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LG21ヨーグルトは腸内フローラを良くしてくれるのか

投稿日:2016年8月4日 更新日:

今やすっかり世間一般に名前の定着した感のある「LG21ヨーグルト」です。一般的なヨーグルトより値段はちょっとお高めですが、抗ピロリ菌効果が期待できるとあって人気を呼んでいます。

でも、せっかくヨーグルトを食べるのであれば、胃だけではなく腸内フローラの改善にも働いてもらいたいもの。そこで、LG21乳酸菌とはそもそもどんなものなのか、そしてLG21乳酸菌と腸の関係について調べてみました。

LG21乳酸菌はなぜ、こんなに注目されることになったのか

乳酸菌って、たくさんの種類がありますね。ヨーグルトとして食品化されているものだけでも、アルファベットや数字がつけられ、正直「これは何の意味なの?」と、戸惑ってしまいます。

健康力を高めるためには、消費者もお勉強が必要なんですね!

LG21乳酸菌も、無数にある乳酸菌のひとつです。ではなぜこの菌にスポットライトが当たり、私たちの健康に恩恵をもたらすようになったのでしょうか。

LG21乳酸菌は「開発型」で世に出た?

偶然発見された物質から、ある特殊な効果が見いだされ、製品化されることがあります。たとえばペニシリン。青カビの中の抗生物質がブドウ球菌を駆逐することが、シャーレ上で偶然確認されて誕生しました。

しかしLG21乳酸菌は、最初からある目的で何年もかけて探し出され、製品化されたものです。その意味では、「発見型」よりむしろ「開発型」であるといえるでしょう。

LG21乳酸菌を探し出した「目的」って何なの?

その目的は、ズバリ「ピロリ菌対策」です。1993年、東海大学医学部の古賀泰裕教授らが乳酸菌に抗ピロリ菌作用があることを確認。

1997年に東海大学、わかもと製薬、明治乳業による共同研究がスタートしました。そして1999年、明治乳業が保有する膨大な種類の乳酸菌の中から、ピロリ菌対策にもっとも効果的であるLG21乳酸菌を特定したのです。

どんな成功もそうだと思いますが、研究者たちの熱い思いと地道な努力が、LG21乳酸菌を世に送り出したのですね。

LG21乳酸菌、その素顔に迫る!

LG21乳酸菌は、ラクトバチルス属に分類され、ビフィズス菌(ビフィドバクテリウム属の菌の総称)等とは属性が異なります。

さて、LG21乳酸菌について、ピロリ菌対策に強力な効果のあることは分かっていても、基本的にどんな菌なのかわからない方が多いのではないでしょうか。ここでLG21乳酸菌の特性を見てみましょう。

乳酸菌の中でも優等生的な存在!

実は、LG21乳酸菌は、私たちの体にとって、とても心強い味方。なぜなら、こんなに素晴らしい、特別な機能を備えているからなんです!

  • 胃酸に強い
    LG21乳酸菌には耐酸性があり、胃酸に負けません。
  • 胃の中に留まる
    胃の粘膜への接着力が強く、胃の中に長く居つづけます。
  • 低栄養で増殖する
    栄養が少ない環境の中でも増えることができます。
  • 乳酸を生産する
    殺菌力の高い「乳酸」をつくりだします。

一般に乳酸菌は酸に弱いとされますが、LG21乳酸菌はその固定観念とは反対の性質を持っていることをぜひ知っておきましょう。

乳酸菌はもともと、安全で健康増進に良い菌ですが、その中でも特に秀でていますよね。まるでクラスに1か2人いた、エリート優等生クンのような菌なのです。

どんな働きがあるの? なぜ「ヨーグルト」になったのか?

前項でLG21乳酸菌の特徴についてみてきました。では具体的に私たちの体にどんな恩恵を授けてくれるのかを検証してみましょう。

基本的実力 ─ 「プロバイオティクス」で腸に力をつける!

プロバイオティクスとは、「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」と定義されています(Fuller 1989)。LG21乳酸菌は善玉菌ですから、当然、プロバイオティクスの一員です。

プロバイオティクスがもたらす有用性としては、腸内環境改善、便秘や下痢の改善、免疫機能の向上などが挙げられます。腸は人体最大の免疫器官。ぜひとも鍛えて、いつも元気でいたいですね!

特化した実力 ─ 副作用なくピロリ菌を減少させる!

わが国では、50歳以上の7割が感染しているといわれるピロリ菌。胃潰瘍や胃がんを招く「悪者」としてよく知られるようになりました。すごく怖い菌ですよね。

抗生物質での除去が一般的ですが、他の菌まで無差別に攻撃しますので、腸内環境が乱れ、下痢などの副作用が発生する心配が…。

それに対してLG21乳酸菌は、他の菌ではなくピロリ菌をめがけて攻撃します。胃酸に強いピロリ菌も、LG21乳酸菌が生産する乳酸には弱く、たじたじです。

データが示すLG21乳酸菌の実力に注目!

