ヨーグルト・ヤクルト

ナチュレ恵の成分解剖。腸内フローラ改善には

投稿日:2016年8月4日 更新日:

雪印メグミルクから発売されているナチュレ恵は、乳酸菌ガセリ菌SP株が配合されていることでも知られています。

良い評判も多く耳にはしますが、ナチュレ恵は腸内フローラ改善にもお勧めできるヨーグルトなのか、成分や腸内フローラへの効果などについてチェックしてみましたので、ご紹介いていきます。

ナチュレ恵の成分は何が入ってる?

ヨーグルトの健康効果は以前から認められていますね。ナチュレ恵にはどんな成分が入っているのか、どんな点がほかのヨーグルトと異なるのか一つずつ見ていきましょう。

使用菌種 ガセリ菌SP株・ビフィズス菌SP株
エネルギー 63kcal
たんぱく質 3.6g
脂質 3.1g
炭水化物 5.2g
ナトリウム 45mg
カルシウム 110mg
ガラクトオリゴ糖 0.5g

(参照元:雪印メグミルク/100g当たり)

成分表を見ると、使用菌種以外ではほかのヨーグルトと違うのはガラクトオリゴ糖が加えられていることくらいでしょうか。

やはりこれらの菌に何か大きな特徴があるのでしょうか。それでは、使用菌種についてさらに詳しくいていきたいと思います。

ガセリ菌SP株・ビフィズス菌SP株って何?

ナチュレ恵に使用されているのはガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株。ビフィズス菌はヨーグルトに含まれている成分としてはよく知られていますが、ガセリ菌SP株とは一体どんな菌種なのでしょうか。

《ガセリ菌SP株》

雪印メグミルクが独自に開発したプロバイオティクス乳酸菌で、日本人由来の乳酸菌から選んだ菌株です。SPとはSnow Probiotics(スノー プロバイオティクス)の略のこと、「雪印の善玉菌だよ~」ということですね。

ガセリ菌SP株を食べると、胃で消化されることなく生きたままの状態で腸にまで届けることができ、腸内に最大90日も定着するのだそうです。

《ビフィズス菌SP株》

ガセリ菌SP株と同様、雪印メグミルクが独自に開発したビフィズス菌です。ビフィズス菌は大腸に棲んでいる善玉菌の大半を占め、腸内で重要な役割をしている菌です。

ビフィズス菌SP株は数ある善玉菌の中でも、ヒト由来の菌なので、ヒトの腸にも馴染みやすいわけです。ビフィズス菌SP株もすぐに排出されることなく、大腸に留まることが分かっています。

ガセリ菌SP株は約2カ月も腸に留まり、ビフィズス菌SP株も長く大腸に留まる性質があると分かりました。善玉菌は生きたまま腸に届いても、ほとんどの場合は便と一緒に排出されるですが、この2つの善玉菌が長くとどまってくれるので心強いですね!

ナチュレ恵に含まれているガラクトオリゴ糖って?

ナチュレ恵にはガラクトオリゴ糖が含まれているのが、成分表からわかります。実はこのガラクトオリゴ糖、ビフィズス菌SP株の餌なのだとか。

ビフィズス菌SP株が腸に到達した時に活発に活動できるように、餌となるガラクトオリゴ糖を一緒に入れているのだそうです。

ビフィズス菌SP株がガラクトオリゴ糖を食べることで活動力が上がり、乳酸や酢酸といった酸性物質を作ります。作り出された酸は腸を刺激して蠕動運動が良くなり、排便を促進させるので便秘解消につながります。

また、腸内が弱酸性になるので、酸性が苦手な悪玉菌は活動が弱くなり、数も減り、善玉菌が活動しやすくなるという効果もあります。

成分やその働きがわかったところで、どのような効果を実際期待できるのかを次の項目で掘り下げていきます。

ナチュレ恵を食べると得られる効果や効能とは?

日本人のお腹と相性の良いガセリ菌SP株や、善玉菌の代表格ともいえるヒト由来のビフィズス菌SP株、そしてその餌となるガラクトオリゴ糖など、腸が元気になる成分が多く含まれているナチュレ恵ですね。

具体的にどんな効果や効能が期待できるのかをご紹介しましょう。

なぜ2つの菌を使っているのか

ガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株はそれぞれ腸内での働く役目が異なります。

腸内フローラは小腸の終わりから大腸に存在するのですが、雪印はこの両方の腸の働きに着目しました。それぞれの腸に働きかけることで腸内フローラをより効果的に改善しよう…つまり、小腸の働きを良くして、大腸の機能をアップさせようとしたのです。

小腸には免疫細胞の大半が集中していますから、そこに長くガゼリ菌がとどまってくれると、免疫細胞の働きを活発にしてくれます。これが免疫力向上につながるのですね。

またガセリ菌SP株は、整腸作用、内臓脂肪やコレステロールの低下に効果のあることがわかっています。

一方のビフィズス菌SP株は大腸で働く菌。こちらも腸内滞在時間が長く、大腸の環境を整えると同時に悪玉菌クロストリジウムを減らしたり、腸内に侵入定着型の大腸菌や、病原性大腸菌(O-157など)にも効果を発揮してくれます。

