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粘液便の原因と対策をチェック!

投稿日:2017年9月4日 更新日:

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お通じの状態は体調によって変化します。いわば、健康のバロメーター的存在です。

ですから、腸の動きが弱まったり腸内環境が崩れたりすると、健康的な便を出せなくなる状況に陥り、下痢や便秘などのお通じトラブルが降りかかってきます。

粘液便も、お通じトラブルのうちのひとつです。便に、粘液のような粘りのあるものが付いてきたり、時に粘液だけが出てきたりします。色がついている場合があります。

粘液便には種類があり、原因によって深刻度が変わります。その粘液便、放っておいて良いものなのか、危険なものなのか。

お通じを安定させる対策方法と共にお伝えしていきます。

粘液便とは

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便と共に排泄される粘液の正体は、腸の粘膜から分泌されるたんぱく質の一種で、誰もが持っているもので、便が腸内をスムーズに移動するために必要なものです。

腸内の粘膜が適量分泌されることで便の腸内滞在時間が適切となり、腸内環境が整います。通常、粘液は腸に吸収されるため、私たちが気付いて違和感を持つほどの粘液は、腸が正常であれば見ることはありません。

ですから、粘液便が出てきたということは、大腸で何らかのトラブルが起きている、ということなんです。

例えば、大腸に傷が付いてしまうと、傷部分を保護しようと粘膜が多く分泌されます。大腸を傷つける原因としては、以下のようなものがあります。

大腸が傷つく原因
食べ過ぎ
大腸内視鏡検査の検査時
過剰なストレス
下痢や便秘
アレルギー症状
腸内環境の悪化
冷たいものの飲み過ぎ

他にも、粘液便の色や形状、頻度などで細かく分類されるので、詳しく見ていきましょう。

粘液便の種類は進行で分かれる

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粘液が透明または白い場合は、粘液そのものであり、大腸の傷で分泌が増えている証拠です。傷は時間をおけば治りますから、特に心配することはありません。

ただ、以下のような色をしている粘液便は、注意が必要です。

ピンク色の粘液便

ピンク色の粘液便の場合は、直腸が傷ついているケースが多いようです。直腸とは、大腸の、一番肛門に近い部分を指します。

便秘で便が硬くなると、排泄時に直腸に負担がかかり、傷がつきます。ここから、痔になる人がいるんですね。

大腸の傷が治れば、自然とピンク色の粘液便は出なくなりますが、また傷つけては繰り返してしまうことになります。

大腸を傷つけず自然なお通じを出せるよう、腸内環境を整えることが大切です。

緑色の粘液便

便に緑の粘液が絡まっていたら驚いてしまう人も多いと思いますが、こちらはそこまで心配のないものです。緑色の原因は、酸化した胆汁です。

小腸や大腸の働きが鈍くなって胆汁の再吸収が行われなくなると、緑に酸化してしまうことがあるのです。

お腹に負担のない食事を続ければ、数日でおさまるものです。ただ、腹痛や下痢を伴うのであれば、ブドウ球菌感染症の可能性も考えられます。

赤色の粘液便(粘血便)

赤い粘液の出る粘液便は注意してください。血液が混じっていると考えられ、粘血便とも呼ばれます。

大腸の粘膜が炎症を起こし、出血していることが考えられますので、医師の診断が必要になります。

粘液便の原因が病気の可能性も?

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ピンクや緑という異常な色でも、短い期間で出てこなくなる粘液便であれば、不安はあると思いますが心配はいりません。しかし長引く粘液便には、単なる大腸の傷ではなく病気がひそんでいることも考えられます。

粘血便が出る潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは、大腸の粘膜で起こる病気のことです。大腸粘膜が炎症起こし、びらんや腫瘍が現れてきます。20代や30代の、比較的若い年代が発症する病気です。

大腸の細胞粘膜が、慢性的に強くダメージを受けてしまうので、出血を伴う粘液を分泌します。それが、粘血便として出てくるのです。

難病にも指定されていますが、原因ははっきりとは分かっていません。ただ、体内で異常な抗体がうまれることで、大腸粘膜が攻撃されてしまうことが主な原因だとされます。

異常な抗体が生まれてしまう原因は一つだけではなく、食生活や遺伝、腸内フローラの変化など、様々あると言います。

粘血便は、潰瘍性大腸炎の初期の自覚症状の一つです。下痢や腹痛も同時に起きてきます。

更に症状が進むと、体重減少や発熱、貧血が起きることもあります

潰瘍性大腸炎は、この2つで分類することができます。

  • 再燃緩解型(さいねんかんかいがた):数か月から年単位で、症状が悪化したり良くなったりを繰り返す
  • 慢性持続型:長期間にわたって症状が続く

治療法は内服薬や注射が一般的です。炎症の原因となる白血球を、血液から取り除いてしまう方法というものがありますが、悪化していき日常生活もままならなくなってしまった場合には、大腸の摘出という大掛かりな外科手術になる可能性があります。

