食べ物・食生活

アルコールは腸内フローラを良くする?悪くする?

投稿日:2016年8月3日 更新日:

みなさん、お酒はお好きですか?お好きな方は、飲み過ぎてはいませんか?

「酒は百薬の長」といわれ、適量のアルコールは古来より健康によいとされています。でも、それも程度の問題。過度の飲酒は禁物です。

アルコールが体、特に腸内環境に対してどのように作用するのか、検証してみたいと思います。

アルコールは胃腸にどんな影響を与える?

お酒は食欲の増進につながり、少量であればプラスに作用します。しかし、飲み過ぎると体にダメージを与える「毒」に変わるやっかいな存在。

では、どのような形で影響をおよぼすのでしょうか。アルコールの「ワルサ」について考えてみましょう。

翌日の胃もたれはアルコールのせい?

アルコールは、粘膜を荒らします。
食道や胃壁を刺激し、傷つけ、ただれや出血が起こることもあります。飲んだ翌日に「おなかの調子が悪い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

胃もたれや胸焼けは、粘膜の障害が原因です。

アルコールは小腸までしっかり届く!

アルコールは胃ではあまり分解されず、小腸まで届きます。この小腸には、1gあたり1000万個以上の菌が棲み、腸内フローラを形成していますが、この腸内フローラも当然影響を受けます。

小腸には、乳酸菌などの善玉菌が多く存在しますので、せっかく整った良い腸内フローラが壊されてしまう可能性が高いわけですね。これは絶対もったいない!

下痢の原因は消化酵素がやられてしまうため

小腸の消化酵素がアルコールによって攻撃されると、その働きが鈍くなり下痢を起こすことがあります。飲み会の翌日は、よくトイレに行くという方も多いのでは?

下痢が慢性化しては危険です。いいお通じが健康の基本ですよね。

水分や電解質が吸収されないことも「下し」を促す

アルコールによる下痢は、消化酵素だけが原因ではありません。水分や電解質であるミネラル(特にナトリウム)の吸収が阻害され、それが体外に排出されるために、おなかを壊しやすくなります。

大腸も影響を受けて免疫力が低下!

アルコールは小腸で吸収されるため、大腸まではほとんど届きません。
しかしながら、普段より多い水分が大腸に至り、それを処理できない状況が発生します。腸内環境は悪化し、善玉菌が思うように活躍できずに、免疫力が低下。消化器系だけでなく、ウイルスや菌への感染など、様々な病気を引き起こす原因になりかねません。

 

これらのことからわかるように、アルコールは胃腸に大きな負担をかけているわけですね。

では次に、アルコールが原因でかかりやすくなる病気を見ていきましょう。

 

アルコールでかかりやすい病気ってどんなものがあるの?

アルコールがおよぼす「ワルサ」は全身にわたります。
適量を超えるお酒が体に与える障害には、どんなものがあるのでしょうか。お酒好きな方は、この機会に適量についてよ~く考えてみましょう。健康な体あってこそ、今日も一杯やれる。元気でいてこそ楽しい人生ですよね。

絶対避けたい高血圧と糖尿病!

高血圧は心臓や脳など、深刻な病気につながる症状です。
まずアルコールは血圧を上げるので、普段から血圧の数値にはもっとも気をつけていたいですね。またお酒で血糖値も上がります。血糖値の上昇が慢性化すると、糖尿病も心配です。

食事制限、したくないですよね!? 食べたいものが食べられる体を保ちましょう。

やっぱり肝機能障害が気になる!

アルコールの摂取でいちばん気にかかるのが、肝臓の病気です。

肝臓はいろいろな毒物を分解していますが、アルコールもそのひとつ。1日に処理できるのは男性で40g程度といわれています。その量を超えると肝臓に負担がかかり、肝機能が衰えて、肝硬変などの引き金となります。肝臓は「沈黙の臓器」。充分に注意しましょうね。

その貧血、アルコールが原因?

お酒を飲むと、ビタミンの吸収が妨げられます。その結果、貧血や末梢神経障害が引き起こされる可能性が…フラフラする、立ちくらみがある、手足がしびれるなどの症状は、もしかしたらアルコールによるものかもしれません。

おしっこ、近くはないですか?