前出の東海大学医学部・古賀教授らが、ピロリ菌感染者31人にLG21乳酸菌入りヨーグルトを投与したところ、2ヵ月で8割の感染者にピロリ菌の減少がみられたそうです。

また、同医学部・高木敦司教授らの実験では、薬剤とLG21乳酸菌入りヨーグルトを併用すると、薬剤だけの場合より効果が高い傾向にあることが確認されました。

なぜLG21乳酸菌はヨーグルトになったのか?

現在、LG21乳酸菌が入っていると明記されているのは、食品ではヨーグルトだけです。ではなぜ・・・《ヨーグルト》なのでしょうか。

実は、ヨーグルトの中に入れると、LG21乳酸菌は活性が低下しないのです。活力を保ったLG21乳酸菌は胃の上皮細胞にぴったりとくっつき、長く居つづけて、効率的にピロリ菌を攻撃します。

ヨーグルトは私たちにとってすごく身近な存在。毎日食べてもまったく不自然ではなく、習慣化しやすいですよね。

LG21乳酸菌と腸内フローラ─その強い絆とは?

乳酸菌のひとつであるLG21乳酸菌は、もともと善玉菌であるため、それだけで腸内フローラによい影響を与えることは容易に理解できます。

しかし、この菌は他の乳酸菌よりさらに効果が期待できる、頼もしい味方なんですよ。理由は、LG21乳酸菌の特徴の項で紹介した素晴らしい「特別な機能」にあります。

生きて腸まで届くことが最大の強み!

いくら腸内フローラを整えてくれる善玉菌を口から体内に入れても、胃酸でやられてしまっては、生菌が腸まで届きません。

乳酸菌は、死菌でさえも善玉菌のエサになるので有用という見方もありますが、やはり生きて届くならそれに越したことはありませんね。

またLG21乳酸菌には耐酸性があり、胃に長く留まったあと、生きたまま腸へ。善玉菌として良好な腸内フローラを形成します。

燃費が良くて、足回りもいいハイブリッドカーみたい!

LG21乳酸菌は、低栄養の状態でも、愚痴ひとつこぼさずせっせと増殖して働きます。

車に例えるなら、軽自動車やハイブリッドカーのような燃費の良さ。スポーツカーのようなスピードは出せないものの、胃から腸へかけてのケアを見ると、足回りの良さはなかなか優れていますね。私たちの腸内で、どんどん働いてください!

LG21乳酸菌ヨーグルトで、良い腸内フローラをつくる食べ方は?

これまで、LG21乳酸菌が持つ有用性を検証してきました。では、どんな風に食べたらLG21乳酸菌の力を最大限に私たちのために引き出せるのでしょうか?

まずは、あなたはLG21乳酸菌が必要かどうかから考えてみましょう

井戸水を飲んだ、川で泳いだ、子どもの頃に保護者から口移しで食べ物をもらったなどの経験がある方は特に注意が必要です。

便秘や下痢は、腸内フローラが乱れ、悪玉菌が優勢になっている証拠です。

免疫細胞が集中する腸内環境が整っていないと、免疫機能は低下する一方です。風邪をひきやすいなどの自覚はありませんか?また加齢によっても弱まるので、その予防としても◎です。

免疫力が高まれば、花粉症などアレルギー症状の改善、動脈硬化の予防効果も期待できます。

食べ方1:腸内フローラを良くしたいあなたへ

:いつ摂るのが効果的?

朝・昼・夜、いつ食べても基本的にLG21乳酸菌の働きは変わりません。大切なのは、自分が一日のうちでいつ食べるかを決めてしまうことです。

それは「毎日摂る習慣」が何より大切だから。一日おきでは、せっかく減った悪玉菌が力を吹き返してしまいます。

:食前と食後ではどちらがいい?

一般的にヨーグルトは、食後に摂るのが効果的とされています。理由は、食前の空腹時は胃酸が強く、せっかくの乳酸菌がやられてしまうため。しかしLG21乳酸菌は胃酸に負けない菌ですので、食前に食べたい方にもぴったりですね。

食べ方2:ピロリ菌が心配、効率的に減らしたい

:1日2回、食前あるいは食間に!

前出の「LG21乳酸菌入りヨーグルトでピロリ菌が減少した」というデータが得られた試験では、それぞれが1日2回(1回90g)摂ったそうです。

ピロリ菌が気になる方は、ぜひこの量を参考にしてください。また、LG21乳酸菌をピロリ菌に直接触れさせるためには、胃に食べ物がない食前や食間(食事から次の食事までの間)の方がより効果的でしょう。

ピロリ菌が勢力を戻さないためには、やはり日を空けずに毎日摂取することが重要です。

まとめ

結論は、「LG21乳酸菌ヨーグルトは、腸内フローラの改善にものすごく有用!」です。これを抗ピロリ菌効果を求める人たち専用にしておくのは実にもったいない。腸を大切にしたいあなたも私も、どんどん取り入れていきましょう!

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