潰瘍性大腸炎は、初期治療が肝心です。お通じのトラブルで病院に行くのは抵抗がある人もいるとは思いますが、粘血便が続く場合には必ず検査をしてもらってください。

潰瘍性大腸炎については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>ビフィーナSは潰瘍性大腸炎に効果アリ?体験談や臨床データから考察してみた

下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は主にストレスが原因で、便秘や下痢、時に両方を繰り返すのが特徴の病気です。検査を行っても、大腸に異常が見つからないものです。

色はや透明であっても、粘液便が出続けたり、繰り返したりする場合には、過敏性腸症候群である可能性が考えられます。

気持ちがリラックスしている時にはお腹の調子が良く体重変化もない場合には、過敏性腸症候群を疑いましょう。日本人の1割が過敏性腸症候群だと言われ、ストレスに耐性の少ない若年層に多い病気です。男性は下痢、女性は便秘になる傾向があります。

過敏性腸症候群は命にかかわるものではありませんが、慢性的に大腸を傷つける下痢や便秘を繰り返すことになり、粘液便もずっと続くことになります。

お腹の調子が安定しないのも、粘液を見続けるのも嫌ですよね。

過敏性腸症候群の治療は、ストレスを和らげる努力をすることが大切です。そして、無理をせず専門医に相談し、症状を落ち着かせる努力をしていくことが望まれます。

食事改善で腸内環境を整えていくことでも、腸内細菌のバランスが良好になり、精神を安定させる物質を生産するようになるので、改善につながることが考えられます。

粘液便の対策とは

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粘液便が出たときは激しい運動をするのはやめ、お腹が痛いときは無理をせず、横になって休むようにしましょう。

そして粘液便は、大腸の乱れのサイン。腸内環境を整えることを始めましょう。

刺激が強いものはNG

辛い食べ物や、脂っこい刺激の強い食べ物は、大腸の傷を悪化させ、粘液便が長引く原因になります。粘液便が出た後は、おかゆなどの腸に優しい食べ物を食べるようにしてください。

また、水分も粘液として排泄されていますから、水分補給もしっかりしましょう。冷たすぎる飲み物もまた、刺激となりますので、常温がおすすめです。

根本的な粘液便の解消法は?

ただ、腸をこのように休めても、根本的な解消にはなりませんよね。また新たに便秘や下痢になれば、大腸が傷つき、粘液便の繰り返しになります。ですから、腸内フローラを徹底的に整えておくことをおすすめします。

腸内フローラを良好にしておくことで、腸は自然なお通じを出せるようになり、大腸の傷つきを免れることができます。

病気が原因の粘液便にも有効

粘血便の原因である潰瘍性大腸炎、粘液便を繰り返す過敏性腸症候群にも、腸内フローラを整えておくことは有効です。

腸内フローラを整えておけば、免疫の正常化につながり、免疫の過剰反応で自分を攻撃している潰瘍性大腸炎の症状軽減につながるという報告があります。腸内環境を整える旨は、潰瘍性大腸炎の治療方針にも掲げられています。

そして、腸内環境を整えることでストレスが軽減することが分かっていますので、過敏性腸症候群にも有効です。

腸内フローラを整える方法

腸内環境を整えるには、腸で働く善玉菌を、積極的に食べることが大切です。腸の善玉菌が増えると悪玉菌が便を腐敗させて作り出していたガスや有害物質の量が抑えられるので、腸は正常に近づき、健康的なお通じを作ることができます。

善玉菌は、ヨーグルトや漬け物などの発酵食品内に存在していますが、胃酸や胆汁などの消化液で死滅してしまう弱い菌です。

ですから、乳酸菌サプリを使って、善玉菌を増やすことをおすすめします。

おすすめ乳酸菌サプリメント

乳酸菌サプリは、2つの「できる」

  • 善玉菌が腸まで届くことができる
  • 腸の善玉菌を増やすことができる

をクリアしている乳酸菌サプリを選びましょう。

善玉菌として腸に定着し、悪玉菌を減らす活動ができるのは、生きている菌だけです。しっかり腸まで届くことができてこそ、効果が発揮できます。

そして、臨床実験などを行っている商品もありますから、腸の善玉菌を増やしたという実績のある菌がおすすめです。

おすすめは、ヘルスエイド・ビフィーナSと、森永ビヒダスBB536です。この2つの乳酸菌サプリには、同じ善玉菌「ビフィズス菌ロンガム種BB536」が使用されています。