アルコールを摂取すると、トイレに行く回数が増えるという経験はどなたにもあることでしょう。これは水分を多くとっているからではなく、腎臓の働きが低下し尿の量が増えるため。

慢性化してしまうと、腎炎を引き起こします。

おしりにも悪いんです!

お酒を飲むと、血流が阻害されやすくなります。「痔主」の方は悪化につながりますので充分なご注意を!さらに腸内環境悪化による下痢が伴うと、もっと最悪な状態に。

おしりのためにも、適量飲酒を心掛けたいものです。

依存症になったら、もう飲めません!

多量の飲酒が常態化して、アルコール依存症になってしまったら、もう断酒するしかありません。正常な日常生活を送れなくなるからです。適度な飲酒量と言われる20gさえも飲めなくなります。

今日、そして明日、ストレスを除いてくれる一杯をやれるために。依存症になるような飲酒のしかたは絶対に避けましょう。

「リーキーガット症候群」って知っていますか?

リーキーガット症候群とは、消化器(ガット)に穴があき、漏れている(リーキー)状態を指す言葉です。腸の粘膜が薄くなり、本来は入らないはずのバクテリアやウイルス、たんぱく質、毒素などが体内に侵入してくる症状。人体最大の免疫器官である腸が攻撃され、体の防衛機能が脆弱になって、様々な弊害を招くことに…

原因のひとつがアルコール。症状と対策を次にまとめてみます。

 

意外と多いらしいリーキーガット症候群─自覚はある?

リーキーガット症候群(LGS)になると、免疫不全による食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、更年期障害、喘息、関節炎、リウマチ、肝機能障害頭痛、便秘・下痢、不眠など多岐にわたる症状があらわれます。

軽度を含めLGSである自覚がない人が多いとされていますが、あなたは大丈夫ですか?

食生活を見直して腸を元気にしよう!

LGSを解消するには、アルコールを控え、腸内環境を整えることが重要。それには食生活の乱れを見直し、乳酸菌など善玉菌を多く含む食事を心掛けましょう。βカロテン、ビタミンB、ビタミンC、オメガ3オイルも有用だといわれています。

 

毎日お酒を飲みながら、腸内フローラを良好に保つ方法とは?

お酒を「百薬の長」として楽しみながら、腸内フローラも良好に維持していく方法をここで確認してみましょう。ポイントは2つです!

「百薬の長」になるお酒の量

厚生労働省は健康日本21で、「節度ある適度な飲酒」として、「1日平均20g程度」と打ち出しています。なおこれは飲酒習慣のない人に推奨するものではなく、また女性や代謝能力の低い人に対しては「これより少ない量が適当」としています。

男性で20g程度の飲酒は、まったく飲まない人よりもむしろ死亡率が低いというデータもあります。

アルコール20gとは、

  • ビール(5度)─500ml(中ビン1本)
  • 日本酒(15度)─163ml(1合弱)
  • ワイン(12度)─200ml(グラス1杯半)
  • 焼酎(25度)─100ml(半合強)
  • ウイスキー・ブランデー(43度)─60ml(ダブル1杯)

の量に相当します。意外と少ないですが、会食など特別の日以外は、これくらいでとどめておくのがいいのでしょうね。健康であってこそ毎日飲めるのです。

食べ物もしっかり摂ることが重要です!

アルコールだけを摂取すると、胃や腸のただれが悪化します。ところが、たんぱく質を摂るとアルコールの吸収が遅くなり、消化器を労ることができます。

また、ぬか漬けやキムチ、味噌、チーズ、塩麹などの発酵食品は、腸内フローラに善玉菌を届けるので、腸内環境を整えるのに役立ちます。善玉菌のエサとなる野菜の食物繊維も有用。

つまり、お酒を飲むときは『しっかり食べること』を意識するようにしましょう。例えばクリームチーズに酒盗をのせたり、野菜を塩麹に漬けたり…。今日のおつまみ、何にしようかなと考えるのもお酒をより楽しいものにできますね。

 

まとめ

生存率が上がることからみて、少量の飲酒は腸内フローラにもよい影響を与えていると考えられます。ただし、やはり飲み過ぎは禁物。腸内環境は荒れるばかりです。

ちゃんぽんや、強いお酒のストレートは控えて、ストレス解消程度のゆったり飲酒を日々楽しみたいものですね!


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