二つの菌の力で腸を守る、これがナチュレ恵の特質なのですね。

整腸作用が抜群

ナチュレ恵には日本人の腸から発見された乳酸菌ガセリ菌SP株が使用されいるとお話ししました。ガゼリ菌は生きたままで腸まで届き、しかも長い間腸にとどまるため、整腸作用も高いことが世界的レベルで認められています。

前述のように、もちろんもう一つのビフィズス菌SP株が大腸でしっかり働きます。

雪印メグミルクの社員8名に1000億個のガセリ菌SP株を1日1回、7日間にわたり摂取してもらい便の検査を行ったところ、摂取後90日経っても4名の便からガセリ菌SP株が検出されたそうです。

それだけでなく、排泄物の色やにおいにも変化があり、健康的な便になったことが認められました。(出典:雪印メグミルク公式HP内『これからは「ガセリ菌SP株」』より)

動脈硬化予防

ナチュレ恵に期待されているのは整腸作用だけではありません。ガセリ菌SP株はなんとコレステロールを抑える効果があり、その結果動脈硬化予防につながることが分かっています。

血液中のコレステロール値が高めの方(210mg/100ml以上)16名にガセリ菌SP株の入ったヨーグルトを毎日200g摂取してもらい、11週間に渡る血中総コレステロール血を測定しました。

すると、8週間目くらいからコレステロール値が下がり始め、11週目には平均で200mg/100mlにまで下がったのだそうです。このことから、ガセリ菌SP株にはコレステロールを低下させる効果があることも分かりました。

(出典:『境界域及び軽度高コレステロール血症に対しLactobacillus gasseri(ガセリ菌SP株)を含有する発酵乳は血清コレステロールを低下させる。プラセボと非摂取を比較対象とした2用量の4群並行群間比較試験結果』より)

内臓脂肪が減少

お腹周りが膨らんでくる内臓脂肪ですが、ガセリ菌SP株はこの内臓脂肪を減らす効果があることも実証されています。

ある実験でBMI値25以上の成人男女101名を2つのグループに分け、ガセリ菌SP株を含んだヨーグルトとそうでないヨーグルトをそれぞれ1日1個(100g)、12週間にわたって食べてもらったそうです。

すると、ガセリ菌SP株を食べていたグループのお腹の内臓脂肪面積が6㎠も減ったという実験結果が。その他にも体重が減ったりウエスト、ヒップ、皮下脂肪面積なども減少しました。

(出典元:『プロバイオティクス Lactobacillus gasseriSBT2055(ガセリ菌SP株)を含有する発酵乳の摂取により肥満者の内臓脂肪低減効果の検証』より)

ナチュレ恵が腸内フローラにどう働く?

腸内フローラとは、私たちの腸内にいる約200種類、100兆匹以上の細菌叢のことを言います。簡単に言えば、腸内環境のことだと思って良いでしょう。

ナチュレ恵を食べることで、腸内フローラはどう変化していくのでしょうか?

ガセリ菌SP株は小腸に留まって健康な体つくりに貢献

ナチュレ恵に入っているガセリ菌SP株は主に小腸に存在しています。小腸は食べ物を消化して栄養を吸収する場所になり、代謝や免疫にも関わる大切な器官です。ガセリ菌SP株が小腸に留まって腸内環境が改善して健康な体につながります。

ビフィズス菌SP株が大腸で増えて便秘解消に貢献

ビフィズス菌SP株は大腸で働く乳酸菌です。大腸ではミネラル分や水分を吸収し、便を作り出す役割を持っています。ビフィズス菌SP株が大腸で増えて便秘解消につながるのです。

腸内フローラ改善に効果的な食べ方とは

ナチュレ恵が腸内フローラに素晴らしい影響をもたらすことはすでにご紹介したとおり。では、その効果を最大限に得るための食べ方はあるのでしょうか?

調べてみると、効果的な食べ方があったんです。

動脈硬化予防を期待するなら

コレステロールを抑えて動脈硬化を予防したいと考えているなら、1日に200gを摂取するのがおススメです。

研究では1日に200gを朝に食べてもらい、その生活を11週間続けたことでコレステロール値が200mg/100mlにまで低下したという研究結果が出ています。

内臓脂肪が気になる方はガセリ菌SP株が10億個入っているヨーグルトが良い

ナチュレ恵シリーズの一つに「ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」という種類があります。

このヨーグルトには100gあたりガセリ菌SP株が10億個入っているという優れもの。内臓脂肪減少の研究の際に、このヨーグルト100gを12週間にわたって摂取したことで内臓脂肪が減少したことが確認されています。

まとめ

ナチュレ恵に含まれているガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株はそれぞれ小腸と大腸で働き、腸内フローラの環境が改善されて理想的なバランスに整えてくれます。

その結果、ガセリ菌SP株の効果で免疫力が上がって健康に繋がる、代謝がアップして内臓脂肪が減るなどのダイエット効果も期待できます。他にも、ビフィズス菌SP株の効果で大腸の蠕動運動が促進され、おなかのスッキリ効果もあります。

他のヨーグルトとの比較については、こちらを参考になさってください。
>>ヨーグルトで腸内フローラや体質改善を目指している方へ

 

>>朝食bifixのパワー考察。腸内フローラはどうなる?


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