ビフィズス菌は、大腸で働く善玉菌です。ビフィズス菌BB536を2週間摂取したことにより、腸の善玉菌は増加し、お通じの質・量ともに改善されたことが分かっています。

どちらも胃酸では死滅せず腸で活動できるように設計された耐酸性のカプセルを使用していますので、善玉菌のロスなく、腸内環境を整えることができます。

ヘルスエイド・ビフィーナS 森永ビヒダスBB536
ビフィズス菌ロンガム種BB536

アシドフィルス菌

ガセリ菌

オリゴ糖

ビフィズス菌ロンガム種BB536
1ヶ月分30包入り2,980円 1ヶ月分60カプセル入り3,305円
99円/日 110円/日

ヘルスエイド・ビフィーナSには、善玉菌の栄養源となって、善玉菌の活性を促すオリゴ糖も配合されています。

オリゴ糖は、大腸まで届く難消化性オリゴ糖と、消化されて大腸まで届くことはない消化性のオリゴ糖の2種類があります。難消化性オリゴ糖には、以下の種類があり、ビフィーナSにはラフィノースオリゴ糖が含まれています。

難消化性オリゴ糖
ラフィノースオリゴ糖 フラクトオリゴ糖 キシロオリゴ糖
ガラクトオリゴ糖 乳果オリゴ糖 大豆オリゴ糖

ラフィノースオリゴ糖は善玉菌のエサにもなりますが、水分を保つ性質もあるので、腸の水分不足による便秘に効果があります。

善玉菌自体の効果と、オリゴ糖の効果を一度に獲得できるビフィーナSは、乳酸菌サプリメントにおいて売り上げ第一の人気商品です。

口から入れる善玉菌は、その人の腸の状態や腸内細菌によって、効果が出るものと、効果が実感できない場合に分けられます。

しかし、乳酸菌サプリは薬ではなくサプリメントであり、食品の一つです。副作用の心配がほとんどなく、自分との相性をためすことができますので、おすすめです。

粘液便が継続して出てしまう場合には、早めに摂取をはじめ、傷つけることなく始められたらいいですね。

 

他の粘液便が出る理由

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病気や大腸のトラブルの他にも、粘液便が出てくることもあります。以下のような原因が考えられますから、ご自身に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。

バリウム検査

胃の検査などでバリウムを飲むことがあると思いますが、バリウムは飲んでから3日ほどかけて体外に排泄されるものです。

便に混じって、ドロリとした白い塊が出てくることがありますが、正常な排泄反応なので心配はいりません。時に、グレーの便が出ることもあるそうです。

寄生虫によるもの

衛生管理の行き届いている現代でも、寄生虫の感染は報告されています。寄生虫は、食品をよく洗わなかったり、加熱が不十分であったりして感染することがあります。

便に糸のように細い白いものが入っていたら、回虫の可能性があります。白いゴマであれば、サナダムシの卵とも考えられます。

こういった寄生虫が腸で動き回ることで、腸の粘膜が傷つき、粘液便が続く可能性もあります。お通じを観察することは、気がひけるかもしれませんが、やはり健康のバロメーターですから、よく見ておくことが大切です。

気になる場合には、医療機関で検査してもらいましょう。

赤ちゃんの白い便

粘液便は、実は赤ちゃんにもよく見られる症状です。

生まれたばかりの赤ちゃんの腸内細菌は、100%近くが善玉菌という恵まれた環境です。赤ちゃんの粘液便は、赤ちゃんの成長と共に、腸内細菌のバランスが変化したことによるものですから、心配はいりません。

消化器官の発達がすすむと、ミルクのお腹での滞在時間が長くなり、水分の吸収が進み、ねばりがあるように見えてくることがあります。赤ちゃんの便自体に白い粒が混ざっている場合には、脱脂乳やカルシウムが原因です。

ただ、1歳を過ぎても粘液便が出続け、白い便が出る場合には、一度医師を受診されたほうが良いようです。

まとめ

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ペットが家族の一員となりつつある現代、犬の粘液便で飼い主さんが心配されるケースが多々あります。人間も犬も同じ哺乳類。大腸の傷や、腸内環境の乱れが、便で伝えてきます。

普段のお通じはスムーズなのに、抗生物質を飲み始めてから粘液便が出てきたという声もあります。抗生物質は細菌を殺す菌なので、腸内細菌も殺されてしまい、腸内環境が悪化してしまっていることが原因です。

腸内環境とお通じの安定なくして、粘液便ストップは難しいということが分かりますね。今回ご紹介したほかにも、腸を整える乳酸菌サプリもご紹介をしておきます。

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