名で、他の乳酸菌に比べて腸まで届きやすい菌種です。
そのBB536が150億個も配合しているというのは、やはり乳業メーカーである森永の強みでしょう。
しかし一点だけ惜しい点があり、ビフィズス菌意外の乳酸菌が含まれていないという欠点があります。
他の乳酸菌サプリよりも価格が安いので仕方がないのですが、とりあえずビフィズス菌を摂取したいという方におすすめ出来る乳酸菌サプリです。
乳酸菌サプリに入っている菌の違い
善玉菌 | 乳酸菌 | ビフィズス菌 |
---|---|---|
定着場所 | 小腸 | 大腸 |
胃酸への耐性 | やや弱い | 弱い |
菌の生産物 | 乳酸 | 乳酸 酢酸 ビタミンB群 葉酸 |
働き | 健康サポート | 便通改善 美容効果 健康サポート |
これまで見てきたように、乳酸菌サプリメントには、沢山の種類の菌が入っていました。それぞれの菌の働きは、違いがあります。
ビフィズス菌と乳酸菌の違い
大まかに菌を分類すると、乳酸菌とビフィズス菌の2つがあります。この2つは、腸の中で生息する場所に違いがあります。乳酸菌は小腸が主な生息地で、ビフィズス菌は大腸が生息地です。
便秘改善ならビフィズス菌
便秘は、主に大腸内で便が滞っている状態なので、ビフィズス菌をメインに摂取していくことが効果的です。更に、健康効果もビフィズス菌は多岐にわたっていますので、便秘改善後は、健康増進目的での摂取にシフトしていくことができます。
乳酸菌サプリの効果とは
腸内細菌は、その働きによって善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分類されます。理想的な腸内細菌の割合は、善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%とされていています。
善玉菌と悪玉菌
善玉菌は乳酸や酢酸を作り出すので、善玉菌が多い腸内は酸性になって、腸内環境が良くなっていきます。反対に悪玉菌が多いと腸内はアルカリ性に傾くので、腐敗物が溜まりやすくなってしまいます。
日和見菌は、善玉菌か悪玉菌、どちらかの勢力が強い菌にならって働くので、善玉菌を多くしておくことが、いかに大切かわかりますよね。
乳酸菌サプリを飲むメリット
腸内環境が整って善玉菌が多い腸は、便秘知らずのお通じ習慣があります。乳酸菌サプリを使って善玉菌を増やすことで、以下のメリットを得ることができます。
- 便秘体質の改善
- 健康維持
- 花粉症・アトピーなどアレルギー症状の改善
- 肌荒れケア
- 美肌維持
- ダイエット
便秘を改善すると、老廃物や毒素の排出がスムーズになされます。そして、善玉菌が増えると免疫力がアップするので、全身のバリア機能が正常になって健康維持につながるのです。
美容効果に注目
女性にとって注目は、肌荒れケアとダイエットではないでしょうか。肌荒れは、悪玉菌が出す有害物質が血液に溶け込んで肌からあふれ出ている状態です。善玉菌を増やすと、悪玉菌と、悪玉菌が作り出す有害物質の量も減りますので、肌荒れ改善につながります。
ダイエットの面でいうと、たまっていた便が出切って体重が減ったことだけを指してダイエットと言っているわけではありません。
善玉菌が作る生産物には、短鎖脂肪酸というものがあります。短鎖脂肪酸は脂肪の吸収を抑える働きがあり、お通じがスムーズな腸内環境下では豊富に作られるので、太りにくく痩せやすい体質を実現できるのです。
便秘の種類
便秘はお通じが出ない状態を指しますが、原因や状況のタイプ別に分類できますので、自分がどのタイプなのか、乳酸菌サプリが効く便秘なのか、確認してみましょう。
弛緩性便秘
弛緩性(しかんせい)便秘は、腸の動きが弱まって起こる病気です。
消化した食べ物が肛門から出すには、大腸の筋肉の伸び縮みによって移動させます。この大腸の伸び縮みのことを蠕動運動と言い、蠕動運動が弱まってしまって起こるのが、弛緩性便秘です。
工場のベルトコンベアーの働きは弱まっていて処理能力は低下しているのに、どんどん荷物は運びこまれてしまって溜まっていくイメージです。
運動が不足している人や、筋力が低下している高齢者、デスクワークで腸を刺激する動きをしない人に多く見られる便秘です。そして女性は、男性に比べて筋肉量が少ないことから、弛緩性便秘になる割合も高くなっています。
乳酸菌サプリで善玉菌を増やせば、善玉菌の出す有機酸が蠕動運動を活性化するので、便秘の解消につながります。
痙攣性便秘
痙攣性(けいれんせい)便秘は、蠕動運動が強すぎることで起こる便秘です。腸が痙攣して、スムーズに便を移動させることができなくなっている状態です。痙攣することで、ところどころ腸にくびれができ、便を押し出すことのできない形状になってしまいます。
主な原因は、疲れとストレスによるものです。仕事や家庭でストレスを抱えている人に多く見られます。難しいとは思いますが、自分なりに工夫してストレスを解消し、ストレスがたまらない考え方を身に着けることが重要です。
乳酸菌サプリで善玉菌を増やせば、乳酸菌はセロトニンやドーパミンなど、癒しと意欲に直結する神経物質の生産が盛んになります。
腸内細菌が心まで癒してくれるのは驚かれると思いますが、いつも朗らかで元気な人は、便秘知らずであることが多いです。乳酸菌サプリが癒しになる可能性もあると、心に留めておいてくださいね。
直腸性便秘
直腸性(ちょくちょうせい)便秘とは、便意を感じないことで、排便のタイミングを失って便秘になってしまう状態です。通常は、直腸(肛門の一歩手前の腸)に便が溜まると、便意をもよおしてトイレへ向かいます。
しかし、直腸からの信号に鈍感になって便意を感じられなくなってしまうことで、便秘になるのです。直腸性便秘の始まりは、便意を我慢する習慣がついて、だんだんとトイレに行きたいという感覚がなくなってくることによります。
朝トイレに行く時間がなかったり、仕事場のトイレで排便するのが恥ずかしく思ったりする方に多い便秘です。
対策としては、毎日決まった時間に、トイレで過ごす、ということが、習慣づけになります。その時、便意がなくても体は今出すべき時なんだ、と認識して出てきますので、待ってあげてください。
器質性便秘
病気が原因となってなる便秘のことを、器質性(きしつせい)便秘と言います。大腸の形に異常があって便が出づらくなっていたり、大腸に炎症や腫瘍ができて排泄能力が低下していることがあります。
様々な対策を講じても便秘が改善しなかった場合には、器質性便秘の可能性もありますから、病院を受診してください。
便秘薬って使い続けて良いの?
乳酸菌サプリで便秘体質を改善する場合、今使っている便秘薬(下剤)を使い続けても良いのか疑問に思われる方もいると思います。
乳酸菌サプリと便秘薬は併用OK
現在飲まれている便秘薬(下剤)があるのでしたら、乳酸菌サプリと一緒に飲んでも問題はありません。病院処方の便秘薬や整腸剤を利用している方は、かかりつけ医か薬剤師に相談してください。
便秘薬の服用回数と量を減らしていこう
ただ、乳酸菌サプリメントを飲みながら、今までと変わらずに便秘薬を飲まれては、せっかくの腸内環境改善の機会を失ってしまっています。便秘薬は、便秘が悪化した時だけ利用して、定期的に毎日利用するのは乳酸菌サプリだけにします。
サプリを飲みながら、少しずつ便秘薬の量と回数を減らしていくように頑張りましょう。腸の老廃物を絡めとって排泄する食物繊維を食事でしっかりと摂ることで、乳酸菌サプリの効果を更にアップすることができます。
食べ物から乳酸菌を摂取するには?
乳酸菌が豊富に含まれる食べ物 | |
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乳製品(動物性乳酸菌が豊富) | ヨーグルト チーズ バター |
発酵食品(植物性乳酸菌が豊富) | 味噌 ぬか漬け 塩麴 キムチ |
食べ物から乳酸菌を摂って、腸内改善をしたいと思っている方も多いと思いますのでご紹介します。
食品中の乳酸菌は死菌になる
乳製品には、動物性乳酸菌が豊富です。ただ、動物性乳酸菌は腸までの生存率が非常に低いので、せっかく食べた乳酸菌は死菌になってしまうのです。乳酸菌EC-12のように、死菌でも便秘解消に役立つのですが、1兆個という大量の数を送った時に限られます。
食べ物よりサプリが効率的
食品ではそこまで菌を入れられないので、サプリメントを使ったほうが効果は高いでしょう。植物性乳酸菌であれば、腸まで生き抜く力が強いですが、塩分の過剰摂取には気を付けてくださいね。
整腸剤を使って乳酸菌摂取はアリ?
新ビオフェルミンS | ザ・ガードコーワ整腸錠 | 強力わかもと |
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ビフィズス菌 フェカリス菌 アシドフィルス菌 |
乳酸菌 納豆菌 |
乳酸菌 |
乳酸菌サプリの他に、市販の整腸剤にも乳酸菌が含まれていて、目的は腸内環境の改善なので、同じ系統の製品であるように思います。
市販の整腸剤は1日当たりの価格が40円弱におさまるので、乳酸菌サプリよりもお手頃です。
しかし、菌の含有量は少なく、乳酸菌を生きたまま届けるために胃酸の酸を中和する制酸剤が使われているので、副作用の心配があります。
整腸剤にはこういった背景があるため、乳酸菌サプリで安心して善玉菌を届けてもらいたいのです。乳酸菌サプリメントの価格が高いのは、善玉菌の量の多さと、制酸剤を使わずに腸に届けるカプセル量だと思われます。
>>おすすめの乳酸菌サプリは、こちらでもご紹介しています
まとめ
便秘解消には、
- 乳酸菌サプリ
- 食物繊維サプリ
- 酵素サプリ
- 水素サプリ
- お茶タイプのサプリ
といった、様々な種類のサプリメントが発売されています。この中で、腸の善玉菌を増やして安定した腸内環境を作ることができるのは、乳酸菌サプリだけです。
乳酸菌サプリは、だいたい2週間をめどに、効果が表れてきます。毎日お通じの質が変わっていくのを楽しみにしていてください。朝からのスッキリ快調と、美容面、健康面の向上にもなりますから、体の変化も感じてください。